落語の演目をオムニバスドラマ化した「WOWOWオリジナルドラマ にんげんこわい」が2022年2月に放送・配信される。
今回ドラマ化された演目は「心眼」「辰巳の辻占」「紺屋高尾」「宮戸川」。盲目の按摩の目がある日突然開く第1話「心眼」には
「心眼」の脚本を映画「ひらいて」の
語りを担当する落語家の
全5話の「WOWOWオリジナルドラマ にんげんこわい」はWOWOWプライムで2022年2月6日にスタート。WOWOWオンデマンドでは2月6日に第1話から第4話、3月6日に第5話が配信される。
柳家喬太郎 コメント
落語は温かい話だと思われがちなところもありますが、そうでもありません。人間は残酷です。その残酷を笑いにまぶしながらも、残酷なまま描いているのが落語だと思います。このドラマは落語を再現するドラマではありません。落語を通して、現代人にも通じる人間の怖さを描いています。ですので、私も、落語に対する固定観念を捨てて、一人の視聴者として拝見することができました。そして、もっと見たくなりました。普段は落語を聞かない役者さんもいたと思いますが、落語の世界の人物を演じてくれていることが、すごく新鮮でした。このドラマを通して、一人でも二人でも落語を聞いてくれる人が増えるといいなと思います。
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石田⚾敦子 @ishida_atsuko
落語から生まれたオムニバスドラマ「にんげんこわい」WOWOWで放送・配信(コメントあり) https://t.co/OItUzhtVRA