消費者金融や銀行の審査が通らず、絶対借りられる個人間融資を知りたいと考えている人は少なくありません。怪しさはあるものの、成功例や優良サイトの存在に期待している人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、絶対借りられる個人間融資はあるのか解説します。審査なしで即日でお金を調達する手段のほかにも、借入審査に通過するコツを紹介するので、緊急でお金が必要な人はぜひ参考にしてくださいね。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
安全かつ絶対に借りられる個人間融資はありません。SNSや掲示板サイトで行われる個人間融資はそもそも違法であり罰則の対象になるので、利用しないようにしましょう。
個人間融資はSNSなどを通じて、見知らぬ人同士が金銭を貸し借りすることです。しかし、貸金業の登録を得ていない個人や団体が反復継続する意思をもって金銭を貸すことや、不特定多数の人が閲覧できるSNSなどで貸付の勧誘をするのは、貸金業法に抵触します。
さらに、個人間融資はトラブルや犯罪被害に巻き込まれる危険性が高いもの。申込者の個人情報の悪用や流出は、あとを絶ちません。すでに利用してしまった人は、金融庁の相談室・日本貸金業協会の紛争解決センター・消費生活センターの相談窓口・警察などに相談しましょう。
個人間融資を利用すると金銭を失ったり犯罪に巻き込まれたりして、状況は悪化してしまうでしょう。ここでは、個人間融資に潜む危険性を解説します。
個人間融資で借りると莫大な利息を請求されるので、ますますお金に困窮します。個人間融資は、正規の貸金業者ではありません。貸金業法に則った運営を行なっていないので、法外な金利を設けて申込者から搾取しようとするでしょう。
貸金業法で定めている金利は、最大で年20.0%です。一方で、個人間融資は10日で30.0%などの超高金利を請求します。15万円を借りて50万円以上返済し、さらに400万円を支払うよう求められた事例もあります。
借りる前に申込を辞退しても、お金を騙し取られる可能性が高いでしょう。銀行口座に勝手に振り込まれ法外な利息とともに返済を求められるので、問い合わせる行為自体が危険です。
個人間融資で借りると、犯罪に巻き込まれ加害者や被害者にさせられます。借入れの条件や利息の免除と称して、違法な要求を押し付けられる可能性が高いでしょう。
たとえば、銀行口座や新規で契約したスマホ端末の買取など、違法行為を持ちかけられます。譲渡した口座やスマホは、振り込め詐欺や闇金などに利用されてしまうでしょう。自分名義のほかの口座ごと凍結されたり、スマホの通信費や端末代を支払わされたりして、結果的に損失を負う羽目になります。
要求がなかったとしても、担保代わりに差し出した個人情報をインターネットでさらされる場合があるので要注意。身分盗用や不正な取引に用いられて、法的トラブルに巻き込まれてしまうでしょう。
個人間融資に申込んだところ、闇金に誘導された実例もあります。むしろ、はじめから個人を装った闇金業者であるケースが多いでしょう。
闇金とは、違法な金利で貸付を行う金融業者のことです。10日で50.0%などの超高金利を設定しており、利用すると短期間で返済困難になるほど借金が膨らんでしまうでしょう。勤務先や家族にまで暴力的な取り立てを行い、犯罪に加担させられる恐れがあります。
個人が貸付を行っているとしても、危険性は変わりません。個人間融資掲示板やSNSの投稿などは、闇金業者も見ることができます。書き込みを見ればお金に困っている人は第三者からも一目瞭然なので、ターゲットを定めて利用を促してくるでしょう。
信用情報に不安があり、個人間融資に頼らざるを得ない状況の人も多いもの。しかし、自分を守るためにも莫大なリスクがある個人間融資は避けて、安全な方法を選択しましょう。ここでは審査なしですぐにお金を用意できる方法を解説するので、ぜひチェックしてくださいね。
スポットワークで働けば、審査なしでお金をすぐに調達できます。条件が合えば即日働けて、勤務直後に給料を得られるでしょう。
スポットワークとは、必要なときのみ空き時間を利用して勤務できる新しい働き方です。飲食店・倉庫作業・配送・オフィスワーク・清掃など職種が幅広く、面接や特別なスキルは必要ありません。
ただし、社会保険との兼ね合いで、勤務時間や報酬の上限が設けられている場合もあります。さらに稼ぎたいなら、副業や転職などでまとまった収入を得られるようにしましょう。
クレジットカードを保有しているなら、キャッシング枠を利用してお金を借りましょう。カード発行時にすでに審査を終えているので、あらためて申込手順を踏まなくても借りられます。
クレジットカードのキャッシングとは、利用可能枠の範囲内でお金を借りられるサービス。コンビニなどのATMや登録口座にて、お金を引き出す要領で気軽に借りられます。
