話は続くのです・・・(-ι_- ) クックック
2005年 12月 13日
価格にして20万円~50万円ぐらいの『プロ用挟み』・・・客単価に乗せられないのに、
最高の物で出迎えてくれる。
★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★
こうして、しずちゃんになったボクは夕飯時まで二階の自室にこもり
「ご飯よぉー」の言葉が掛かるまで、あーでもない、こーでもないと鏡とにらめっこが
続きました。
「ご飯よぉー」
やはりその時間が来てしまいました。この時期まできちんと自宅で夕飯を取っていたボクは
いやおう無く一階のダイニングまで下りていくと、自分の席に座り、
「いただきます」と言うと、仕事でいない父を除いた4人(ボクには妹が二人いるのです)での
食事が始まりました。
妹A「・・・んで、今日学校で・・・・・・・・・・・・・・・」
母 「そー、大変ね 先生方も・・・・・・・・・・・・」
妹B「そう言えばこの間ね・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
母 「うん・・・・・・うん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
隣りにしずちゃんが座って、食事をしていることに全く気付く様子も無く、淡々と食事は
続くではありませんか。
ボク(心の声)『なーんだ。自分で思ってるほど、変じゃないのか・・・^^ 誰も気付かない
じゃないか!ニンマリ(-ι_- ) 何だかもう本当に絶望の淵にいたのに、気にする事じゃな
かったんだ~^^』
ところが…次の瞬間、話は僕に振られた…
と、言うか…振られた瞬間だった・・・
母)「ところで○○、あんた今度……………………なんなのよ、その頭!…」
僕)「なんなの?って何よ?…。(心の声)オフクロ、頭じゃなくてそれを言うなら
“その髪”でしょ…。それに妹達よ。兄の髪を見るなら見るが良い。ただその前に
お茶碗ぐらい下に置きなさい」
母)「何ってアンタ 流行っているのかも知れないけど、お母さんそんな頭 許さないわよ!
キッ! アンタ アレでしょ…漫才師の大木梵人の真似でしょ。お母さん何があっても
許しませんからね!キッ!キッ!!」
僕(心の声)「だからオフクロ…“頭”じゃなくて“髪”だって。それにオフクロ…こんな髪型
流行ってないよ。流行りようが無いじゃない。こんな髪…。
僕だって何も好きでしたんじゃないよ。
それにオフクロ…大木梵人って…ボンちゃんのことかい?
オフクロ…ボンちゃんは漫才師じゃ無いよ…タレントだけど…。それに思春期のボクが
なんで好き好んでボンちゃんの真似をするのよ…」
僕)「…………………………」
妹A.B「やだ!お兄ちゃん!キッ!! そんな髪で外歩かないでヨ!!! ※△●□〆×♀■・・・・」
機関銃の如くの罵声が続く…
確かにボクが思春期なら、年子の妹も まごうなき思春期な訳で、その思春期の妹の兄で
あるボクも思春期にこの髪型で、外を歩きたくないのだよ! 妹よ!
そうやって散々「揶揄」されたり「罵倒」されたり、時折「懇願」されたりしながら、次第に
家族の叱責も収まりつつある中、母親は…
母)「んでぇ どーすんのよキッ!」
僕)「どーするって? もう夜の7:30p.m.だし…」
妹A「駅前に○×って床屋さんがあって、そこ夜8:00まで営業って書いてあった!」
と・・・。
母「行きなさいよ!キッ!!」
僕「えっ?! 今から??」
母「そうよ…お父さんが帰って来るまでに、その頭 直さないと…アンタ ぶっ飛ばされるわよ」
もう僕は母親の「頭」と「髪」の違いなんかを指摘する気持ちも萎えてしまって…普段だったら
口答えの一つもかます所なんだけど、『オーキ ボンド』と言う名前が、頭の中に鳴り響き…
ただひたすら、オーキボンドからの脱却を目指す為だけに、それでも余計な事を言った妹を
キッ!と睨みつつ、食事を終え着替えて、自転車で駅に向かったのでありました。
★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆
この話はまだまだ続くのです…(/TДT)/…トホホ
by nachopapa
| 2005-12-13 08:36
| 今日という日