アリエル役・豊原江理佳「汗が止まらない！」昆夏美＆木下晴香によるヒット祝福に歓喜

「リトル・マーメイド」の大ヒット記念イベントが本日6月22日、東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、日本語吹替版・アリエル役の豊原江理佳が登壇。同じくディズニー実写映画の日本語吹替版で「美女と野獣」のベル役を担当した昆夏美、「アラジン」のジャスミン役を担当した木下晴香が祝福に駆けつけた。

「リトル・マーメイド」は、海の王国に暮らすマーメイドの王女アリエルが主人公のミュージカルファンタジー。2週連続で観客動員数1位に輝き、6月22日時点で興行収入16億円、動員109万人を記録している。会場には3回、4回と鑑賞している観客もいて、豊原は「日本のキャストも一生懸命作ったので、皆さんに届いてうれしい。愛してくれてうれしいです！」と感激。そして豊原は感謝の気持ちを込めて劇中歌「パート・オブ・ユア・ワールド」を力強く歌い上げ、観客をうっとりさせた。

ここで、花束を持った昆と木下が登場。昆は「私も舞台裏で歌唱を聴かせてもらったんですけど、素敵でしたよね。江理佳ちゃんのピュアさと力強さが共存している魅力的な歌声でした」と褒めたたえる。木下は「ディズニーファミリーとしてお祝いできてうれしいです」とほほえみ、「アラームに設定して、江理佳ちゃんの歌声で毎朝起きてるんです。映画を観てから大好きすぎて。アリエルに目を覚ましてもらうエリック王子の気持ちになれます（笑）」と告白。ディズニーヒロインを演じた2人の先輩に絶賛され、豊原は「汗が止まらない……！」としきりに恐縮する。

さらに昆は「アリエルと聞いて思い浮かべるのって“美しい声”だと思うんです。江理佳ちゃんの声は耳にスッと入ってくるけど、流れない。頭と心と耳に残る忘れられない歌声です」と表現。自身もベル役で吹替に初挑戦した経験を振り返って「私たちは普段ミュージカルを中心に活動していますが、舞台に立つのと声を当てるのは全然違う。本当に難しいんです。でも（豊原は）アリエルのままでした。私自身が苦労した経験があるからこそ、すごいなと思いました」と労った。

木下も「（オリジナル版でアリエルを演じた）ハリー・ベイリーさんの力強い表情に、江理佳ちゃんの声がやわらかさと優しさ、そっと心に触れるような繊細な表現をプラスしていて、心揺さぶられて涙しました。大好きです」と感想を伝える。「調子に乗ってしまいそうです（笑）」と照れる豊原に、昆と木下は「乗っていいよ！」「素晴らしいもん」と笑顔。豊原は喜びをあふれさせながら「これからも上映が続きますので、『リトル・マーメイド』の世界を味わって、味わって、味わい尽くしてください！」とアピールした。

「リトル・マーメイド」は全国で上映中。

※動画は現在非公開です。