『その先の京都へ...』

『その先の京都へ...』

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やりかえす...

さてさて早速...昨日のリベンジ

今回は少し確実な機材

学生時代に新品で買った*1ヤシカマット

なので大学生気分を思い出して

でも母校ではなく京都大学・吉田キャンパスへ

 

 

 

 

 

 

 

ILFORD HP5 Plus @ YASHICA Mat-124G (1971~) Yashinon 80mm f3.5

コレはしっかりと動作していて

しかも6x6cm二眼レフとしては小型軽量

かなり軽快に撮影を進められます

ちなみにこの始めの3枚は

下から1枚目2枚目...と進みます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ILFORD HP5 Plus @ YASHICA Mat-124G (1971~) Yashinon 80mm f3.5

そして上の3コマ目

こうして見るとまぁ普通

フィルムで撮影したって言わなければ

見ただけでは判りませんよね

それはもう自己満足だけの世界

スキャナのお陰ですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ILFORD HP5 Plus @ YASHICA Mat-124G (1971~) Yashinon 80mm f3.5

1971年発売のカメラが

1984年頃にまだ販売されていたんです

しかも当時でも安い¥41,000.-

シンプルで拡張性もない代わりに

これだけで完結していて

学生の身にはとても有難いカメラでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ILFORD HP5 Plus @ YASHICA Mat-124G (1971~) Yashinon 80mm f3.5

露出計もいちおう持参して

内蔵メーターも動いていましたが

結局『まぁこんなもんだろう』と言う感じ

小学生の頃に覚えた大まかすぎる晴での露出

ASA*2100ならF8で1/250秒

明るい曇りなら5.6-1/125っていう具合

HP5+は400なので11-250でだいたい行けるでしょう

ネガ撮りはまぁそんなもんです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ILFORD HP5 Plus @ YASHICA Mat-124G (1971~) Yashinon 80mm f3.5

ただやっぱりまたひとつ”やらかし”が...

フィルム装填時に『スタートマーク』を合わせるのですが

120なのに220フィルムのマークに合わせ*3てしまい...

老眼と乱視でちゃんと見えてなかったんです

その所為で12コマ目がこんな状態に

現像リールの固定部分でこうなりました

気に入りのアングルだったのに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ILFORD HP5 Plus @ YASHICA Mat-124G (1971~) Yashinon 80mm f3.5

気を取り直して

今度は”二号印画紙”を意識した

柔らかめに仕上げてみたキャンパスの裏手

自転車置き場の風景なんて

刻が流れてもあまり変わらないものです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ILFORD HP5 Plus @ YASHICA Mat-124G (1971~) Yashinon 80mm f3.5

講義のある建物の前にこそ

多くの自転車が溜まって駐められています

そう言えばその昔

キャンパスに自動ドアなんて無かったよなぁ...

今度は四号印画紙風味

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ILFORD HP5 Plus @ YASHICA Mat-124G (1971~) Yashinon 80mm f3.5

まぁでもキャンパスの風景で一番変わったのは

『立て看』や『情宣ビラ』が無いこと

スッキリ綺麗ではありますが

旧い人間は「エネルギーを感じんなぁ...」なんて

溜息を吐いてしまいます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ILFORD HP5 Plus @ YASHICA Mat-124G (1971~) Yashinon 80mm f3.5

こういう隅っこの陰日向に

ちょっとほっこりしてしまう冷え込んだ朝

仄暗い枝葉は実体なのか影なのか

もう綯い交ぜになって

学舎間の通路は低い陽は差さず

落ち葉が風に掃き寄せられていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ILFORD HP5 Plus @ YASHICA Mat-124G (1971~) Yashinon 80mm f3.5

そして最後のカットも

やっぱり「ズレ」でこんな状態に

デジタルではあり得ないことなので

それも良しとしましょうか

今日も今日とて2本でお終い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

YASHICA Mat-124G (1971~) Yashinon 80mm f3.5

カメラは長年の友・ヤシカマット

10年以上は放ったらかしだった*4のに

内蔵の露出計も動作していて

全く問題無く撮影出来ることに感謝です

スタートマークの見間違いさえないれば...とは

結局こちらの衰えの所為

半世紀を経てもなんてことは無い

こういうカメラは貴いですね

 

フィルムは

当時は使ったことが無かったHP5

トライXやネオパンSSなんかを

よく使っていましたが

どちらも多分二百数十円だったはず

このHP5は1本1300円!?

