「劇場版 ねこ物件」フードスタイリストの松井あゆこが“ねこ飯”語る

「劇場版 ねこ物件」より、フードスタイリスト・松井あゆこのインタビューが到着した。

本作では、“猫付きシェアハウス”・二星ハイツで2匹の猫とシェアハウスを始めた二星優斗が、幼い頃に離ればなれになった弟を探そうと再び住人を募るさまが描かれる。連続ドラマ版に続いて古川雄輝が優斗を演じ、細田佳央太、上村海成、本田剛文（BOYS AND MEN）、松大航也、金子隼也、山谷花純、長井短、竜雷太が出演。YouTubeではシェアハウスに新たな住人が訪れる新予告が公開中だ。

優斗が作る“猫も人間も食べられる”ねこ飯が話題の本作。監督の綾部真弥から「猫と人間がともに食べることができる食事で撮影したい」と依頼があったことについて、松井は「率直にすてきな考え方だなぁと思いました。一緒に暮らすねこ達の体調や栄養を考えるなら添加物など気にせず安心安全な食事をして欲しい。離乳食のように同じものを食べられる状態で手作りしても良いのでは？と思うのは飼い主（親）としての自然な考え方ですよね」と明かす。

また撮影の準備をする中で参考にしたのが林美彩の著書「長生き猫ごはん」とのこと。松井は「著者の『毎日の食事で身体は作られる』という考え方は生きていく上でとても大切な事だと思います。人によって『ねこは肉食だから野菜は……』と言う方もいると思いますが、食材をきちんと調理して食べやすい状態にすればビタミンや食物繊維などの栄養も摂取できると思い、参考にさせていただきました」と述べ、「キャットコーディネーターさんに好きな食材や食べ方を教えてもらいながら、料理によっては鶏出汁などを使用しゼラチン状にして食べやすくしたり、本番前に少し温めて香りを出したりしました。一番気をつけたのはやはり塩分ですね」と答えた。

松井は、猫やキャストの“ねこ飯”への反応について「最初の頃は人見知りでなかなか食べなかったねこ達でしたが、少しずつ慣れてきて食べるようになると、『あれ？ 食べすぎかも……』と心配になるくらい食べてくれました。キャストの皆さんは料理の質問などたくさん声をかけてくださり、特に古川さんは猫ごはんについて詳しかったので、楽しくも緊張感のある時間でした」と、猫にもキャストにも好評だったことを明かした。

「劇場版 ねこ物件」は、8月5日より全国ロードショー。

※動画は現在非公開です。