「め組の大吾」曽田正人、榎木淳弥らアニメキャストが「消防応援大使」に任命

TVアニメ「め組の大吾 救国のオレンジ」の原作者・曽田正人、十朱大吾役の榎木淳弥、斧田駿役の八代拓、中村雪役の佐倉綾音が、松本剛明総務大臣より「消防応援大使」に任命された。

「消防応援大使」は消防庁が新たに創設したもの。国民の防災意識の向上に貢献することを目的にしている。任命式に曽田、八代、佐倉が出席し、松本大臣より任命書と大使としての名刺が授与されたた。松本大臣は「消防応援大使」の任命について「私どもが広報活動で届けられる範囲とは、少し違う範囲まで広く、発信することが可能でないかなと。様々な発信手段を含めて広報をいただくことで、防災の意義そして消防士の意義などご理解が深まることによって、一層多くの人の命が救われる ことになるのではないか」と語った。

曽田は「連載開始前から、消防の方々にたくさん取材させて頂き、勉強させて頂いています。これからも連載を続け、勉強を続けて、消防の魅力を伝えられるよう頑張りたいと思います」とコメント。今後は「消防応援大使」としてポスターやSNSなどを通じて、消防の仕事を紹介や、防災意識向上の啓発を行う予定だ。

松本剛明総務大臣コメント

ことしは関東大震災100年という節目の年。残念ながら災害は激甚化し、火災も引き続き起こっています。
防災・防火では、国民一人一人に災害や火災のことを知っていただくことが大変重要ですし、加えて、救助に当たる消防士をはじめとする関係の皆さんへの理解も大変重要なので、私どもも大震災を節目に広報活動に力 を入れてきたが、この年に「め組の大吾」が（漫画から）アニメに放送されるということで、消防を理解いただく 大変意義ある番組だと考えています。
今回、原作の曽田先生、榎木さん、八代さん、佐倉さんにも消防大使をお願いしたところ、お受けいただけま したので、任命させていただき大変うれしく思います。
広報活動は我々も一生懸命やっていますが、私どもが広報活動で届けられる範囲とは、少し違う範囲まで広 く、発信することが可能でないかなと。様々な発信手段を含めて広報をいただくことで、防災の意義そして消防 士の意義などご理解が深まることによって、一層多くの人の命が救われることになるのではないかと思ってお りますので、是非、広報大使としてもご活躍頂けたらと思います。
よろしくお願いいたします。

曽田正人コメント

連載開始前から、消防の方々にたくさん取材させて頂き、勉強させて頂いています。これからも連載を続け、勉強を続けて、消防の魅力を伝えられるよう頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

榎木淳弥コメント

この度消防応援大使に任命されました、声優の榎木淳弥です。
「め組の大吾 救国のオレンジ」という作品を通して、防災の意識が高まるように少しでも貢献出来たら嬉しいです。自分自身もより一層、防災を意 識して日常を過ごしていこうと思います。

八代拓コメント

この作品、演じることを通して、一人一人の命の尊さ・大事さ、守る大切さを改めて感じることができています。作品を通して、それらを一人でも多くの方に知って頂けるよう活動していきますので、今後ともどうぞ宜しくお願いします。

佐倉綾音コメント

いま関東大震災100年という表記を各所で目にするようになりました。ファンの方々は低年齢化が進んでいて、もしかしたら震災を経験したことがない方もいるかもしれません。そういった方達にも届くように、今回、 消防応援大使という肩書を頂いたので、この作品を通して、皆さんに消防・防災の大切さ、そして明日、次の瞬間、私たちは当事者になるかも知れないという意識をたくさんの皆さんに伝えていけたらと思っていますので、頑張って参ります。