連続テレビ小説「ブギウギ」の
足立が自身の同名小説をドラマ化した本作は、セックスレスの夫婦を描く物語。42歳の売れない脚本家・柳田豪太は、あの手この手を使って妻のチカとセックスをしようと奮闘する。一方チカは、豪太からの誘いを「ヤダ」と拒絶。ヒモ同然の夫と息子の生活を支えるチカは、豪太をとことん罵倒するのだった。
豪太役の風間は「豪太は、弱さや情けなさの究極系です。ここまで見せて良いの?と思うほど剥き出しです」「現場でそんな豪太を放っておかず見守ってくれたMEGUMIさん、監督、スタッフのみんなと作り上げた作品、皆さんも見守ってくれたら、嬉しいです」とコメント。チカ役のMEGUMIは「夫婦の会話が生々しく、笑えて最高だなぁという感想と同時に、彼らがお互いと向き合い続け、関係性が変化し成長するプロセスに泣けました」とつづっている。
足立は、風間とMEGUMIについて「お二人が必死にこの夫婦に愛らしさ、逞しさ、セコさ、見苦しさなどなど言い尽くせないほどの人間味を与えてくださり、僕はものすごく勇気づけられました。こんな夫婦でもしょうがねえなと許してもらえる世の中になればいいなと励まされました」と伝えた。
各話30分、全12話の「それでも俺は、妻としたい」は、テレビ大阪で毎週土曜24時55分、BSテレ東で毎週土曜24時から放送。Leminoでは1週間独占先行配信される。
真夜中ドラマ「それでも俺は、妻としたい」
2025年1月11日(土)スタート
テレビ大阪 毎週土曜 24:55~
BSテレ東 毎週土曜 24:00~
※Leminoで1週間独占先行配信(2025年1月4日配信開始)
※TVerで見逃し配信
風間俊介 コメント
昔から、物語に出てくる人はヒーローではなく、どこか弱さや情けなさがあるキャラクターが好きでした。格好良さではなく、格好悪さがキャラクターの魅力を引き出し、輝かせると思っています。今回演じさせてもらった豪太は、弱さや情けなさの究極系です。ここまで見せて良いの?と思うほど剥き出しです。時に観てくださる方々から「ちゃんとしろ!」とお叱りを受けるかもしれません。でも、ここまで剥き出しなキャラクターを放っておけなくなって下さったら、嬉しいです。現場でそんな豪太を放っておかず見守ってくれたMEGUMIさん、監督、スタッフのみんなと作り上げた作品、皆さんも見守ってくれたら、嬉しいです。
MEGUMI コメント
「百円の恋」や「喜劇 愛妻物語」など、足立紳さんの作品は人間の持つリアリティーと底力が表現されていて大好きでしたので、参加できる事がとても嬉しかったです!
台本を読んでみて、夫婦の会話が生々しく、笑えて最高だなぁという感想と同時に、彼らがお互いと向き合い続け、関係性が変化し成長するプロセスに泣けました。
チカは自分の人生に後悔とコンプレックスを持っている人。とある事をキッカケにソレを手放して変化していく。そんな成長に共感しましたし、泣けました。
大好きな女性でした。撮影中、風間俊介君には本当に支えて頂きました。
素晴らしい才能と、底知れぬパワーがある素晴らしい俳優さんです。
このドラマは夫婦の再起の物語です。兎に角夫婦の会話が面白いので、笑って観て頂きつつも、必死に自分の達の夫婦の形を見つけようとする2人の姿が素晴らしいです。
是非ご覧ください!
足立紳 コメント
これは妻としたい夫と、夫としたくない妻の話です。夫は仕事もうまくいかず発達障がいの息子ともうまく付き合えず、他人の成功には嫉妬し口を開けば言い訳と文句と愚痴ばかりです。つまり限りなく僕に近い人間です。そんな夫を演じてくださった風間俊介さんには感謝しかありません。ありがとうございました。そしてそんな夫と結婚してしまい、別れる踏ん切りもつかず夫を口汚く罵倒する言葉ばかり研ぎ澄まされてしまった妻、限りなく僕の妻に近い妻を演じてくださったMEGUMIさんにも感謝しかありません。ありがとうございました。
撮影中はお二人の姿を見ながら、こんな夫婦を演じていただいていいのだろうか......? この夫婦はドラマにする価値があるのだろうか......?と背中に冷や汗をかき逃げ出したくなることもありましたが、お二人が必死にこの夫婦に愛らしさ、逞しさ、セコさ、見苦しさなどなど言い尽くせないほどの人間味を与えてくださり、僕はものすごく勇気づけられました。こんな夫婦でもしょうがねえなと許してもらえる世の中になればいいなと励まされました。視聴者の皆様がこのドラマをご覧になったとき、どうか不快にならず、僕同様に励まされ勇気づけられることを切に願っております。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
風間俊介×MEGUMIがセックスレスの夫婦役、「ブギウギ」足立紳が自身の小説をドラマ化 https://t.co/XKEUaBK7VW
風間「昔から、物語に出てくる人はヒーローではなく、どこか弱さや情けなさがあるキャラクターが好きでした。格好良さではなく、格好悪さがキャラクターの魅力を引き出し、輝かせる」