家を引っ越す際に必要な、ドコモ光の引っ越し手続きや費用。通常の引っ越しだけでも多額の費用がかかるため、ドコモ光の引っ越し費用はなるべく安く抑えたいですよね。
今回は、ドコモ光の引っ越し費用や引っ越しの手順、さらに通常より安く引っ越す方法を紹介します。引っ越し費用を抑えたい人はもちろん、今後引っ越しの予定がある人もぜひ参考にしてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後mybestに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
ドコモ光の引っ越し費用には、事務手数料と工事料の2種類があります。それぞれ解説するので、ドコモ光の引っ越し費用がわからず困っている人は参考にしてください。
ドコモ光の引っ越しをする際は、一律で2,200円(税込)の移転事務手数料が発生します。
名前のとおり事務作業にかかる費用のことで、ドコモ光の引っ越しをする人は全員支払う金額です。
一律で発生する移転事務手数料のほかに、引っ越し先によって変動する移転工事料も発生します。変動の仕方は2パターンで、東日本・西日本エリア内の引っ越しと、東日本から西日本、西日本から東日本のようにエリアが変わる引っ越しです。
【東日本・西日本エリア内の引っ越し】
・戸建てタイプ:11,000円(税込)
・マンションタイプ:11,000円(税込)
【東日本と西日本のエリアが変わる引っ越し】
・戸建てタイプ:22,000円(税込)
・マンションタイプ:22,000円(税込)
ドコモ光がサービスを提供する東日本と西日本のエリアは、下記のように分かれます。
<NTT東日本のサービス提供地域>
北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県
<NTT西日本のサービス提供地域>
富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
引っ越し先にすでに光回線が開通していて、立ち会い工事が必要ない場合を無派遣工事といいます。無派遣工事の費用はエリア関係なく、一律で2,200円(税込)です。
無派遣工事であれば、移転事務手数料と合わせても4,400円しかかからないため、工事費が安く済みます。
次に、ドコモ光の引っ越し費用を安くする方法を4つ紹介します。自分に合う引っ越し方法を検討しながら読み進めてみてください。
賃貸物件であれば、光回線の撤去作業や開通工事が必要かどうかを管理会社やオーナーに確認すると、工事費が安くなる場合があります。
引っ越すときに回線をそのままにしておいて良い場合や、引っ越し先のマンションにすでに回線が設置されている場合は、無派遣工事にできる可能性があるからです。
無派遣工事の工事費は一律2,200円(税込)なので、エリア外の戸建てタイプに引っ越した場合だと、安く引っ越せます。
引っ越し先に光コンセントがあれば、自宅のコンセントに「光」マークがあるので探してみましょう。光マークを見つけたら、申込み時に担当者に光コンセントがあることを伝えると無派遣工事にできます。
定期契約プランを利用している場合は、ドコモ光の契約更新月に一旦解約して新規加入すると、引っ越し費用が安くなります。
定期契約プランは期間内に解約すると解約金が発生しますが、更新月であれば解約金はかかりません。また、新規加入すると工事料が無料になるため、通常の引っ越しより費用を抑えられます。
本来発生する定期契約プラン期間中の解約金は、戸建てタイプは5,500円(税込)、マンションタイプは4,180円(税込)、ドコモ光ミニは2,970円(税込)です。
2022年6月30日以前に申込みをしている場合は、戸建てタイプとドコモ光ミニが14,300円(税込)、マンションタイプは8,800円(税込)がかかります。契約更新月を狙って解約することで、これらの解約金をゼロにすることが可能です。
契約更新月とは、契約満了月の当月・翌月・翌々月のことです。引っ越し日がこの期間に該当する人は、一旦解約してから再加入する方法がもっとも安く引っ越せるのでおすすめといえます。
新規加入する場合は、「ドコモ光1ギガ」もしくは「ドコモ光10ギガ」に申込むと、キャンペーンで通常工事料が無料に。ただし、新規加入の契約事務手数料として3,300円(税込)が必要な点に注意しましょう。
移転の申込みをドコモ光の公式サイトから行い、dポイントをもらう方法もおすすめです。移転手続きをする人に向けたキャンペーンで、もらえるポイントは2,000ポイントです。
引っ越しに伴う費用が直接割り引かれるわけではありませんが、ドコモ光の支払いにdポイントが使えるため、実質2,000円分の割引が受けられると考えられます。
ポイントがもらえる条件は2つ。申込み完了月を含む7か月以内に引っ越し先でドコモ光の利用を開始することと、ドコモ光を契約中かつdポイントクラブの会員であることです。
dポイントはさまざまな用途に使えるポイントなので、ドコモ光の料金支払い以外にも幅広く利用できます。dポイントが利用できる場所は、dポイントクラブで確認が可能です。
引っ越し時期によってもらえるポイントは変動する可能性があるので、随時公式サイトをチェックしましょう。
東日本から西日本のように、エリア外への引っ越しになる場合は、ドコモ光から乗り換えることも検討してみてください。エリア外だと、エリア内の引っ越しに比べて移転工事料が2倍かかってしまうので、他社に乗り換えたほうが安く済む可能性が高いといえます。
契約する光回線やプランによっては、現在の月額料金より安くなる可能性もあるので、引っ越しを機に光回線の見直しをするのもおすすめです。
引っ越し費用を安く済ませたいものの、ほかにどんな光回線があるかわからない人は、おすすめの光回線を紹介している以下の記事を参考にしてみてください。
ただし、現在ドコモのスマホを利用している人は、「ドコモ光セット割」が適用され、毎月1,100円(税込)の割引があるので、ドコモ光を継続したほうがお得なケースが多い点には注意しましょう。
最後に、ドコモ光の引っ越し手順を紹介します。引っ越しの日にちが決まっているものの、引っ越し手順がわからず申込みができていない人は、以下を参考にして引っ越しを完了させましょう。
まずは、引っ越し手続きを進めるために、ドコモ光に移転の申込みをしましょう。
申込みは公式サイト・電話・ドコモショップから可能です。いずれも引っ越し手続きには契約者IDが必要になるので、必ず手元に控えてから手続きを開始しましょう。
引っ越し先の工事日は、契約内容確認後、最低でも2週間〜1か月後になることが多いため、申込みは1か月以上前に行うのがおすすめです。引っ越し日が決まり次第、早めにドコモ光の移転手続きを開始しましょう。
申込みが済んだら、引越し前の自宅で回線撤去工事が必要です。設置してある機器や無線ルーターを撤去するために行います。ドコモ光サービスセンターから電話がくるので、工事日の調整をしましょう。
回線撤去作業は、立会いが必要な可能性が高いので、工事日には予定を開けておいてください。作業時間は1時間程度と考えられますが、状況によって前後します。
機器やルーターの撤去後、交換が必要だと判断した際は、機器の返却が必要です。一定期間返却がないと機器相当額を請求される場合があるので、忘れず返却しましょう。
最後に、引っ越し先でドコモ光が使えるように、開通工事を行います。
ONU(回線終端装置)などを家の中に設置するため、立会いが必要です。作業時間は1時間程度ですが、状況によって異なるため、前後の時間はあけておきましょう。
引っ越し先にあらかじめ回線が設置されている場合は、無派遣工事が実施されます。無派遣工事の場合、機器の接続や設定は自身で行わなければなりません。接続や設定が終わってインターネットにつながれば、引っ越しが完了します。
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