喪服の着物は売却できる?買取可能なケースや確かめたいポイント
喪服は買取対象外のケースも少なくないため、査定の依頼先を見つけるのに苦労するかもしれません。実際は、着物の販売店などであれば買取可能なこともあります。今回は、どこで喪服が買い取ってもらえるのか、買取前に確認しておきたいポイントなどをご紹介します。
喪服はどこで買い取ってもらえる?
一般的に喪服を買い取ってもらえるところは、中古着物の販売店や着物の買取業者です。最近は、リサイクルショップやヤフオク・メルカリなどのフリマアプリで売れることもあります。
中古着物を扱っている販売店は、買取を頼むと査定してくれるケースが多く見られます。処分品が大量にあり持ち運ぶのが難しい場合、店頭の販売価格を調べておくと査定額を予想するのに参考となるでしょう。
まとめて処分したいときは、宅配買取や出張買取を依頼できます。なかなか販売店に足を運ぶ機会がなく、自分のタイミングで売りたい場合におすすめです。
着物の販売店や買取店が近くになければ、リサイクルショップを利用する方法もあります。また外出せずに済ませたいなら、ネット上に出品できるフリマアプリも選択肢の一つです。
それぞれ良し悪しがあるため、どれが自分のニーズに合っているか事前に検討しておいたほうがよいでしょう。
喪服買取で確認しておきたいポイント
喪服を買い取ってもらう場合、特に確認しておきたい大切なポイントは家紋の数です。
家紋入りの喪服であれば、家紋の数は一つ紋、三つ紋、五つ紋の3種類に分かれます。喪服のうち正喪服は黒の五つ紋、準喪服と略喪服は黒の一つ紋または三つ紋です。
五つ紋は、喪服が買取対象外の業者にも査定してもらえる可能性があります。買取可能かどうか不安なら、それぞれ背中、両胸、両袖に一つずつ家紋があるか確認しておきましょう。
高価買取を希望する場合、一式セットで処理するのが得策です。着物とセット購入した襦袢や帯とともに、品質などを保証する証紙もあると高額で売却できる可能性は高まります。
ただ、喪服を扱っている業者は少ないため、たいてい多くの需要は見込めず相場価格は低くなりがちです。また、保存状態が悪く
シミや汚れが目立つ場合も、マイナス評価につながります。
比較的、高評価を得にくいと見られる喪服ですが、買取査定そのものは中古着物の販売店などで頼める場合があります。その際、少しでも高く売るためには日頃から大切に管理しておくことが望ましいでしょう。
「なんぼや」は、喪服を含め着物の買取査定を積極的に進めています。どこに買取査定を依頼すればよいか迷われたときは、いつでも遠慮なく当店までお問い合わせください。丁寧な査定のうえ、できる限りの高値をご提示いたします。