両監督はそれぞれ故郷の街を舞台に短編映画を制作。このたび2作品の予告編とポスタービジュアル、安川と岡田のコメントが到着した。
安川による「春の結晶」は、卒業式を迎えた女子高生が偶然手に入れたインスタントカメラで限りある時間を収めていく物語。長野県出身である安川は同じ高校出身の
「にびさびの巣」は、俳優としても活動する岡田の初監督作品。都会で暮らす青年が死んだ祖母の家がなくなるという知らせをきっかけに、祖母の遺言を果たすため故郷・石川に帰ってくる姿が描かれる。
安川は「2つの作品をご覧になっていただき、観た方それぞれが生まれた街の過去(記憶)、或いはそこに見える人々の姿や、景色、そして現在よりも先の時間について思いを馳せていただければと思います」とコメント。岡田も「監督同士が出会うというより作品同士がはじめましてと挨拶をしているような気持ちにさせられ、対照的ではありますが『巣立ち』という言葉で今回これ以上にない二本立てだと思っております」と語っている。
各作品の予告編はYouTubeで公開中。
映画「春の結晶」予告編
映画「にびさびの巣」予告編
安川徳寛 コメント
近くにいる時には見えないもの。離れてから見えるもの。それは煌きなのか、鈍色なのか。
2つの作品をご覧になっていただき、観た方それぞれが生まれた街の過去(記憶)、
或いはそこに見える人々の姿や、景色、そして現在よりも先の時間について思いを馳せていただければと思います。
岡田深 コメント
一つの完成された物語が、映画の作り出すご縁で「ふたりのまち」となり、同時上映が決まりました。それは監督同士が出会うというより作品同士がはじめましてと挨拶をしているような気持ちにさせられ、対照的ではありますが「巣立ち」という言葉で今回これ以上にない二本立てだと思っております。
おおとも ひさし @tekuriha
安川徳寛・岡田深の監督作を同時上映「ふたりのまち」1週間レイトショー上映決定 - https://t.co/Y0ldTzM9da