「Make Lemonade」はギターボーカルだったSally#Cinnamonがギターをベースに持ち替えて初めて制作したアルバム。既発シングルのアルバムバージョンを含む全10曲が収録されている。また昨年からライブメンバーに加わったSam Pomanti(Key)がキーボードの演奏とアレンジで参加した。
なおアルバムは9月15日にスタートする中国ツアーに合わせてアナログ盤の発売も予定されている。さらにアルバムのリリースに合わせて収録曲「歓喜の歌」のリリックビデオがYouTubeで公開された。
Heavenstamp - 歓喜の歌
Heavenstamp コメント
Sally#Cinnamon(Vo, B)
アルバムタイトルの"Make Lemonade"は、
"When life gives you lemons, make lemonade."
「人生があなたにレモンを与えるなら、それでレモネードを作りなさい」
ということわざからの引用です。
もし困難や辛いこと、悲しいことがあっても、工夫次第で乗り切ってチャンスに変えることができる、という意味だそうです。
世界中の誰にとっても大きな困難であったコロナ禍を経て、ライブ活動にも様々な制限が生まれる中、「もっと自由に、もっと軽やかにHeavenstampの音楽を表現するために何ができるだろう」と考え、メンバーのTomoyaやサポートしてくれるスタッフの方々にも助言をもらいながら辿り着いた「ギターボーカルからベースボーカルへの転向」も、バンドにとっては大きな転機のひとつとなりました。
私とTomoyaの2人+ラップトップでどこでも身軽にライブができますし、今作では鍵盤アレンジ・演奏で参加してくれているライブサポートメンバーのキーボーディスト、Sam Pomantiさんをはじめ、私がベースを弾くHeavenstampのことも気に入ってくれる仲間も増えました。
派手なプレイはまだあまり出来ませんが、今ではベースを弾きながら歌うことが本当に楽しく、やってよかった!と心から思っています。
人生は理不尽や困難の連続だということは、この世で生きる私たちには痛いほど身に染みている事実だと思います。
だからこそ、音楽があって良かった。
「よし、じゃあどうにかしてレモネード作ろう!」という気持ちの原動力になるから。
この"Make Lemonade"というアルバムが、聴いてくれる方にとってレモネード作りに必要なお砂糖のような作品になることを願って、大切に作りました。
Tomoya.S(G)
今作の過去アルバムとの大きな違いは、やはりボーカルのサリーが楽器をギターからベースに持ち替えたことです。
ツインギターではない為、曲作りの段階から変化があったと思います。
以前より間が大事になる楽曲が増えたかな、と自分では思っています。
それに鍵盤プレイヤーのサムさんが加わり表現の幅も広がりました。
ドラムスは全曲打ち込みで制作していますが、「自分がもし自在に叩けるなら」というつもりでプレイや音色を選んで打ち込んでいます。
作詞は基本はサリー、時々共作や僕も。
どの歌詞も気に入っています。
約3年かけて完成したこのアルバムがリスナーの皆さんに長く愛されたらこの上ない喜びです。
Heavenstamp「Make Lemonade」収録曲
01. 幻だった
02. 歓喜の歌
03. Lovely Time
04. 夜ノマニマニ - Make Lemonade Version
05. トライアングル - Make Lemonade Version
06. Iris - Make Lemonade Version
07. Boardwalk
08. No, Thank U
09. アネスシージア - Make Lemonade Version
10. イースターエッグ - Make Lemonade Version
Heavenstamp 中国ツアー2024
2024年9月15日(日)広州 SD LIVEHOUSE
2024年9月16日(月)佛山「RIVER MAP INDOOR MUSIC FESTIVAL」
2024年9月17日(火)深圳 BO LIVE
2024年9月19日(木)南京 1701LIVEHOUSE
2024年9月20日(金)上海 育音堂音楽公園
Ishit Omprakash @Omprakashindia5
@natalie_mu 転向し初のアルバムをリリース(コメントあり / 動画あり