池田理代子が映画体験語る番組に出演、「わが命つきるとも」など紹介

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「ベルサイユのばら」で知られるマンガ家・池田理代子が、CS映画専門チャンネル・ムービープラスで6月5日に放送される「この映画が観たい」に出演する。

「この映画が観たい#45 ~池田理代子のオールタイム・ベスト~」収録風景より。

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「この映画が観たい#45 ~池田理代子のオールタイム・ベスト~」収録風景より。

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さまざまな分野で活躍する著名人に、かけがえのない映画作品とそれにまつわるエピソードを尋ねる同番組。映画について「限られた時間しか生きられない中で、いろいろな人生を見ることができるもの」と語る池田は自身のオールタイム・ベスト5作品に挙げた「わが命つきるとも」「未知への飛行」「ソイレント・グリーン」「ドイツ・青ざめた母」「人間の値打ち」を紹介していく。

「この映画が観たい#45 ~池田理代子のオールタイム・ベスト~」収録風景より。

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番組の中で池田は、「わが命つきるとも」を高校生のときに観て「信念のために命をかける(主人公の)トマス・モアに、人間の生き方としてショックを受けた。自分もこんなふうに生きようと思った」と明かす。世界滅亡の危機をリアルに描いた「未知への飛行」を「ラストが衝撃で何回も観直している。今こそ観るべき映画だと思う」と語る。食糧不足に陥った近未来が舞台の「ソイレント・グリーン」については、「発想が面白くて娯楽映画っぽいけど恐ろしい。環境問題を考えるきっかけになった」と振り返った。

番組ではマンガ家デビュー50周年を迎えた池田の半生にも迫っていく。マンガ家を志したきっかけ、「ベルサイユのばら」執筆当時のこと、声楽家への転身などを述懐する。

「この映画が観たい#45 ~池田理代子のオールタイム・ベスト~」収録風景より。

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収録後、お気に入りの俳優を聞かれた池田は「プラトーン」のトム・ベレンジャーや「わが命つきるとも」のナイジェル・ダヴェンポートを挙げ、「ガタイのしっかりした人が好き」と話す。続けて「究極はシュワちゃんで、『ターミネーター』が好き」と笑顔を見せた。

最後に池田は「マンガは映画から学んだんだと思うんです」と述べ、「今でも映画ならどう撮るかっていうのを考えて描きますね。ロングからどうアップにしていくとか、このバックにはどんな音楽が流れているとか。本当にいろいろ学ばせてもらいました」と映画への感謝を伝えた。

この映画が観たい#45 ~池田理代子のオールタイム・ベスト~

ムービープラス 2017年6月5日(月)23:00~23:30ほか

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浅野 智哉 @asnhpy

ガタイのしっかりした俳優がお好きなそうです。
https://t.co/6Xks9Lnqsy

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