母の恋人(?) 08/31/2023
8月も今日で終わり。
早いですね。
しかも連日異常に暑く、もはや35度が当たり前になりましたね。
話は今回の記事になりますが、前回の『思い出話』ほど長くはなりませんが、つづきものになります。
よろしくお願いします
物心ついた頃から我が家には常に動物がいて、今、私はセキセインコの虜だが、我が母は云十年も猫一筋。
云十年も猫と添い寝をしている。
現在母と暮らしている猫は黒猫クー太
クー太のことは2020年の8月のブログに書きましたが、かる~く書きます。
(ご興味のある方はカテゴリ『猫の事』からご覧頂ければと思います)
我が家から実家は徒歩10分弱。
その10分弱の間に公園があり、実家から公園は徒歩2分。
公園には常時10匹弱の猫がいて、『地域猫』と思っているのは猫好きだけなのかもしれないが、去勢・避妊手術をし、毎日餌ももらっている。
ちなみに、手術は猫ボランティア活動をされている●さんが捕獲し、病院に連れて行く。
餌は夕方は母と私の間で『猫オジサン』と呼んでいる男性が与えていて、それ以外の時間も猫好きがかわるがわる来ては与えているようだ。
だから公園猫はみな太っていて、コロンコロンしている。
猫の入れ替わりはある。
年老いて死んだり、病気で死んだり、交通事故で死んだり等、減ることもあれば、どこからともなくふらりとやって来て加わる子もいる。
また、猫の餌やりをする人、猫を見に来る人の入れ替わりもある。
引越し、病気、認知症で施設に入られたり等のようだ。
話が前後するが、公園猫が地域猫になったきっかけは、チビと名付けられた雌猫が出産をしたからだ。
チビは6匹産み
「これ以上増えたら大変!」
となったからだ。
チビの産んだ6匹のうちの1匹を
「私が飼う」
と、我が母が申し出た。
それがクー太だ。
残る5匹はボランティアの●さんによって、すぐに飼い主が見つかった。
クー太は我が家では9番目の猫。
雄猫である。
そして我が家初の『完全室内飼い猫』である。
母ほどではないが、私も15、6歳の頃から猫と一緒に暮らし、よく添い寝をしていたので、猫の扱いには慣れている。
特に顎や尻尾のつけ根にツボのある猫の扱いは得意だ。
私が手を差し出して
「ナントカちゃ~ん」或は「ナントカく~ん」
と呼べば
「ニャーン」とか「ニャニャッ」とか、その子達それぞれの声を出して走って来る。
そして私がツボを刺激してあげると、どの子もうっとり
「もっとやって、もっとやって。」
で、自分でいうのもなんだが
「私の手って、猫にとっては『魔法の手』だったりして」
と思ったりしたものだ。
(このように思っている人はきっと多いと思いますが。)
ところが、クー太は今まで一緒に暮らしてきた猫さん達とは全然違うタイプの猫だった。
臆病なのだ
それも尋常じゃないほどに
2020年のブログを読み返したら
「私が実家へ行くとテレビ台の後ろに隠れて出て来ない」
と、嘆いている。
それでも何度も会えば慣れ、そのうち心を開いてくれるだろうと思っていた。
が、何年たってもダメ。
今はというと・・・、臆病度が更に上がり、悲しいことに2020年の時より警戒されている
何もしていないのに
私が実家の敷地に足を踏み入れる前から2階の部屋の押入れの奥に隠れる。
私が見たことのあるクー太は暗い中で黄色く光る目だけ
美味しい餌、大好きなおもちゃ、マタタビを持って行っても頑としてなびかない。
あまり構うと可哀想だし更に嫌われるので、下の部屋に戻り、母とお喋りをする。
長時間お喋りをし、トイレに立った時だった。
多分私がいることをクー太は忘れていたのだろう。
2階から下りて来たクー太と鉢合わせ。
ビックリしたクー太は一目散に2階に駆け上がり、私が見たのはクー太のタヌキのように太くなった尻尾だけ。
猫の尻尾は警戒や威嚇をしている時に膨らむのだ。
「どこでわかるのかしら?不思議よね~。あんたが敷地に入る前から2階に避難なんだから。」
