JCB CARD LOAN FAITHのメリット・デメリットは？20社と徹底比較して紹介【キャッシングとの違いも解説】

JCB CARD LOAN FAITHは、限度額100万円未満の上限金利が年12.5%。比較した20社のなかでも最も低い結果でした。

20社の金利を比較したところ、限度額100万円未満の上限金利は平均年14.7%。年13%未満に設定されているのは、JCB CARD LOAN FAITHのみでした。100万円未満の借入を希望する場合は、ぜひJCB CARD LOAN FAITHを利用してみてください。

なお、限度額100万円以上の場合の上限金利は平均年13.2%で、なかでもソニー銀行は上限金利年9.8％です。JCB CARD LOAN FAITHの上限金利は限度額が100万円を超えても年12.5%のままなので、100万円以上借りる場合は、ほかの銀行カードローンも検討するとよいでしょう。

JCB CARD LOAN FAITHの「キャッシング1回払い」で借入をすると、5万円以下の借入にかかる金利が年5.0％で済みます。キャッシング1回払いは、当月に受けた5万円以下の融資を、翌月に手数料とあわせて一括返済する返済方法です。

20社を比較したところ、限度額100万円未満の上限金利は平均年14.7%でした。一方キャッシング1回払いなら、1か月で返済する必要があるものの、年5.0％の非常に安い金利でお金を借りられます。

キャッシング振り込みサービスを活用すれば、審査終了後、ローンカードの郵送を待たずに融資を受けられます。JCB CARD LOAN FAITHは、申込み状況によって異なりますが、最短即日で審査が完了。

ローンカードの受け取りには最短3営業日かかるところ、キャッシング振り込みサービスを使えば、カード到着前に口座振り込みで融資を受けられます。比較したなかには、借入まで2週間程度かかるサービスもあったため、迅速にお金を借りられるのは大きなメリットです。

カード到着前の融資を希望する人は、申込み時に「キャッシング振り込みサービス」の利用を申請し、借入希望額や支払用口座などを登録しましょう。審査完了後に送付されるメールからサービスにログインし、振り込み実行ボタンを押せば、融資が行われます。

JCB CARD LOAN FAITHは、web完結で申込み可能です。

比較したところ、検証した20社はすべてweb申込みに対応していました。JCB CARD LOAN FAITHでも問題なくweb申込みができるので、来店の手間を減らしたい人や来店している姿を人に見られたくない人でも、申込みにハードルを感じにくいでしょう。

なおweb申込みを行うには、支払用口座の情報をオンラインで登録することと、収入証明書類を電子データでアップロードすることが条件です。

JCB CARD LOAN FAITHは、原則として在籍確認の電話なしで契約可能です。在籍確認とは、申込み時に提出した情報が正確かを確認するため、銀行やカードローン会社が申込み者の勤務先に連絡すること。

JCB CARD LOAN FAITHでは原則として電話での在籍確認なしで借入できるうえ、万が一電話確認が必要な場合も、本人以外にカードローンへの申込みに関する情報を伝えることはありません。ただし、契約後はローンカードが自宅に郵送されるため、郵送物を家族に見られるリスクがゼロでない点には注意しましょう。

比較した20社のうち、在籍確認の電話が原則ないのは半数以下。一方、ローンカードを自宅に郵送する会社は、20社中13社でした。ローンカードの郵送には注意が必要ですが、原則として電話での在籍確認なしで利用できるのは大きな魅力です。

JCB CARD LOAN FAITHは、コンビニATMでの借入無料回数に月3回までの制限がある点に要注意。月3回以上借入する場合、利用額1万円以下なら110円、1万円超なら220円のカード手数料がかかります。なお、返済時の手数料は何度でも無料です。

比較した20社中、コンビニATM手数料無料の会社は12社。ほかの内訳は、回数制限を設けているのが4社、有料が4社でした。半数以上の会社がコンビニATM手数料を無料にしているなか、回数制限を設けているJCB CARD LOAN FAITHは不便に感じられる可能性があります。

ただしJCB CARD LOAN FAITHでも、ネット・電話で申込んで振り込み融資を受ける「キャッシング振り込みサービス」を活用すれば、融資にかかる手数料が何度でも無料です。手数料を抑えたい人は、コンビニATMでの借入回数を減らすか、キャッシング振り込みサービスを利用してみてください。

JCB CARD LOAN FAITHは信販会社が運営しており、総量規制の対象になります。総量規制とは、貸金業社に対して利用者の年収の3分の1を超える貸付けを禁止する法律です。

銀行は貸金業社に該当しないため総量規制の対象に含まれませんが、信販会社は貸金業社に当たるため、年収の3分の1を超える貸付けができません。

比較した20社のなかで、総量規制の対象となるのはJCBとオリックス・クレジットの2社のみ。規制される貸付け総額には他社借入も含まれるため、すでに他社で年収の3分の1ギリギリまで借入をしている人には不向きです。

JCB CARD LOAN FAITHは、学生・専業主ふ・パート・アルバイトなどの人は申込めません。比較した20社のうち、13社では安定収入がありかつ20歳以上であれば学生でも申込めます。20歳未満の学生は全社NGです。

配偶者に安定収入のある専業主ふの場合、20社中10社で申込みOK。ただし、本人に安定収入があることなどの注釈がつくケースもあるため、事前に条件をよく確認しておきましょう。

本サービスは、安定収入があっても学生やパート・アルバイトの人は申込めないため、申込み条件は厳しめといえます。