2019年4月よりNetflixで独占配信され、国内外で高い評価と人気を得た3DCGアニメーション「ULTRAMAN」。本作のテレビ放送が4月12日にTOKYO MX、14日にBS11でスタートする。
「ULTRAMAN」は、円谷プロダクションによる特撮ドラマ「ウルトラマン」の後日譚として、清水栄一×下口智裕によるマンガが月刊ヒーローズ(ヒーローズ)にて連載中。ウルトラマンが地球を去ったあとの世界を舞台に、ウルトラマンの因子を受け継ぐ主人公・早田進次郎が使命に目覚めていくさまを描く。アニメは神山健治と荒牧伸志が監督を務め、声優には木村良平、江口拓也、潘めぐみらが名を連ねた。
ナタリーではジャンルを横断して本作の特集を展開していく。映画ナタリーでは海外ヒットの理由をNetflix担当者に直撃。音楽ナタリーには新オープニング主題歌を手がけたOLDCODEXが登場するほか、コミックナタリーでも2回の特集を実施する予定だ。
かつてこの世界には、巨大な怪獣や異星人から地球の平和を守り続けてきた<光の巨人>がいた。その名もウルトラマン。使命を終えると遠い宇宙にある故郷へと帰還し、地球ではウルトラマンの存在は過去のものとなった──。
「ULTRAMAN」は、その昔ウルトラマンであった男の息子が新世代のヒーローとなるべく奮闘する物語だ。平凡な高校生・早田進次郎が自身の持つ力を知り、戸惑いや葛藤を抱えながらも敵に立ち向かう姿は、若者を中心に多くの人々から共感と支持を受けた。原作コミックは累計発行部数300万部を突破している。
アニメーション化にあたり、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの神山健治と「アップルシード」の荒牧伸志が監督を務めた。世界中に熱狂的なファンを持つ2人のもと、フル3DCGアニメーションとして制作。モーションキャプチャ技術による生き生きとしたキャラクターやダイナミックなアクション表現にも注目してほしい。
かつてウルトラマンであった早田進の息子。ウルトラマン因子を受け継いだため超人的な力を持つ。あるとき父を助けるためULTRAMAN SUITをまとい、その後も葛藤しながら敵と戦う。内面はごく普通の男子高校生。
科学特捜隊に所属する青年。極めて人間に近い姿をしているが異星人である。冷静沈着な性格で、進次郎と同じくULTRAMAN SUIT ver 7(通称「セブンスーツ」)を着て戦う。
進次郎の高校の後輩。大事故で体の大部分を損傷し、異星人に両手両足を改造された。強化スーツ(通称「エーススーツ」)で戦う。科特隊へ入隊を希望する一方、裏では社会悪への制裁と称して恐喝を行う。
2020年8月20日更新