卵を割ったときに見える白いヒモ状の部分、これは「カラザ」と呼ばれる卵白の一種です。
卵黄を卵の中心に固定させ、外部からの衝撃から守るという、卵黄にとってはハンモックのような役割をしています。
料理番組やレストランなどでこの「カラザ」を取り除くのは、イメージを考慮してのことでしょうか。「カラザ」は食べてもなんら問題はありません。
むしろ、「カラザ」にはシアル酸という成分が含まれており、最近の研究ではシアル酸に抗がん物質が含まれていることが実証されています。
できれば取り除かずにそのままお召し上がりください。