と母。
「猫って、耳と鼻がすごくいいらしいから、私が遠くにいる時から『あいつが来る』って、わかるんじゃないの。私が帰ると出てくるんでしょ。」
と、私が言うと
「そうなの」
なんだか母は嬉しそうに答え
「あんたがいたところのにおいかいで、あんたが持って来たおもちゃで遊ぶの。こんなに『臆病な猫』、はじめて あんた以外の人が来ても勿論逃げるし、チャイムが鳴るだけで逃げるし、テレビドラマのチャイムでも逃げるし、地震なんてあったら大変よ~。それに私がマスクしただけでも逃げるんだから。『クー太、なんで逃げるの おまえのお母ちゃんだよ。』と言っても猛ダッシュで2階だよ。困った猫だわ。」
と言いつつも、全然困っているように見えない。
そりゃ、そうだ。
他人には絶対に媚びを売らない、自分だけに懐いている猫なのだから。
寝る時は母の脇腹にベッタリくっついて添い寝してるらしいし、母の顔をペロペロと舐めたりもするそうだ。
「クー太がそんなコトするなんて信じられないわ お母さんの恋人だね。可愛いでしょ」
と言うと、母はフフフっと笑う。
話は今からまた過去に戻ります
クー太が母の子になったのは2019年。(我が家のパル(セキセインコ)と同じ年なんです。)
その頃はメリ子という先住猫がいたのだが、これも2020年10月のブログに書きましたが、メリ子は2020年6月16日に『猫の国に帰ってしまった』というのは我が家族の間での言い回し。
亡くなったのだ。
それから3ヵ月位たった頃、実家にキジ猫の雌が来るようになった、と母の家計簿に書いてあるらしい。
家計簿というのが我が母らしいのだが、まぁ、よしとしよう。
キジ猫はあまり大きくなく、だからといって子猫でもなく、そんなに年を取っている猫ではなさそうだ。
母が餌を与えたからだろう。
度々実家に来るようになり、日に日に母に懐いていった。
「名無しじゃなんだから。」
と、母はキジ子と名付けた。
キジ子とクー太の相性は悪くはない、らしい。
臆病クー太のくせにキジ子には積極的で、キジ子にちょっかいを出す、らしい。
だが、キジ子は相手にせず、ひたすら居間で寝ている。
私が初めてキジ子に会った時は、一瞬逃げの姿勢を取ったが
「キジちゃん、キーちゃん。」
と、呼んだら
「ニャーン」
と、細くて可愛い声を出し、まとわりつくように私の足にすり寄って来た。
猫って猫好きかどうか、わかるんですね。
約1匹、わからない黒猫もいますが
更にキジ子は尻尾のつけ根にツボのある子で、お尻をトントントントンと叩くと、お尻を高く上げ
「もっと、もっと。もっと、やってくださ~い」
と、甘えん坊。
私好みの猫である。
この時、クー太は勿論2階の押入れの奥。
「どっちがうちの子か、わからないわね。」
と、我が母は笑うのだった。
(今回はここまで。つづきは次回へ)
【写真】
クー太はこんな格好もよくするそうです。
勿論私は見たことがありません。
押入れの奥の黄色の目しか見たことがありませんから
居間でくつろいでいるクー太。
チラッとしか見えないと思いますが、
後ろにあるのは母が買い与えたおもちゃ。
2020年にも同じ写真をアップしています。
私が撮った唯一の1枚。
公園にいた頃の子猫の時のクー太。
この時は触り放題だったのに・・・。
猫の性格も変わるんですね。
このシャンプー、本来は染めを長持ちさせるもの。
だけど、結構染まります。
といっても毛質にもよると思いますが。
私は年齢のわりに白髪が少なく、細くて猫っ毛。
そして黒髪ではなく、ブラウン。
ブラウンの上からこのシャンプーを使ったら、
ピンクブランになりました。
仕事を辞めてから髪の毛をいじってます。
それまで会社の規制があり、我慢していたので、その反動ですね(笑)
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