私には恐ろしく高価に思えます

 

昨日のMAMIYA C220もこのYASHICA MAT 124Gも

二眼レフの標準はウエストレベル*5

ミラーで一度反射しただけのファインダー画面は

上下は正像ながら左右は逆

ハッセル503やマミヤRZも使っていて

当時はなんて事無くフレーミングしていましたが

ミラーレスのバリングル液晶になれてしまった身には

久しぶりのコレは難しかったです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:大学に入ってすぐ、初めて買ったブローニーサイズ:6x6cm判のカメラ。これで二眼レフスナップも、120フィルムの現像も始めました。でもこれもまた既に売ってしまったので、これは人からの借り物です。

*2:当時はまだISO規格ではなく、感度はASAで表示していました。

*3:120は全長裏紙付きの標準長さ=6x6cmで12枚撮り。220は途中裏紙無しの長尺=6x6cmで24枚撮り。装填時にはフィルム裏紙に印字されたマークと、カメラ側のマークを合わせるのですが、それぞれ少し位置が違うのです。

*4:電池だけは半年前くらいに替えました

*5:上からピントグラスを覗き込んで、ウエスト付近にカメラを構える。

しかくしめん...

今日はしくじりました

久しぶりにモノクロフィルム現像などしたくて

昔使っていた*1二眼レフを持ち出して

手にしっかり重い6x6cm判のフィルムカメラ

撮ってみたまでは良いものの...*2

 

 

 

 

 

ILFORD HP5 Plus @ MAMIYA C22O SEKOR 80mm f2.8

フィルム現像が目的なので

とりあえずいつもの処でいつもの建物

左右反転画面で水準を取る感覚も忘れていて

取り戻すのにひと苦労です

さっさと12枚撮りを2本撮って

早々に離れました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ILFORD HP5 Plus @ MAMIYA C22O SEKOR 80mm f2.8

ところが...です

久しぶりのステンレスリールへの装填*3

難なく出来て”昔取った杵柄”だなぁと

自己満足していたのに

それとは別の処で

”やらかし”を孕んでいました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ILFORD HP5 Plus @ MAMIYA C22O SEKOR 80mm f2.8

1本目の現像に使った現像液*4が古すぎて

透明な60x800mm程の帯が出来上がり

2本目は別の現像液を用意して

処理自体は問題なく済んだのですが

カメラのフィルム送りが故障していたようで

全部で5枚しか残りませんでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ILFORD HP5 Plus @ MAMIYA C22O SEKOR 80mm f2.8

モノクロフィルムも今や高級品

12枚撮りのブローニーフィルムが

なんと千数百円もするご時世

昔のポジフィルムの倍くらいと驚きです

それをなんとほぼ2本無駄にしてしまいました

135も120*5も200円くらいだったのに...

まともなのは上の4枚だけでした

やらかしてしまいました_近々リベンジを

 

 

 

 

 

 

 

 

実はちょっと壊れていたC220(1968年〜)

見た目は綺麗ですが

MAMIYA C22O SEKOR 80mm f2.8, SEKOR 135mm f4.5

ある種孤高の”レンズ交換式二眼レフ”!

そのうちセルフコッキング*6の無い”下位機種”のC2XXシリーズ

シャッターチャージは左手で

そういう”手順”も今や嬉しいモノ

20代の頃には55/80/135mmの3本のレンズで

スナップなど撮影していたものです

数少ない海外旅行にも持って行ったくらい

撮影はもちろんモノクロで

当時は24枚撮りの220もありました

 

シャッターを内蔵したレンズに問題は無いので

なんとかまた安いボディを入手したいものの

先立つものが無いのでいつかまた...

複雑な連動機構のある上級機C330はまだしも

シンプルなC2系モデルは壊れにくいと思っていました

ちょっと...かなりショック

しばらくは置物と化しそうです

撮影や現像などはこなせていたので

リベンジはカメラを持ち替えYashicaMatかRolleiFlexで

 

それにしても現像して〜スキャンして〜

アナログとデジタルの両処理が必要なので

ブログに載せるのには結構面倒くさいものです

今回しくじった所為で枚数が少なく

却って良かったのかも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:この機種とレンズを使っていましたが、いつも金欠なので、デジタル機材の資金にするため手放していました。今回使ったものは、最近買い直したものです。

*2:今回の街カット4枚は、自宅で現像したネガを、これまたフラットベットスキャナで、自家スキャンしたものです。ホコリは消しています。

*3:ステンレスリールへの装填:現像タンクで処理する際、暗室もしくはダークバックで見えないまま、渦巻き状の”リール”にフィルムを装填して、タンク内に収めます。その際、特に60mm幅の120サイズ=ブローニーフィルムは、折れないよう、曲がらないよう、重ならないよう装填するのに、少し慣れが必要です。

*4:薬品は密封された粉状だったので、古くても使えるのでは?と安易に考えましたが、全く反応していなかったようで。両端のフィルム銘もナンバーも、全く無い透明フィルムが出来上がりました。

*5:135はいわゆる一般的な35ミリフィルム。24枚撮りや36枚撮りが一般的。。120は6x6cmや6x9cmなどに使うフィルム。6x6で12枚撮り。6x9で8枚撮り。私がよく撮っていた80年代90年代とかには、どちらも安い物は200円台でした。

*6:フィルム巻き上げと同時に、シャッターチャージも出来る機構。これのあるC3XXだと、チャージレバーの位置合わせを確りしないといけなくて、却って面倒くさいと思ってました。しかも重くなるのです。

フウノキミノリ...

