「人の望みの喜びよ」の
井上は公開決定に際して「少し長い道のりとなりましたが、タイトルが変わり、今日までゆっくりとあたためられてきたことを実感しています。皆さんに見て頂くことでこの作品がどのように育っていくのか、楽しみです。母と子の積み重ねてきた想い、静かに流れる時間を感じてもらえたらと思います」と語った。石田と杉田によるコメントも下記に掲載している。
YouTubeで公開中の特報には、寛子を迎えに駅へ向かった夕子が、母と目を合わせてすぐ視線をそらす場面を収録。無邪気に再会を喜ぶ母と、複雑な笑顔を見せる娘の対照的な表情が切り取られた。ティザービジュアルは「よるくま」「金曜日の砂糖ちゃん」などで知られる絵本作家・酒井駒子のイラストをもとに、グラフィックデザイナーの佐々木俊がデザインを担当している。
井上真央 コメント
少し長い道のりとなりましたが、タイトルが変わり、今日までゆっくりとあたためられてきたことを実感しています。皆さんに見て頂くことでこの作品がどのように育っていくのか、楽しみです。
母と子の積み重ねてきた想い、静かに流れる時間を感じてもらえたらと思います。
石田えり コメント
生きていく、ということは、つまるところコミュニケーションだと思っている。自分の思っていること、考えていることを、どうしたら伝えられるのか。逆に、相手の言うことを先入観なしに受け止めて、理解できているのか。本当のことを言うのは勇気がいるし、時には嫌われるし、面倒くさい。人は良いところばかりではないのだから、片目をつぶってつき合う方がうまくいくという考え方もある。
でも、本当に大切だと思うなら、命がけで伝えることも必要だと思う。いくら心をくだいても誤解されて、悪意の倍返しにあうこともある。そして、自分の伝え方が悪くて傷つけてしまったのかと悩んだりもする。
それでも、まずは、自分自身に対して、百パーセント正直であるのか、そこからはじめる。だから、たとえ悲しくても先へ進める。そして時には、全開の会話で、笑って元気になれる。
杉田真一 コメント
脚本を書きながら思い描いた世界。
井上真央さん、石田えりさんが演じられることで、その思い描いていた世界が徐々に崩れはじめた時の快感。
そして撮影を進めながら、少しずつ丁寧に、新たな世界をともに積み上げていくことの喜び。
カットの声を発するのがもったいないくらい、とてもとても幸せな化学反応を幾度も目の当たりにした夢のような日々でした。
視線のうつろい、指先の迷い、言葉よりも雄弁な佇まい……挙げだしたら切りがありませんが、俳優陣の繊細で素晴らしい表現を大きなスクリーンでご覧頂けることを心より祈っております。
関連記事
井上真央の映画作品
リンク
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Inoue Mao to star in new movie "Watashi no okaasan" showing in autumn 2022; the story describes how Yuko is troubled and in agony over her relationship with her mother Hiroko (Ishida Eri) who has been hurting her unintentionally;
https://t.co/yyfRLGub3f https://t.co/iB2PTOnxui