本作は、息苦しい日々に病む女性・ナオミを主人公とした作品。支配欲の強い母親のもとで育ったナオミは、耐えきれずに実家から逃亡した先で無銭飲食をしてしまう。それをきっかけに今まで出会ったことのないユニークな2人とシェアハウスで過ごすことに。仕事をする人々を“奴隷”と呼び、朝食に冷えたビールを飲み、たばこの煙をくゆらしながら日々の生活を楽しむ酔狂な者たちに影響を受け、ナオミは徐々に本来の自分を取り戻していく。
ナオミを吉本が演じ、シェアハウスで出会う“ユートピアン”な2人には
あわせて、吉本が鋭い視線を向ける本作のイメージビジュアルが解禁。吉本と大塚よりコメントも到着した。2人のコメントは以下に掲載している。
吉本実憂 コメント
自分の中の最大限の怒りと大塚監督のブラックユーモアさを融合させて役づくりしました。
相手に対して、真っ直ぐに威嚇する時と怒りをイジりに変えて表面に出す時とで人を選んでるのが正直で、とても好きなキャラクターです。
仕事や育ってきた環境に当事者以外の人が浅く発言する事を偏見と言う。
そんな偏見が少しでもなくなるといいな、とこの作品を見て思いました。
大塚祐吉 コメント
家族という最も身近な社会の中で病んでしまった主人公。
彼女が行き着いた先で出会う、何に縛られる事も無く、独自の哲学を持ち自由気ままに生きているユニークな人々との交流により再生する姿が描かれています。
一方で、社会の中で自由気ままに生きているはずの人間が、仕事を通して社会の一員と成る話でもあります。
登場人物が地球を救う話ではありませんが、自分自身を救います。
何も深く考えず、ビールが飲みたくなる気楽に見れる映画だと思います。
田代良徳(力士俳優) Y.Tashiro @SumoActor
11月3日より池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開の『ダウンタウン・ユートピア』に少しだけ出演させていただきました!
ぜひご覧下さい! https://t.co/f7aWomVPEL