連休明けて空も晴れ

二条城から堀川御池あたりに

また赤外線改造したカメラを片手に

陽差しと陰を撮り散歩

 

 

 

 

 

LUMIX GH2 IR改

この街路樹を『トウカエデ』と書いていましたが

トゲトゲの実がついていたので調べてみたら

これは『フウ』と云う樹のようです

実がついているのもはじめて見たくらいなので

何も考えていないものです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX GH2 IR改

先日の西南隅櫓に対してこちらは『東南隅櫓』

晴れ上がった秋空は深く

赤外線では真っ黒になります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX GH2 IR改

いま正面の入場口になる東大手門

連休明けの月曜日でも

海外からの観光客には関係ないですね

混んでいるという訳では無いですが

次々と入って行かれます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX GH2 IR改

白漆喰の城壁は

影を一層美しく仕上げてみせて

新たな表情を与えます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX GH2 IR改

堀川沿いのバス停は

何故か待つ人も無く空いている状態

紅葉や緑の木々に守られるよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX GH2 IR改

城正面のホテルのエントランス

陽を浴びた葉は赤外線を大いに放って

真っ白けのけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX GH2 IR改

御池通にやってくると

欅並木が剪定中

結構長い枝で“すいて”いました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX GH2 IR改

通りの向かいに渡ってみて

欅の落とす影を赤外線で見てみる

冬の低い陽差しは

御池通は全車線影の中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX GH2 IR改

日向と日陰の両歩道

体感気温もかなりの差

ライトダウン一枚分は違います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX GH2 IR改

こちらも温度差の光景

バス停傍の木製ベンチは

座っていたら心底冷え込みそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX GH2 IR改

神泉苑に向けて細くなる御池通

急に身近な感じの町に変化

街から町に変わります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX GH2 IR改

堀川から西は道が細くなるだけではなく

建物規制も変わるから

道に差す陽の光景も見られます

そろそろお昼

これにておしまい

 

赤外線撮影と云っても

そこまで特殊な感じでも無く

木々が明るくなる他は

空が暗くなるのも可視光の赤フィルターでも

まぁこれくらいなのですが

それでもちょっと楽しい赤外撮影

カメラについては前の記事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローズド・ピンホール...

さてさて何処へ行こうか...と

もう破れかぶれで走りながらも悩み

停まったのはいつもの通り道

トウカエデ*1に惹かれ

 

 

 

 

KENKO PINHOLE LENS @ EOS RP

先ずはピンホールレンズ

自分でも造ったことはありますがこれは市販のモノ

本来もう少し焦点距離を眺め*2になるような

そういう設計だったはずなので

無理矢理短めのセッティングをしたからか

かなり甘めの描写で

コーナーには入射角に依るマゼンタ被りもあります

 

 

 

 

 

 

 

KENKO PINHOLE LENS @ EOS RP

二条城が日常に溶け込んだ光景

私も日頃なんてことなく通り過ぎる交差点

そういうものでしょう

 

 

 

 

 

 

 

KENKO PINHOLE LENS @ EOS RP

この『南西隅櫓』もこうして見れば

当然のように威厳を放って聳えています

確か近年修復されて清々しい姿

 

 

 

 

 

 

 

 

KENKO PINHOLE LENS @ EOS RP

中学校のグラウンドは

特に時代を感じることもなく懐かしい風景

やっぱり土のグラウンドが良いですね

 

 

 

 

 

 

KENKO PINHOLE LENS @ EOS RP

授業中なら静かな空間

落葉が隅に掃き寄せられていますが

風も弱いので大人しくしてます

 

 

 

 

 

 

 

KENKO PINHOLE LENS @ EOS RP

このあたりの路地もちょっと来ない空間

初めて歩く道はそっとそっと

この扉はどういう時に使うのでしょう

何かの搬入でしょうか

 

 

 

 

 

 

 

 

KENKO PINHOLE LENS @ EOS RP

陽差しの低いこの季節

こういうシャープな陰日なたが現れて

それをみては撮っている

ヒマなモノです

 

 

 

 

 

 

 

C.E.ROKKOR 50mm f2.8 @ EOS RP

前回このレンズを使ったときには

調整が不十分で近距離専用でしたが

今回は修正してきたので

遠距離まで撮影出来るようになりました

 

 

 

 

 

 

 

C.E.ROKKOR 50mm f2.8 @ EOS RP

少し絞れば結構シャープ

トーンも素直で処理しやすいもの

ここでは判りませんが

少し”糸巻き形”の歪曲収差があるよう

引き伸ばしレンズでは致命的なのですが

これは個体差なのか?

