後藤順一の日本画|現代を代表する日本画の巨匠
現在では近代西洋画などの人気が高まっていることもあって、日本画の存在感は薄くなっていると感じてしまう方も多いかもしれません。しかし、日本画は新たに生み出され続けており、当然、進化もしています。特に、現代の日本画は西洋画などのさまざまな手法が取り入れられることもあり、より洗練されたものへと変化しています。
そんな現代の日本画の世界を代表する作家のひとりが後藤順一です。ここでは現代日本画の巨匠と呼ばれる後藤順一についてくわしくご紹介します。
若い頃から注目を集めた才能
後藤順一は1948年に京都で生まれています。幼い頃から芸術に強い興味を抱いており、画家としての道を歩みはじめました。京都市立芸術大学への進学後は本格的に日本画を学び、大学院まで進みました。
卒業後は、わずか2年で沖縄海洋博などに作品を発表し、画家としての本格的なキャリアをスタートさせています。その後も30代までの間で多くの作品を発表しては話題を呼ぶようになります。院展の初入選は36歳の頃で、この時期からその評価を不動のものとしました。
初めての入選以降も常に院展では好結果を残し続けたこともあり、若くして京都画壇の中心的な存在へとなっていきました。
作風も幅広く、現在まで積極的に作品を生み出し続けていることもあって、現代の日本画の巨匠と呼ばれるようになっています。
作品の数も多く、展覧会なども頻繁に行われていますので、作品を目にする機会も多いでしょう。
鮮やかで風格ある作品の数々
さまざまな作品を生み出している後藤順一ですが、最大の特徴は非常に鮮やかで風格ある作品の数々です。その華やかさから各地の高名な寺院のふすま絵なども担当しています。そのため、展示会や美術館以外でもその作品を目にすることができます。
また、日本画の伝統的な技法を受け継いでいるのみでなく、さまざまな新しい技法を取り入れることにも積極的で、日本画を進化させ続ける存在としても注目されています。
後藤順一の買取査定は「なんぼや」で
後藤順一は現代の日本画の世界で巨匠と呼ばれる存在で、いくつもの優れた作品を生み出しています。骨董の世界における日本画というと、時代的に古いものをイメージする方も多いかもしれません。しかし、後藤順一の作品は非常に人気が高いこともあり、買取市場でも高価で取引されています。作品をお持ちの方は「なんぼや」に気軽にお問い合わせください。当店では、後藤順一作品をはじめ、さまざまな日本画の買取を積極的に行っています。