「アバター：WoW」はみんなが幸せになれる映画、試写会に東地宏樹ら吹替キャスト登壇

「アバター：ウェイ・オブ・ウォーター」日本語吹替版の完成披露試写会が本日12月15日、東京・丸の内ピカデリーで行われた。

「アバター」から約10年が経った神秘の星パンドラが舞台の本作は、元海兵隊員ジェイク・サリーと先住民ナヴィの女性ネイティリ、そしてその子供たちからなる家族の物語。神聖なる森を追われた一家が海の部族に助けを求めるさまが描かれる。

試写会にはジェイク役の東地宏樹、ネイティリ役の小松由佳、海の部族であるトノワリ一家の長女・ツィレヤに声を当てた内田真礼が登壇した。映画を観た感想を東地は「劇場で観る迫力がすごくて興奮しました。こんな作品に出ちゃったんだと」と興奮気味に述懐。小松は「ジェームズ・キャメロン監督の海に対する愛が偏執的ですよね」と話し、「2D、3D、4Dとできれば全部のバージョンで観ていただきたいです！」と観客に呼びかけた。

オーディションで役を勝ち取った内田は「なんとかして出れないだろうかと思っていたときに『受かりました』という報告を受けて」と笑顔で回想。また人間の子・スパイダー役で実弟の内田雄馬が参加していることに触れ、「姉弟がしゃべっている感じには聞こえませんし、まったく違和感ないので。 （内田家の）お正月っていう感じもしません！」と冗談交じりに語る。

イベントでは、ジェイク一家の養子であるキリ役の早見沙織、監督・キャメロンからのメッセージ映像がサプライズで上映された。早見はキリが重要なキャラクターであること、キャメロンは3Dで映画を楽しんでほしいことを伝える。そして最後に東地は「映像と音も素晴らしいですが、物語がよくできています。人間、アバターの根源的な愛情が描かれていて、みんなが幸せになれる映画です」とアピールした。

「アバター：ウェイ・オブ・ウォーター」は明日12月16日に全国で公開。