 

 

 

 

 

 

C.E.ROKKOR 50mm f2.8 @ EOS RP

こういうところでスッキリとした表情は

クセのない焦点距離故でしょう

RPのセンサーも旧いと言われがちですが

これもクセのない描写

 

 

 

 

 

 

 

 

C.E.ROKKOR 50mm f2.8 @ EOS RP

冬らしい日和で

町は長い影に彩られています

伸びる影ばかり観ていると

あまり心も晴れないかも知れませんね

 

 

 

 

 

 

 

C.E.ROKKOR 50mm f2.8 @ EOS RP

無理矢理にでも空を観てみる

アンテナを支えるワイヤーの輝きが

深い空を背景に目立っていました

少し汗ばむ陽差し

 

 

 

 

 

 

 

今日のお散歩機材2点

KENKO PINHOLE LENS w.EOS RP

先ずは市販のピンホールレンズ

このセッティングでは24mm前後か?といったところ

随分と以前...フィルムの頃?...に買ってみたはいいものの

ほぼほぼ使わないまま死蔵していたモノ

これは”ピンホール”が穿ってあるのではなく

ガラス面に穴のあるコーティングがされている物だったと思います

まぁスナップで使うよりは

ちゃんと固定してスローで使ってみたいもの

フードはまぁ要らないと云えばそう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Minolta C.E.ROKKOR 50mm f2.8 w. EOS RP

もう一本は上にも書いたミノルタの引き伸ばしレンズ

アダプターリングまでの寸法を変え加工し直して

無限遠から50cm位の間で使えるように

当然ながらヘリコイドのない構造*3なので

LMマウントにした上でヘリコイド内蔵マウントアダプターを使用

わりと普通に使えます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:11/25追記。その後どうもこれはトウカエデでは無く、『フウ』という樹のようです。ただそれも正しいかどうか。

*2:ピンホールなので、鏡胴を長めにすれば、自ずと画角は狭くなります。

*3:引き伸ばしレンズには、通常はヘリコイド=ピント調整機能は無く、引伸し機側の蛇腹伸縮で、調整をするようになっています。

おてがるに...

この間も月を撮りましたが

木星も明るく輝き火星も月の傍と

もう一度夜空を撮ろうと

おてがる天体観測

 

 

 

TOKINA SZX 400mm f8 Reflex MF x2 (換算1600mm) @ LUMIX GH4

今度はm4/3で

フルサイズ用の400mmミラーレンズに

2倍エクステンダーをセット

m4/3でどれくらい撮れるものかと

でもあまり土台が確りしていない状況で

三脚・雲台も弱々だったためか

こういう時はレンズ内手ブレ補正が効果的なんですが

エッジに色収差もあって甘め

金星も何処にあるのやら...結局月だけ

 

 

 

 

 

 

 

 

NIKON COOLPIX P950 (2000mm相当)

木星も撮ってみようとP950に交代

こういう時はクイックバックズームが便利

”月モード”におまかせで

追尾もなく2000mm*1では”点”に写すのは難しい

こうなると赤道儀も欲しいし知識も必要です

それでもこんなに手軽に何も考えずに

衛星まで写るのはすごい事ですね

木星の近くに3つあるのは

左下から右上へと

おそらく『イオ』『エウロパ』『ガニメデ』

ガリレオ衛星ってやつですね

 

 

 

 

 

 

 

 

TOKINA SZX 400mm f8 Reflex MF x2 converter w. LUMIX GH4

EFマウント状態での単品でならかなり小型のレンズですが

純正でセットの2xテレコンを装着し

m4/3へのマウントアダプターにCONTAXのフードと

寸法の合致した三脚座まで取り付けて立派な姿に

それでもこの状態で実測867gと軽量です

レンズ本体のマウントはTマウント

カメラ用ではもうあまり無いスクリューマウントですが

絞りや連動機構の無いミラーレンズでは合理的

月の撮影では欠点も出てしまいましたが

単体400mmでどれくらいの実力を見せてくれるのか

いつかそのうち試してみたいところ

 

 

 

 

 

 

 

*1:この画像は2000mm相当横位置画像から、更に縦位置へとトリミングしています。

ろうじのろうじん...

けさは三条神宮道あたり

オールドMF広角レンズ3本を持って

うろうろといつもの如く

少し不審者の様に

 

 

 

 

 

TAMRON SP 24mm f2.5 (01B 1979~) @ EOS RP

先ずはタムロンのSP24ミリ

空の西半分は雲もなく

これから晴れそうな空模様なのに

ぎりぎり陽が差してきません

肌寒い朝の日影

 

 

 

 

 

 

 

TAMRON SP 24mm f2.5 (01B 1979~) @ EOS RP

読めない注意看板と

空の消火器BOX

役に立たないもの同士の共感

こちらももうすぐ御役御免の老人か

 

 

 

 

 

 

 

 

TAMRON SP 24mm f2.5 (01B 1979~) @ EOS RP

白川の支流が町の間を流れます

この入口はもう出入り出来ません

いやまぁ出来なくもないか...

橋はいつ無くなった?

