¥2,300
¥3,980
修理の腕前も上げたいし、失敗してもこの価格帯なら痛くないですからね。
分解開始ィ
まずは電池ボックスに隠されている隠しネジを外します。
プラスの精密ドライバーで外せます。
そしたら、上部と下部に大胆に分解できます。
何とネジは1本だけです。
ここからが少し分かりずらいです。
ホイールを外していくのですが、図の突起部分を上に持ち上げるようにしてホイール全体を真上に引き上げます。
するとホイールが外れます。
流石に20年間の汚れは汚いですね(;^_^A
綿棒で綺麗にしておきました。
ここまでくれば、あと少しです。
基板が爪で引っかかってるだけですので、爪に注意しながら底部から外してください。
尚、電池用の金具も基板にくっ付いてるので、注意しながら底部から基板+金具を外してください。
これで、基板だけになりました。
修理化開始ィ
問題を起しているチャタリングの発生した箇所は赤枠で囲ったスイッチになります。
このスイッチを外すには裏面の半田を溶かして抜かなくてはなりません。
最大の難関であります。
と、その前に交換用のオムロンスイッチの足のピッチがちゃんと合ってて、後で差し込めるか確認しました。
バッチリ3本の足のピッチが合いました。
¥910 (¥182 / 個)
1個200円程度なら安いもんですね。
半田を溶かさなくてならないのですが、僕の持ってる20Wの半田ごてではまず溶けてくれないので
一旦、共晶はんだ(スズ60%鉛40%)のはんだを盛ります。
¥285
この半田でグチャグチャに混ぜてやって、ラジオペンチで引っ張りながら
高速で3点の接合部を半田ごてで熱していたら、結構簡単にスイッチが外れてくれました。
半田が残っているので、ばね式の半田吸い取り器で半田を除去しました。
¥1,045
この後、新しいスイッチを入れる穴を開けるため、凄腕の人たちは半田ごてでチョンとやるのですが
僕にはそんな技は無いので、1mmのドリルで穴を開けました。
すんなり空いてくれました。
交換用のオムロンスイッチを入れてみます。
すっと入りました。
裏面から半田付けして修理は完了です。
相変わらずはんだの出来栄えが汚いですが、なんとかできました。
後は、分解したのと逆の手順で組み上げて完成です。
さて、動作確認♪
ところが、ノートパソコンに接続してみて、問題が発生します。
交換した左クリックが引っかかったような感じになってしまっています。
押せることは押せますが、なんとも引っかかりが気になって仕方ありません。
もう一度分解して理由を確認すると・・・・・
写真で分かりますでしょうか?
オムロンスイッチと基板との間に隙間が出来てしまっています。
恐らく、高さが合ってないせいで、左クリックの筐体に接触してしまっているんだと思います。
もう一度はんだを溶かしてしっかり奥まで入れました。
しかしそれでもまだ引っかかった感があったので、筐体側を分解して
左クリックの接触部をやすりで削りました。
これでちゃんと気持ちよくクリックできるようになりました。
このマウスは絶賛、使用する機会の増えたCore i3-8130Uなノートパソコンに使う事にしました。
その後は問題無く使えております。
現にこの記事書くのにこの修理したマウス使ってました( ´艸`)
完璧に直って良かったです。
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マウス、意外と壊れますよね。壊れるまでいかなくても
なんかクリック感が悪くなったりもよくなります。
安いマウスでも修理してあげるなんて素敵です。SDGs!
記事投稿お疲れさまでした♪