ただし、キャッシング枠を設定していない場合は審査が必要です。カード会社により異なりますが約1〜2週間かかるので、緊急でお金が必要な人はほかの方法を検討しましょう。
審査はあるものの新たにクレジットカードを作成したいなら、キャッシング機能付きクレジットカードの選び方を解説している以下のコンテンツも参考にしてくださいね。
不用品をリサイクルショップで売却すれば、審査なしですぐにお金を調達できます。店頭ですぐに査定を依頼でき、売却金はその場で受け取りが可能です。
リサイクルショップでは、衣類・家具・家電・楽器・ブランド品・雑貨などさまざまな中古品の買取を行なっています。人気ブランド・希少アイテム・状態のよい品物は高値で売れやすいので、自宅に不要なものがないか探しましょう。
フリマアプリで売却するのも、手段のひとつです。ただし、売り手がつき入金されるまで時間がかかるケースが多いので、緊急でお金が必要なときには不向きでしょう。
質屋を利用すれば、貴金属やブランド品を担保に審査なしで即日お金を借りられるでしょう。担保になる品物があるので信用情報の審査は必要なく、店頭ですぐに査定してもらえます。
質屋とは、品物を一定期間預ける代わりにお金を借りられる店舗のこと。使用感がない貴金属・ブランド品・電化製品など、預ける品物の価値が高いほど借入金額は高くなるでしょう。期限内に返済できないと品物を失いますが、取り立てられることはありません。
ただし、質屋は合法的に年率109.5%までの高金利が認められています。月利1.5%ほどなら消費者金融と同程度の金利に抑えられるので、金利に注意して質屋を選びましょう。
定期預金を組んでいる金融機関で自動貸付を利用すれば、審査なしで即日借りられます。定期預金はあくまで担保なので、解約する必要はありません。
自動貸付とは、定期預金を積み立てている金融機関で残高以上のお金を引き出すと、自動で借入れできる制度です。普通預金の引き出しや入金の手続きで、借入れと返済を行えます。借入限度額は預金合計額の90.0%までに設定している金融機関が多いため、まとまったお金が必要なときに便利です。
ただし、借入れの上限額は200〜300万円までと定められているケースが多いでしょう。保有している定期預金口座が自動貸付を取り扱っていない可能性もあるので、金融機関の規定を確認してくださいね。
適切な段階を踏めば、消費者金融や銀行から借りられる可能性があるかもしれません。ここでは、借入審査の対策を解説します。借入審査に申込むなら対策を実行したうえで、以下のコンテンツから自分に適した借入先を選んでくださいね。
借入審査に備えて、できる限り信用情報をきれいにしましょう。信用情報に問題がなければ、返済能力があると判断されやすくなります。
信用情報とは、クレジットやローンなどに関する個人の取引記録のこと。申込履歴・借入残高・毎月の返済金額などの事実が登録されています。滞納や破産など金融事故の履歴があると、返済能力があるのか疑われてしまう場合があるでしょう。
信用情報は延滞中の債務の支払いや時間の経過により、きれいにできる可能性があります。申込履歴は6か月、金融事故は契約終了より最長5年間記録されるので、タイミングをみて審査を申込みましょう。なお、信用情報をきれいにすると謳う業者は詐欺の可能性が高く、安易な依頼は危険です。
信用情報を事前に開示すれば、審査通過の可能性を大まかに判断できます。信用情報機関の公式サイトから情報開示を選択し、手順に従って手続きを進めましょう。
審査の通過率を上げたいなら、借入希望額を低く設定しましょう。希望額が低いと総量規制の範囲内に収まりやすくなるので、審査に通る可能性があります。
総量規制とは、貸付は申込者の年収の3分の1までとする法律です。たとえば年収が300万円なら、総額で100万円までしか借りられません。すでに80万円借りている人は借入希望額30万円で申込んでも否決されますが、20万円以下に抑えれば総量規制の範囲に収まり審査通過の可能性が生まれるでしょう。
なお、総量規制が除外もしくは例外となる貸付もあります。たとえば住宅ローンや必要と認められる医療費に充当する貸付は、総量規制が適用されません。緊急性が高いときは例外貸付が認められるケースもあるので、金融機関に相談しましょう。
借入審査に不安があっても、嘘の内容を申告しないようにしましょう。嘘をつくと不信感のある人とみなされ、審査通過の可能性が下がるケースがあります。
審査の通過率を上げたいために、勤務先・年収・勤続年数・借入残高・過去の金融事故を偽ってしまう人もいるかもしれません。しかし、審査の過程で行われる信用情報の照会や在籍確認などで、虚偽申告は発覚します。
悪質な嘘だと判断された場合は、告訴されるリスクもあるでしょう。記入ミスにも注意し、正確な情報で申込むよう心がけてくださいね。
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