 

 

 

 

 

 

 

 

TAMRON SP 24mm f2.5 (01B 1979~) @ EOS RP

街角の町名板

左は『藤井大丸』右は『仁丹』

以前は良く見た二社の物

 

 

 

 

 

 

 

TAMRON SP 24mm f2.5 (01B 1979~) @ EOS RP

子供の頃”あん”が苦手だったので

此処の「黄身あんのお饅頭」が好きでした

でも今売られているのは『カステラボーロ風生地』らしく

変わってしまったのでしょうか

それなら買って帰って

違いを試してみれば良かったと後悔しきり

 

 

 

 

 

 

 

 

SANKYO KOHKI W-KOMURA 28mm f3.5 (UNI 1966 ?) @ EOS RP

白川沿いにうろうろして見かけた光景

意外に新しく洒落た姿がちらほら

少し甘いのはレンズ本来の性能と云うより

カビ・クモリの所為

 

 

 

 

 

 

 

 

SANKYO KOHKI W-KOMURA 28mm f3.5 (UNI 1966 ?) @ EOS RP

寿司店とキッチュなカフェが

同じ建物にあるようで

看板まわりはかなりシュールな光景に

路地裏のバランス

アンバランス

 

 

 

 

 

 

 

 

SANKYO KOHKI W-KOMURA 28mm f3.5 (UNI 1966 ?) @ EOS RP

このあたりの路地小路は複雑で

そこが歩いて楽しいところ

でもあくまで生活者の町なので

静かにひっそりと申し訳なさげに歩きます

 

 

 

 

 

 

 

 

SANKYO KOHKI W-KOMURA 28mm f3.5 (UNI 1966 ?) @ EOS RP

ちょっと見には行き止まりの袋小路かと

それでもすんなり隣の通りへ

よく見る石畳の通りは

これももしや市電の敷石かも?

 

 

 

 

 

 

 

 

SANKYO KOHKI W-KOMURA 28mm f3.5 (UNI 1966 ?) @ EOS RP

なんだか少し切ない

資源ゴミの詰め合わせ

古い情報はもう見向きもされず

消費されてしまうモノ

 

 

 

 

 

 

 

 

SANKYO KOHKI W-KOMURA 28mm f3.5 (UNI 1966 ?) @ EOS RP

また小さな路地に出会い

その先にもまた細い路地を見つけたの喜び

そう言えば前にも通ったっけ

学校のフェンスが町の端

 

 

 

 

 

 

 

 

COSINA 19-35mm f3.5-4.5 (2000頃) @ EOS RP

昔ながらの住宅街で

かなり密集している印象の町でも

こういう空きがあるもので

”Aバリ”も取り込みそうな雑草の生命力

 

 

 

 

 

 

 

 

COSINA 19-35mm f3.5-4.5 (2000頃) @ EOS RP

ほぼデッドストックの様な中古レンズだったので

前の2本に比べてシャープな写り

非常を伝えようとする装置のようですが

誰が誰に対するものか不明です

 

 

 

 

 

 

 

 

COSINA 19-35mm f3.5-4.5 (2000頃) @ EOS RP

町内の其処此処にお地蔵さん

帽子を脱いで通ります

何処もちゃんとお花が替えられていて

しっかり大切にされています

 

 

 

 

 

 

 

 

COSINA 19-35mm f3.5-4.5 (2000頃) @ EOS RP

行き止まりの路地を覗いては

あぁ抜けられないのかと

勝手者の散策はそっと引き返します

けさはこれまでにて...

 

 

 

 

 

 

 

今回のレンズ3本*1はこちら...

KOMURA 28mm, COSINA 19-35mm, TAMRON 24mm @ EOS RP

SANKYO KOHKI W-KOMURA 28mm f3.5 (手前)

UNIマウントという各社一眼レフ用マウント交換式

手許の1966年カメラショーカタログに掲載*2されているので

少なくともその頃には発売されていたもの

ちょっとキズや曇り・ホコリなどで状態は悪く

本当はもう少しコントラストは高いものと思います

 

COSINA 19-35mm f3.5-4.5 (右奥)

多分2000年前後の製品*3

AF版も同じ光学系で同時期に販売されていて

他の2本に比べればかなり新しいもの

今回19mmでのみ使用しましたがやはり比較的クリア

こういう”中途半端”なオールドレンズには

世間の目もいいね!も付きませんが

まぁそこがまた面白いかも

 

TAMRON SP 24mm f2.5 01B (左奥 カメラに装着)

1979年発売でアダプトール2マウントになったばかりの01B

タムロンで一番シンプルな当時のデザインが良いですね

この頃のタムロンレンズを何本か集めていて

ようやく最近になってその仲間に加わった24mm

f2.5と言う半絞りの明るさにタムロンの意地を感じます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:それぞれマウントアダプターやら、フォーカス補助ラバーやら、後付けのフードやらで、見た目はオリジナルとは異なっています。また、 カビ・クモリ・キズ等の所為で甘くなっている上、ほとんど絞り開放で撮影していますので、絞ればもう少しシャープにはなるかと思います。ここはレンズの評価・レビューではないので、その点お許しください。

*2:1965年版にはコムラーが不掲載、1964年版ではUNIマウントが無いようなので、おそらく1966年頃発売かと推測しています。

*3:2000年版日本カメラ社『カメラ年鑑』には掲載されています。

えんぼうする...

