never young beach、春の野音を盛り上げた10周年ワンマン

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never young beachが、4月13日に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でワンマンライブ「never young beach show at 日比谷野外大音楽堂 -10th Anniversary-」を開催した。2014年春に結成し、今年で10周年を迎えるnever young beach。バンドの記念すべき周年を祝うべく、会場には多くのファンが詰めかけ、チケットはソールドアウトを記録した。

never young beach(Photo by Asami Nobuoka)

never young beach(Photo by Asami Nobuoka)

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初の野音ワンマン幕開け

「never young beach show at 日比谷野外大音楽堂 -10th Anniversary-」の様子。(Photo by Asami Nobuoka)

「never young beach show at 日比谷野外大音楽堂 -10th Anniversary-」の様子。(Photo by Asami Nobuoka)[拡大]

「never young beach show at 日比谷野外大音楽堂 -10th Anniversary-」の様子。(Photo by Asami Nobuoka)

「never young beach show at 日比谷野外大音楽堂 -10th Anniversary-」の様子。(Photo by Asami Nobuoka)[拡大]

ワンマンライブはもとより、イベントへの参加等も含め、ネバヤンが野音のステージに立つのは意外にも今回が初。会場の後方3カ所に提灯やぐらが設置され、いやがおうにも祝祭ムードが高まる。The Beatles「Ask Me Why」が流れる中、そろいの法被を身にまとったメンバーがステージに登場。結成10周年に合わせて背中には「祝」の文字が染め抜かれている。サポートメンバーは岡田拓郎(G)、下中洋介(G / DYGL)、香田悠真(Key)。昨今のネバヤンのライブを絶妙なプレイで支えてきた盤石の布陣だ。オープニングナンバーは「気持ちいい風が吹いたんです」。バンドが繰り出す軽快なサウンドとともに、安部勇磨(Vo, G)の歌声が野音をさわやかに吹き抜けていった。2曲目は陽気な「らりらりらん」。「みんなで歌って踊りましょう!」という安部の呼びかけに観客たちも笑顔で応える。

ミドルチューン「哀しいことばかり」をじっくり届けると、ネバヤンは「Motel」「Hey Hey My My」「fam fam」といったアップチューンを演奏。野外会場というシチュエーションとも相まって、開放的なムードの中、観客たちはドリンクを片手に心地よさそうに体を揺らしたり、一緒に歌詞を口ずさむなどして思い思いに楽曲を楽しんでいた。カントリー調の「毎日幸せさ」の曲中では、安部が客席のセンターに設置されたお立ち台に移動してパフォーマンス。安部はステージに戻る途中、観客たちとハイタッチを繰り返して興奮と喜びを共有した。

「never young beach show at 日比谷野外大音楽堂 -10th Anniversary-」の様子。(Photo by Asami Nobuoka)

「never young beach show at 日比谷野外大音楽堂 -10th Anniversary-」の様子。(Photo by Asami Nobuoka)[拡大]

岡田が奏でるペダルスティールギターが、レイドバックしたサウンドとマッチする「蓮が咲く」で会場は一旦チルアウト。中盤では「いつも雨」「風を吹かせて」といった、しっとりと落ち着いたナンバーが届けられ、夕暮れ時の野音をメロウに彩った。MCでは、メンバーが結成10周年を迎えた心境を述べていく。鈴木は「壮観です。おかげさまで10周年を迎えることができました」、巽は「皆さんがここに集まってくれるだけでうれしい」と観客に感謝の気持ちを伝え、安部は「10年間やってきて、やっと野音でライブができました」と感慨深そうに語った。

「never young beach show at 日比谷野外大音楽堂 -10th Anniversary-」の様子。(Photo by Asami Nobuoka)

「never young beach show at 日比谷野外大音楽堂 -10th Anniversary-」の様子。(Photo by Asami Nobuoka)[拡大]

「恥ずかしいとか言ってる暇はないので、今をつかみ取るという、そんな気持ちでライブを一緒に作っていきましょう!」という安部の力強い言葉でステージが再開。ライブ定番曲「どうでもいいけど」「あまり行かない喫茶店で」では、岡田と下中による奔放かつエネルギッシュなギタープレイがさらなる爆発力を楽曲にもたらし、観客をめくるめく興奮の渦に巻き込んでいった。ネバヤンは勢いのままに「SURELY」「Oh Yeah」をプレイ。晴れやかなサウンドに乗せて「明るい未来」でポジティブなメッセージを届けると、最後はサーフロック調の「夏のドキドキ」で本編を颯爽と駆け抜けた。

ダブルアンコールで計6曲披露

「never young beach show at 日比谷野外大音楽堂 -10th Anniversary-」の様子。(Photo by Asami Nobuoka)

「never young beach show at 日比谷野外大音楽堂 -10th Anniversary-」の様子。(Photo by Asami Nobuoka)[拡大]

「never young beach show at 日比谷野外大音楽堂 -10th Anniversary-」の様子。(Photo by Asami Nobuoka)

「never young beach show at 日比谷野外大音楽堂 -10th Anniversary-」の様子。(Photo by Asami Nobuoka)[拡大]

下中の小気味いいカッティングギターに乗せてメンバーが再びステージに登場。ネバヤンはアンコール1曲目に「PINK JUNGLE HOUSE」を届け、疾走感あふれる演奏で場内のテンションを一気に引き上げる。「STORY」に続けて、フォーキーな「帰ろう」が届けられると、ノスタルジックな雰囲気が場内を包み込む。観客との記念撮影を終えると、安部は客席に向けて「ここで大事な発表があります」と報告。ドラムロールに続けて、スタッフが巨大な横断幕を広げると、そこに書かれていたのは、この日のライブが映像化およびライブアルバム化されることと、初期のアルバム「YASHINOKI HOUSE」と「fam fam」がアナログで再発されるという2つのニュース。ネバヤンは最後に「なんかさ」「お別れの歌」を演奏し、ワイルドなロックンロールを大音量で響かせてステージをあとにした。

鳴りやまない拍手を受けて、メンバーはダブルアンコールのステージに。「10周年ワンマンを締めくくる意味で、僕らが初めて作った曲をやります」という安部の紹介からネバヤンは、夏の日の情景を描いたスローナンバー「夏がそうさせた」を届け、ゆっくりと野音ワンマンの幕を下ろした。

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セットリスト

「never young beach show at 日比谷野外大音楽堂 -10th Anniversary-」2024年4月13日 日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)

01. 気持ちいい風が吹いたんです 
02. らりらりらん
03. 哀しいことばかり
04. Motel
05. Hey Hey My My
06. fam fam
07. 毎日幸せさ
08. 蓮は咲く
09. いつも雨
10. 風を吹かせて
11. どうでもいいけど
12. あまり行かない喫茶店で
13. SURELY
14. Oh Yeah
15. 明るい未来
16. 夏のドキドキ
<アンコール>
17. PINK JUNGLE HOUSE
18. STORY
19. 帰ろう
20. なんかさ
21. お別れの歌
<ダブルアンコール>
22. 夏がそうさせた

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ゆう @0314gold

ゆら帝日比谷のサムネと表情に差がありすぎる https://t.co/EdBfZjxpV0

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