秋晴れの昨日の日曜日、連れ合いと法隆寺方面へドライブに行きました。
連れ合いは「お花畑」好き。
春なら菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスのお花畑に行きたがります。
今年は菜の花とひまわりは行けていませんが、「せめてコスモス」ということで、連れ合い主導でコース設定です。
コスモスの時期には少し遅いような気もしますが。。。
「法隆寺の近くの中宮寺というお寺にコスモス畑があるらしい」という、ややあやふやな情報を頼りに出かけました。
駐車場は、民間の「堤駐車場」さんを利用させていただきました。
手づくりの地図とサービスのペットボトルのお茶を1本いただき、親切に周辺の案内をしていただきました。
目指す中宮寺はここからすぐのところ、そしてすぐそばの「法隆寺 夢殿」では現在「救世観音菩薩立像」が特別開帳されていますよ、との情報をいただき、それならばとまずは夢殿へGO!
法隆寺の境内はとても広くて、夢殿は東院伽藍にあります。
12時前でしたが意外にも空いていてゆっくり見れました。
特別拝観は春と秋のそれぞれ1か月間なのに写真の通り、人が写らない状況で撮影できるほどです。
こちらだけの拝観は、300円でした。
法隆寺の西院伽藍の拝観受付でこの半券を見せて、1500円から引いた拝観料で入れるのだそうです。
夢殿の中には入れませんが、中の救世観音菩薩立像はわりとしっかり見ることができました。
内部は撮影できませんので、仏さまのお姿にご興味ある方は下記サイトでどうぞ!
今回の目的はコスモス畑なので他の伽藍の拝観は省略しました。
「法隆寺は拝観料が高い」という理由で今まで近所でありながら足が向きませんでしたが、結果として夢殿だけなら300円で拝観できたことになります。
法隆寺の拝観料は現在の1500円から令和7年3月1日から2000円に改定されるそうなので、ますます拝観のハードルは上がりますね。
中に入らなくてもこうした門前の広い敷地を散策するのは無料ですので、散歩がてらに再訪するのもありだと思いました。
さて、今日の目的地「中宮寺」へ向かいます。
夢殿のとなりになります。
教科書でおなじみの「半跏思惟像」が見られるお寺でした。
私も事前の下調べなしで同行したので連れ合いと情報量においてはどっこいなのですが、こちらのお寺にコスモス畑が広がっている様子はうかがえません。
こちらが本堂です。
中宮寺の起源は飛鳥時代なのだそうですが、衰勢を繰り返しながら、慶長時代に今の場所に落ち着いたそうです。
本堂は昭和43年にできたのだそうで、半跏思惟像はこちらにいらっしゃいます。
菩薩様の他に、「国宝 天寿国曼荼羅繍帳」の複製が展示されていました。
聖徳太子を偲んで推古天皇の命によって制作された理想浄土の刺繍ということで、現在は断片が現存するそうです。
飛鳥時代の刺繍が、断片とはいえ残っているのがすごいと思いました。
さてさてそして今日のメインイベント「中宮寺のコスモス畑」ですが。。。
どうもこちらのことでした!!
中宮寺跡史跡公園周辺のコスモス畑です。
時間の関係で今回は中宮寺跡史跡公園は前を通るだけになってしまいました。
そして駐車場の方の情報によると「法起寺」周辺にもコスモス畑が広がっているのだとか。
来る途中に見えたコスモスと三重塔、それが法起寺だったのです。
今回の目的はコスモスなので、ここから徒歩で法起寺に向かいました。
長くなったので、続きは明日にしますね。