今朝までは季節外れの温かさ

でも午後からは北風が吹き

急激に冷え込むとか

空も曇りがちとの予報でしたが

意外にも晴れ上がった空に

ちょっと将軍塚へ

 

 

 

COOLPIX P950 換算300mm相当 @ 将軍塚

将軍塚・市営展望台より

京都タワーと東寺の塔はどういう風に見えたかな...

子供の頃から何度となく眺めていたものの

案外その感覚は記憶しておらず

意外にも300mm相当の画角で収める事が出来ました

 

 

 

 

 

 

 

COOLPIX P950 換算2000mm相当 @ 将軍塚

それなら2000mm相当*1では

いったいどれくらいに見えるのか

↑これくらいに見えます

これから冷え込むとは言え

陽差しの所為か結構大気も揺らいでいて

画像も揺らぎで甘く溶けそうですが

もう少しで展望台の人影も見えるくらい

 

 

 

 

 

 

 

COOLPIX P950 換算2000mm相当 @ 将軍塚

ファインダーを覗いていても

実のところ何が見えているのやら

判りづらかったのですが

編集時に見返してみれば見覚えのある庫裏

これは確かに天龍寺の伽藍で

山の中腹には大河内山荘が見えています

遠く東山からの嵐山・亀山の紅葉風景

これも贅沢なものです

 

そうこうしているうちに

愛宕方面にあった雨雲が近付いてきて

雨も降り出したため帰ります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:註_2枚目画像、京都タワーのアップ写真は、2000mm相当で撮影したものから、更に水準出しのため少しトリミングしております。

ふかしこう...

今日も京とて陽差しに押され

府立図書館と市立美術館を撮りに

岡崎公園エリアへ

 

 

 

LUMIX G VARIO 7-14 @ GH2 IR改

お供はちょっと変わった機材

旧くなったLUMIXを改造してもらって

赤外線撮影出来るようにしたモノ

今日はこれだけ

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 7-14 @ GH2 IR改

デジカメでならPhotoshopでいじれば

かなりの精度の疑似赤外画像も生成出来ますが

どうしても”赤外光の輝き”が撮りたかった...

その割には半年も寝かしてしまっていたのです

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-45 @ GH2 IR改

こんな絵なら画像処理で充分

しかもよく撮っている場所

それでも“不可視光”で撮るのは

昔『サクラ赤外』とか『Hi-Speed Infrared』で

撮っていた頃を懐かしむから

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-45 @ GH2 IR改

そもそもの改造元が旧いデジカメだけに

快晴下では液晶画面が見辛く

レスポンスも今の機材に比べれば酷いモノ

フレーミングすら難しくて

チャンスを逃さないよう苦労します

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-45 @ GH2 IR改

それでもなお

可視光では見られない明るい事物や

逆に澄めば澄むほど暗い空に

心地よさを感じます

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-45 @ GH2 IR改

片隅の遊具も疎らな小公園

陰日なたの温度差に

夏のような印象を見いだす赤外線

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-45 @ GH2 IR改

美術館前の欅の樹

大改装前から此処に立つ欅も紅葉に

秋の深まりを示す魁かも

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-45 @ GH2 IR改

キレイになった美術館前の

新たに造られたエントランスへのスロープエリア

複雑ながら人の集まり来るイメージに

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-45 @ GH2 IR改

昔は無かった地下となる部分

なんともオシャレな感じに

そこに大鳥居が写り込む光景は

なかなかアートかも

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-45 @ GH2 IR改

先ほどの欅周りを今度は下から

朱塗りの大鳥居はほとんど真っ白に写ります

雲一つ無い暗い空をバックに

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-45 @ GH2 IR改

前にも他の機材で撮っていた光景

陽の差し反る姿が”妙”で

これはこの時刻のお楽しみ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-45 @ GH2 IR改

右上をよぉく見ると…

迂闊にも気付かないまま

飛行機雲を捉えていました

それにしても深い秋空

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-45 @ GH2 IR改

行き交うバスは結構混んでいるものの

バス停は乗る人も無く暇そう

オーバーツーリズムもどこ吹く風

何とも呑気な光景でした

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-45 @ GH2 IR改

疏水も赤外線で見ると

まるで春に桜の満開に咲くかのよう

風もなく

水面も穏やかに照り返します

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX GH2, G VARIO 14-45mm f3.5-5.6

今でこそLUMIXはすっきりしたデザインで

ライカとの提携もあるからか

昔のドイツ的な直線を基調としています

でもこのころはまだ可愛いというか

少し丸味を帯びていて

カラーモデルも必須のような時代のシルバー

ミラーレスもまだ黎明期の2010年発売

当時はFHD動画や高速なAF作動など

小型ボディに最新のスペックを持った先進機種

拙ブログでも2017年頃まで活躍してくれて

愛着のあるカメラです

レンズもG1の頃からの標準ズーム

いわゆるキットレンズですが

m4/3初めとあってかパナ入魂の1本でしょう

確りとした造りでよく写ります

 

ここのところもう出番を無くしていましたが

とりあえずは使える性能はあって

故障も無くて機能も問題なかったもの

電源も現有機と共通なので

この夏に個人的に改造されている方へ出して

センサー前のフィルターを外し*1赤外専用機に改造してもらいました

なのにそれ以降使うと事も無く死蔵

ようやく秋の晴れ間に日の目を見る事に...

