BT-50がべた付いてしまった…
ここ最近、数年前に購入したフィリップス製のワイヤレスモバイルスピーカー「BT-50」の表面が、まるで接着剤でも塗ったかのようにベタベタにべた付くようになってしまいました。
機能的にはまったく問題はないので、多少のべた付きがあってもいいのですが、見た目があまりにも汚らしく、これでは人前に出すのがちょっと恥ずかしいので、少しきれいにしてあげたいと思います。
べた付きの原因は?
べた付きの原因は、本体に塗ってあるすべり止め塗装の経年劣化です。
BT-50は一見すると何も塗っていないように見えますが、実は、本体に透明なすべり止め塗料が塗ってあります。
このすべり止め塗装のおかげで、BT-50はすべりにくいしっとりした手触りになっていますが、この塗料は高温多湿にあまり強くないため、真夏の車の中などに繰り返し置きっ放しにすると、少しずつ塗料が溶けてべた付くようになります。
管理人は、このことを知らずに何年も車の中に置きっ放しにしていたので、ここまで酷くベタベタになってしまいました。
べた付きを落とすには?
シンナー、ガソリン、灯油、アルコール、うすめ液など、油を溶かす力があるものなら何でも落とすことができると思いますが、今回、管理人は「無水エタノール」というアルコール類の液体を使いました。
用途を見ると「換気扇・レンジ・オーブン・レンジまわりの壁などに」と書いてあるので、無水エタノールは油汚れに強いみたいです。
べた付きの取り方は簡単です。無水エタノールをしみこませた布やティッシュで、やさしく拭き取るだけですが、ティッシュだとちぎれて面倒なので、ウェットティッシュなどで拭いた方がよいでしょう。
左半分が無水エタノールで拭いた後の状態で、右半分が拭く前の状態です。
全部拭き終わるとこのような感じになります。もちろんべた付きはありません。本体に印刷してある「PHILIPS」のロゴは消えてしまうので、その点はあきらめてください。
ついでに2台目のピンクグレーのBT-50もきれいにしました。ロゴは消えてしまいましたが、きれいになったので後悔はありません。
拭き取りに使ったウェットティッシュには、ネバネバしたものが大量に付着していました。
備考・その他
当然ですが、本体表面のすべり止め塗装を拭き取ってしまうと、ツルツルとすべるようになってしまうので、落下などにはくれぐれも注意してください。(^^♪
END