【道の駅巡り】南信州うるぎ(長野県下伊那郡売木村) | なまこマン満腹宣言!

【道の駅巡り】南信州うるぎ(長野県下伊那郡売木村)

南信州うるぎ外観 道の駅

道の駅紹介

長野-48(長野南部-17) 南信州うるぎ

2018年4月25日(第49回)登録、2018年11月1日開業

道の駅 南信州うるぎ
長野県下伊那郡売木村543‐1

営業時間:9:00~16:00(8月のみ8:00~17:00)
定休日:1~3月の木曜日

【スタンプ】

南信州うるぎスタンプ

【記念きっぷ】

南信州うるぎ記念きっぷ表
南信州うるぎ記念きっぷ裏

【道の駅カード】

南信州うるぎ道の駅カード表
南信州うるぎ道の駅カード裏

【記念指定券】

南信州うるぎ記念指定券表
南信州うるぎ記念指定券裏

※訪問時点での情報です。

小さな村の小さな道の駅。でも地域の生命線

(シリーズ・なまこマンの1泊2日キャンプ&ドライブの旅【名古屋~つぐ高原グリーンパーク~南信州】

道の駅南信州うるぎは、長野県下伊那郡売木村の国道418号線沿いにある道の駅です。阿南町方面から向かう場合はトンネルで峠をパスできますが、平谷村方面から向かう場合は、平谷峠という標高1160mの特大の峠を越える必要があります!もっとも、線形と勾配はなかなかのものですが、片側1車線が確保されているので走りにくいことはありません。

道の駅の地域区分って、日本の地方の区分と微妙に異なっているんですよ。例えば近畿エリアに福井県が含まれている一方で三重県が省かれていたり、その三重県が中部エリアに含まれていたり等…

長野県に関しては非常に特殊で、長野県全体では2024年10月現在で54か所道の駅があるのですが、長野県南部の南信州・木曽・上伊那地域の道の駅18か所1は中部エリアの道の駅としてカウントされる一方で、それ以外の地域(長野県北中部)にある道の駅は関東エリアとしてカウントされます。なので、同じ県内の道の駅でありながら、スタンプラリーに参加しようとすると中部エリアと関東エリアのスタンプブックを揃えなければなりません!今回お邪魔した道の駅南信州うるぎはその名の通り長野県南部の道の駅であり、中部エリアとしてカウントされます。

長野県南部の、愛知県境や岐阜県境に近いあたりの郡部は過疎が進んでおり、人口の少ない自治体が多いです。売木村も2024年9月1日現在の推計人口が499人となっており、かなり過疎が進んでいます。そういう地域であるゆえに、道の駅は地域の情報発信拠点としての機能のみならず、地域住民の普段使いの場所としての機能(いわゆる『買い物難民』の救済)も重視されており、道の駅南信州うるぎもそういう感じの設計になっています。道の駅施設の向かいにも「売木村唯一のガソリンスタンド」があったりします。

道の駅施設は特産品直売所と食事処「よりみち食堂」から構成されています。

南信州うるぎ内部

特産品直売所ではとうもろこしや高原野菜等の、売木村のご当地の美味しいものや、キャンプに使えるたきぎ等がたくさん取り扱われています。地元の野菜の取扱いは豊富で、特に訪問時には丁度とうもろこしやみょうがが旬でたくさん並んでいました。

今回は立ち寄りませんでしたが、よりみち食堂ではカレーや信州味噌かつ丼等が人気のようです。

南信州うるぎ休憩室1

売り場の奥には、公民館的な雰囲気を感じられる、憩いの休憩スペースがあります。テーブルクロスの柄が良い味を醸し出しています!

南信州うるぎ休憩室2

休憩スペースのホワイトボードは、子供が描いたと思われる絵でいっぱいです。こういうところからも「憩いの場」という感じが伝わってきてとても良いですね!やたらと上手い炭治郎の絵が存在感抜群です!

フランス人パン職人のクロックムッシュと、ヤギのミルクを味わう!