冒頭の写真の日傘は黒ですが白く写っています

黒の繊維製品は可視光は吸収しても

赤外光は明るく反射するのはよくある事

カメラバッグなどはよく真っ白に見えたりします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:センサーは元々赤外線領域の感度もあるのですが、そのままでは可視光で見ている人の目との間でカラーバランスが取れず、違和感となってしまうので、可視光域のみを通すフィルターを付けています。

かいこのやしろ...

朝夕は冷えますが

日中の陽差しは季節が遡ったよう

薄ら汗などかきながら

嵐電を蚕ノ社駅辺りで撮ろうかと

いつものLUMIXで歩いてみます

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 100-300mm f4-5.6 @ GX8

蚕ノ社駅には来たものの

画像は「嵐電天神川」電停あたり

そうとても近いのです

電車は信号待ちしています

奥に見える山影は

伏見稲荷山か宇治・和束方面でしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 100-300mm f4-5.6 @ GX8

地下鉄東西線の延伸と区役所の移転で

2008年に西大路三条-蚕ノ社駅間に新設された停留所

線路は元から在ったものの

元々ややこしい交差点近くに出来て

初見の方なら車の運転には注意が必要です

電車の側もきっと大変なのでしょう

交差点の変わった有様は『三条御池』という名にも

三条御池って...と思われる方も居られるのでは

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-140mm f3.5-5.6 @ GX8

嵐山本線の軌条は

西大路〜葛野大路間で路面上を往き

葛野大路〜嵐電神川駅手前で専用軌道に戻り

嵐電天神川駅手前〜蚕ノ社駅でまた専用軌道にと

目まぐるしく変わりつつ進みます

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 7-14mm f4 @ GX8

蚕ノ社駅で車道から専用軌道に入っていき

この切り替え部分は危ないところ

知らないと夜には車も入っていきそう?

こどもたちにもちゅういかんき

でも問題は大人こそ?

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 7-14mm f4 @ GX8

出来た頃にはバリアフリーなど

ついぞ考えは及んでなかったでしょう

ホームと道路との間の

狭い空間にスロープを作ったので複雑な形状に

車椅子で通るのも難しそうな経路

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-140mm f3.5-5.6 @ GX8

小さな対面式ホーム2面の蚕ノ社駅

先日向かった西大路三条駅と

同じような存在感

子供の頃に通っていた旧京阪京津線の

御陵駅にも通じるものがあって

懐かしい風景です

そう言えば当時の御陵駅には

上り下りとも駅員さんが常駐していたような

今では考えられないですね

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-140mm f3.5-5.6 @ GX8

専用軌道の区間は

のんびりゴトゴト走っています

路面区間よりはきっと速いんでしょうが

あっちはちょっとヒヤヒヤする分

少しせっかちそうに見えてしまいます

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-140mm f3.5-5.6 @ GX8

日中はすっと十分おきの時刻表

この駅の西辺りで上り下りがすれ違うはず

嵐山行きが少し遅れているのか

ちょうど駅の入口ですれ違ってました

なんか在り来たりの写真...

お恥ずかしながら初めて気付いたのは

運転席左のサイドミラーが

後部では上に折りたたまれている事

こんな事していたんですね...

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-140mm f3.5-5.6 @ GX8

道路上の空中

架線を支えるワイヤーに

何を意味する標識なのでしょう

お昼も近付いてきて

お日様も高く

これにて失礼致します

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 7-14/4, 14-140/3.5-5.6, 100-300/4-5.6 w. GX8

私の"何でも撮り歩きセット”です

この3本で35mm換算14mmから600mmまでカバー

フルサイズボディ一台分で

このセットが手に入るのがm4/3の良いところ

しかも軽いので助かります

年の所為か手指がカサカサ乾燥して滑るので

あちこち滑り止めなど貼って対処

寂しい現実...

 

後のバッグは少し旧い型

平成にかなり長く気に入っていたものの

もうボロボロになって何処かへ

とうに廃盤ながらヤフオクで安く入手出来たので

久しぶりに散歩機材を入れてみました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだのこる...

所用で姫路に向かったついで

久しぶり*1に「姫路モノレール」遺構へ

マンションに内包された有名な大将軍駅は

もう取り壊されたらしいですが

その他の遺構はまだ残っているのでしょうか

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 7-14mm f4 @ GX8

姫路駅の周りはすっかり再開発され

地図で見ても“一旦”の駐車場だらけに

もう残ってやしないのではと

少し諦めつつ向かってみたところ

この長屋のように支柱を備えた商店ビルは

まだ残っていました

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-140mm f3.5-5.6 @ GX8

昭和の味付けの風景

それがまだ令和にも残されているとは...

