本作は、バブル時代に“AVの帝王”と称された村西の半生と、創成期のアダルトビデオ業界に関わった人々を描く物語。「百円の恋」の
今回発表されたキャストは14名。村西の相棒的存在・荒井トシを
満島は「この題材を今描くということに未来を感じたし、これから生きていくエネルギーをもらいました」、玉山は「プロデューサーから『日本最大の輸出品はひとつはエロだ』と聞いたときに大きな驚きを感じ、深く納得しました。今こそ隠された日本らしさを皆さんに見て感じてほしいです」とコメント。森田は「どんな方にも観て頂きたいですが、とくに女性の方には届いて欲しいです」と述べている。
「全裸監督」は2019年にNetflixにて独占配信。
満島真之介 コメント
お話をいただき、非常にワクワクしました。この題材を今描くということに未来を感じたし、これから生きていくエネルギーをもらいました。そして、当時の歌舞伎町をイメージした素晴らしいセットで撮影ができることにさらにワクワクは高まり、最初に足を踏み入れた瞬間は、夢の中にいるようでした。スタッフの力は、やはり偉大です。タイムスリップしてきたような気持ちで、思う存分暴れまわりました。
そして、山田さんをはじめとする村西軍団は、とても魅力的なチームです。それぞれの個性を存分に出しあい、芝居の中でセッションできる役者が揃うと、台本だけでは見えない人物像がこんなにも深まるのかと。現場も毎日エネルギーに溢れていて、その空気感が確実に作品の力になっていると思います。
世界中の方々に、日本のエナジーを感じて欲しいですし、これから未来に生きる若者たちのエネルギーの源となってもらえたら嬉しい。
玉山鉄二 コメント
80、90年代の日本映画はある意味、日本らしさに満ち溢れていたのかもしれない。モラルやコンプライアンスが不鮮明だった時代で、勢いがあったのは事実。この本を読んで、今は隠されたその日本らしさを感じました。
川田はある種、特徴が無く無意味に生きている人間。だからこそ、どう演じても良い。そう自分に言い聞かせて檻を外し、変人だけどそこにリアリティを仕上げる事が狙いでした。
プロデューサーから「日本最大の輸出品はひとつはエロだ」と聞いたときに大きな驚きを感じ、深く納得しました。今こそ隠された日本らしさを皆さんに見て感じてほしいです。
森田望智 コメント
個性的でダークな題材だけれど、王道的でポップな内容でもあって、誰もが楽しめるような、みんながワクワクするお話だと思いました。そして、いい意味で色々ぶっ飛んでいる。だからこそ、これどうやって映像になるんだろう?と想像のつかない奇想天外な情景が沢山浮かんできて、何より私自身が一番ワクワクしてました。
どんな方にも観て頂きたいですが、とくに女性の方には届いて欲しいです。いかがわしい、こんなの普通じゃないと敬遠されがちなAVの世界です。けれど、ここで働いているのは、他の人と同じように仕事に誇りを持って、不器用ながら一生懸命生きている、パワフルで愛しい人たちです。この人達の姿を通して、私たちの思っている普通って本当は何だろうと、考えるきっかけになってくれたらいいなと思います。
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“村西の相棒的存在・荒井トシを満島真之介、村西が裏社会で躍進するきっかけを作る出版社社長・川田研二を玉山鉄二が演じる”/山田孝之が“AVの帝王”演じる「全裸監督」に満島真之介、玉山鉄二ら14名参加 - 映画ナタリー https://t.co/RzEaUXvM6q