売木村の美味しいものが数多く揃う道の駅南信州うるぎですが、気になったものをいくつか購入してみました!

南信州うるぎヤギミルク・クロックムッシュ

こちらは「ヤギミルク」「クロックムッシュ」です。

ヤギミルクは、売木村で飼育されている雌のヤギから絞ったお乳です。言うなればヤギの牛乳… いや、ヤギは「牛」ではないからやっぱり「ヤギミルク」という呼称が一番正確ですね!とてもフレッシュなもので、賞味期限は購入後当日中でした。

牛以外で飲んだことのある乳なんて… 人間の女のやつぐらいだぞ!

言い方!それ赤ちゃんの頃の母乳ですよね!!

初めて飲んだヤギのお乳は、まろやかでほんのりと甘い口当たりで、牛乳と比べると軽やかな後味でした。ヤギミルクは脂肪球の大きさが牛乳の1/6ほどのようで、ゆえに「牛乳ではお腹が痛くなってしまう」というような方でも飲みやすいのだとか。

南信州うるぎクロックムッシュ1

そんなヤギミルクと合わせて頂いたのが、こちらのクロックムッシュです。

道の駅南信州うるぎでは、フランス人パン職人のフィリップさんが作る美味しいパンの数々を販売しています。フィリップさんは三重県津市にて「ラ・ミシェット」という人気のパン屋を営まれており、道の駅南信州うるぎでも毎週金・土・日曜日にラ・ミシェットのパンを購入可能です。

南信州うるぎクロックムッシュ2

クロックムッシュはそんなラ・ミシェットの人気のパンです。パンがふかふかで、とにかくずっしりとしていて、チーズがたっぷりで、コショウも良い具合に効いていて食べ応え十分な上に、挟まっているハムも厚めです。とにかく食べ終わった後の満足度が高い一品でした!

南信州のふじりんご100%!「ポレポレりんごジュース」

南信州うるぎポレポレリンゴジュース1

お土産に「ポレポレりんごジュース」を購入しました。こちらも売木村で製造されており、南信州産のふじりんごを100%使用しています。

南信州うるぎポレポレリンゴジュース2

甘いよ甘いよ小沢さん!五等分の花嫁で二乃が初めて風太郎にデレたときぐらい甘いよ!!

もうちょっと伝わる例え方ありますよね!!

このりんごジュース、非常に甘いです。さながら、アップルパイに挟まっているりんごのコンポートのごとき、後引く甘さです!すりおろした果肉も入っているので、口当たりも非常に濃厚です。

甘酸っぱくフレッシュなりんごジュースも良いですが、ポレポレりんごジュースは、甘味をゆっくりと噛みしめ満喫したいときにおすすめの一杯です!

道の駅南信州うるぎ まとめ

道の駅南信州うるぎは、長野県売木村の国道418号線沿いにある道の駅です。

記念指定券の裏面にも記載があるように、ここは近隣の道の駅信州平谷道の駅信州新野千石平と比較するとかなり小規模な道の駅ではあるのですが、限られたスペースの中に、人口約500人ほどの小さな村である売木村の物産が幅広く揃っています。ヤギミルクやりんごジュース、うるぎ米等、ここでしか買えない美味しいものがたくさんあります。

僕が道の駅を訪れる際に楽しんでいるポイントの一つに「地域の方々が普段使いしていることが感じられる」というものがあります。観光客やドライバーの方だけを向いているのではなく、地元の方が買い物の場や憩いの場として活用しているような道の駅からは、その地域のリアルな生活を感じることができるんですよ。道の駅南信州うるぎは、山間の小さな村の息遣いや、売木村の魅力的な物産を感じることのできる、見どころの多い道の駅でした!

道の駅南信州うるぎのWebサイトはこちら↓

  1. 松本地域の塩尻市にある道の駅(道の駅木曽ならかわ、道の駅奈良井木曽の大橋)も長野県南部(中部エリア)としてカウントされます。

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