日台合作映画「
本作は18年前の台湾で出会った高校生ジミーとバックパッカー・アミによる国境と時を超えたラブストーリー。アミを清原が演じ、ジミーと電車で出会うバックパッカーの青年・幸次に道枝、ランタン祭りにジミーを案内するネットカフェ店員・由紀子に黒木華、そして福島県只見町で暮らすアミの母親に黒木瞳が扮した。
完成した作品を観た清原は「とっても優しくてやわらかい、観た人に寄り添ってくれる映画ができたと思います」と声を弾ませる。そして「まだアミの記憶が残っていて、涙が止まらなかったんです。そのぐらい自分にとって印象深い撮影だったのかな」と振り返った。
道枝は走行中の電車内で撮影を行ったことを明かし「すごく新鮮な経験でした。ただでさえ制限がある空間なのに、時間もない中で進めていく。だからこそ集中できたのかなと思いますね」と回想。黒木華は印象的なシーンとしてランタンを上げるシーンをチョイスし「新潟で撮影したんですけど、ドローンで撮られた映像が本当にきれい。台湾ともつながっているシーンで『美しい映像を撮られるんだな』と思いながら観ていました」と述懐した。
黒木瞳は「清原さんが台湾でどのような生活をしていたのか知らなくて。(映画を観ると)本当に一生懸命でキラキラ輝いていた。お母さんの気持ちで『こんなに楽しかったんだな』と思いました」としみじみ。さらに「台湾と日本の素晴らしい景色と、藤井監督の繊細な演出が切ないんです」と述べる。藤井は台湾の制作チームとの撮影について「言葉が通じないからこそ、より“この映画にとって何が必要なのか”をディスカッションするようになった。改めて『映画は1人じゃ絶対に作れないものなんだ』ということを台湾のチームが感じさせてくれました」と言葉を紡ぐ。そして「台湾では8種類もごはんが用意されてて、幸せでしたね」と話すと、清原も「毎日ぜいたくでした。夜遅くまで撮影をするんですが、夜食まであったかいごはんが出るんです。いっぱい食べちゃいましたね」とほほえんだ。
イベントの中盤では、サプライズでジミー役のシュー・グァンハン(許光漢 /
本作の物語に絡めて「影響を受けた出会い」について話が及ぶと、清原は「この仕事を始めたきっかけはPerfumeさんなんです。家族みんな大好きで、Perfumeに会いたくて事務所のオーディションを受けました」と告白。そして「会ったときに『果耶ちゃんだ!』って言ってもらえて、夢が叶いました」と続ける。道枝は事務所の先輩である山田涼介の名前を挙げ、「僕にとって憧れで、出演しているドラマを観たことがきっかけで事務所に履歴書を送りました。その思いを伝えられたときは本当にうれしかったし、これからも憧れですね」と目を細めた。
最後に清原は本作について「人生でかけがえのない出会いをもらった作品。人との出会いは当たり前にあることではないと深く考えさせてもらいました。この作品が皆様の中でどう変化するかわからないですが、どうか優しくやわらかな世界の中で生きていただけるよう願っています」と語りかけ、イベントの幕を引いた。
「青春18×2 君へと続く道」は、5月3日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
R🎦🌟💜🗻いずりん🌈👘🎬💫Y @ryuizuhana16
後でよも!! https://t.co/ayhToE32V9