支柱だけじゃなく

このエリア全体に染み込んでいるよう

こういうモノが好物なので

今回は写真多めでお送りします

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 7-14mm f4 @ GX8

もし普通の鉄橋橋脚としたら

手前から奥に線路が延びている姿

単線モノレールなので

支柱上部の長手方向が路線の方向でした

JR山陽本線に山陽新幹線や播但線に山陽電鉄と

この辺りには高架が多いので

これらと遺構も気にされない…隠れ身の術か

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 7-14mm f4 @ GX8

個性的な店舗が何軒も並んだビルの

屋根上に並び建つ支柱は

内部ではどのような形で存在するのか

不明なままが想像をかき立てます

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-140mm f3.5-5.6 @ GX8

山陽電鉄を挟み込むように

東西に長屋のようなビルがあります

それぞれ何本もの支柱が生えて

なんだか外つ国の煙突のよう

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-140mm f3.5-5.6 @ GX8

昭和のモノレールの遺構の向こうに

令和の山陽電車が通り過ぎます

なんともなんとも

こういう散歩にはやっぱり

マイクロフォーサーズが軽快で有難い

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-140mm f3.5-5.6, 7-14mm f4 @ GX8

このエリアでは大将軍駅ビルが撤去されたものの

意外にまだ残っているのが嬉しいような

でもそれはそれで大変なような...

 

 

 

 

 

 

今度は少し西に離れたエリア

姫路駅・旧大将軍駅から手柄山へ向かって

路線は南へと曲がり

船場川沿いを進んでいきます

LUMIX G VARIO 7-14mm f4 @ GX8

川沿いは堤防上のような立地なので

あまり邪魔にならないのか

まだ一部がそのままの様な姿で残っています

交差する山陽新幹線の高架には

良く見ると新幹線が通過しています

川の上に先頭の傾斜_左にはパンタグラフ部の突起が見えます

防音壁でほぼ見えませんが...

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 7-14mm f4 @ GX8

残っているとはいえ

さすがに新幹線高架の手前では

バッサリと見事に断ち切られています

それにしても廃線から45年

完全な雨晒しながら

朽ちたり崩れたりしていないのは

いいコンクリートを使っていたからでしょうか

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-140mm f3.5-5.6 @ GX8

よく見ると上面にはレールも残っている模様

新幹線の高架より南は

どうもこの辺りしか残っていないようです

前はもう少し残っていたような...

勘違い・見逃しだったらゴメンナサイ

右下に遠く小さく

終着の手柄山が見えますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

所用のあとで時間があったんで

旧手柄山駅跡の「手柄山交流ステーション」へ

ここも11年ぶりです

LUMIX G VARIO 7-14mm f4 @ GX8

駅ホームと車両が保存されていて

こんなアングルから車両とレールを観られます

車両はロッキード社製

昭和の人なら別の件でその名を覚えているでしょう

一方で手柄山を貫くように掘られたトンネルが

この駅のありようを語ります

姫路駅方面とは反対側も穿ってあるのは

更にまだまだ延伸する構想から

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-140mm f3.5-5.6 @ GX8

ホームには当時の設備や車両部品

沿線のジオラマなどが展示されています

棟内の水族館には平日でも親子連れがそこそこ

こちらは閑古鳥が鳴いている状態

週末はどうなんでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-140mm f3.5-5.6 @ GX8

此処の展示で好みなのは

この親子の人形

灰色一色がなんとも不気味ではありますが

こういう家族のワクワクが

このモノレールにも在ったのでしょう

目が合う処に座ったら怖そう

他に運転手と車掌の姿も前後の乗務員室にあります

 

 

 

 

 

 

 

 

LUMIX G VARIO 14-140mm f3.5-5.6 @ GX8

車内は半世紀以上を経ているとは思えないくらい

座席もキレイな状態で保存されています

静かに座ってみると

すぐにでも発車するんじゃないかと

変な感覚に陥りそうです

 

 

姫路モノレールの正式名称は「姫路市鉄道局鉄道路線」とか

1966年姫路大博覧会開催に伴って開業し

8年後の1974年に休止(1979年廃止)となったよう

手柄山を越えて姫路城方面への環状線や

なんと鳥取まで伸ばしてやろうという野望まで在ったそうです

けれど始まりから博覧会の開会に間に合わなかったり

山陽電車の倍以上の運賃だったり

大将軍駅から姫路駅までは次の電車を待つより歩く方が早かったり

とにかく利用者が伸びずに終わってしまったのが残念

今あったら面白かったでしょうにね

まぁ”税金の無駄遣い”と言われるだけかもですが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:2013年に撮った記事はこちら。11年の時を経ても、ボディは変わりましたが、同じレンズで撮影しています。やっぱりm4/3はイイ感じ。