マウスと同じポインティングデバイスの一種であるトラックボール。ボールがついているのが象徴的で、本体を動かさずにボールを回転させて操作します。周りに使っている人がいると、マウスとは一線を画すデザインが目を惹き、つい気になりますよね。
しかしいざ買うとなると、選択肢の多さゆえに悩んでしまったり、操作が難しそうで踏み出せなかったりと、購入のハードルが上がる人も多いのではないでしょうか。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のトラックボール30商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのトラックボールをランキング形式でご紹介します。
mybestが定義するベストなトラックボールは「ストレスなく自由自在に作業ができて、使っていてモチベーションが上がる商品」。徹底検証してわかったトラックボールの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
幸塚トラックボール(Kohzuka Trackball) トラックボール愛好家 プロフィール 快適なパソコン操作に欠かせないガジェットであるトラックボールの愛好家。トラックボール専門ブログ「幸塚トラックボール」を運営し、トラックボール現行品のレビュー・内部構造の分析・37年間の製品年表等を発信。これまで使ってきた50個以上の製品知識と、25年を超える使用経験をもとに、トラックボールの魅力を広めるべく活動している。 現在は、SNSやYouTubeでトラックボールの最新情報を発信するほか、トラックボールを使ってドローイングにも挑戦。高難易度ゲーム『Getting Over It』もトラックボールでクリアし、ボールコントロールスキルの高さを魅せる一面も。
ゲーム芸人ヤマグチクエストの肩書をもつゲーマー。2021年にマイベスト入社後、ゲーミングデバイスの専門ガイドを担当し、250を超えるゲーミングデバイスを実際に比較検証。幼少期からゲームをプレイしている生粋のゲーマーで、現在までに500タイトル以上のゲームをプレイしている。 明治大学経営学部を卒業後、プロダクション人力舎でゲーム芸人ヤマグチクエストとして活動し、準レギュラーとして出演したテレビ東京のゲーム番組「勇者ああああ」では豊富なゲーム知識を生かしたゲームソフトのプレゼンで話題を集めた。 YouTube動画企画「ゲームさんぽ」やKONAMI主催イベント「パワプロチャンピオンシップス2017」など、様々なメディアにも出演経験あり。 マイべストではデバイスの知識とこれまでのゲームプレイの経験をもとに、ゲーマーに寄り添った記事制作を心掛けている。
トラックボールの最大の特徴であるボール。引っかかりがあったり、カーソルが蛇行して操作が困難だったりしては、魅力が半減してしまいます。ボールが動かしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ガジェットに関心がある5人のモニターがよりボールを動かしやすいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
クリック感のよさは、どのポインティングデバイスでも重要視したいポイント。ちょっとした違和感でも積み重なって大きくなれば、買い替えるほかありません。クリック感がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ガジェットに関心がある5人のモニターがよりクリック感がよいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
特徴的な形状であるトラックボールは、かっこいいというだけで買う理由になり得ますよね。意匠の満足感が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ガジェットに関心がある5人のモニターがより意匠の満足感が高いと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
トラックボールは疲れにくいデバイスと称されます。マウスと違って左右に動かさないため、動かしやすい形状である必要はありません。手が置きやすく安定感を得られれば、疲れにくいといえるでしょう。フィット感がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「手のひらをどっしりと乗せられて、指が安定する商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
トラックボールに求める機能は人それぞれなので、多くの人のニーズを満たすためには高い機能性が必要です。用途に合わせて機能をカスタマイズできれば、快適に使えますよね。機能性が高いからといって使いやすいとは限りませんが、別の検証項目で使いやすさをチェックしているため、本検証では使いやすさの観点は含めずに機能性の高さのみをチェックしています。機能性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「多ボタンでカスタマイズでき、接続方法が複数ある商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
トラックボールを使い心地のよい状態で維持するためには、定期的にボールの掃除が必要です。掃除を怠ったときの「ザラッ」とした引っかかりがやって来るのは、いつだって突然。メンテナンスがしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「専用の道具を使わずに、どこでもすぐにボールを取りだせる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
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新たに以下の商品の検証を行い、ランキングをアップデートしました。
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トラックボールと検索すると、やや専門的なブログやガジェット好きによるレビューなどがヒットして、かっこよくて便利そうな印象を持ちますよね。もちろんその期待に応えられるデバイスですが、買う前に知っておいてほしいのは、トラックボールの最大の魅力はボールを転がす楽しさにあるということ。
トラックボールはポインティングデバイスのなかでも異色で、ボールの動きをセンサーが読みとってカーソルを動かす構造です。命ともいえるボールはつくりがよいので、非常に滑らかで心地のよい質感。ボール遊びのように楽しく操作でき、作業時間のストレスが低減されるでしょう。
このような構造により、マウスのように机と接する面にセンサーがないので、左右に動かす必要がありません。肩・腕への負担が軽減され、疲れがたまりにくいといえるでしょう。トラックボールに慣れたときには、マウスの操作には戻れなくなってしまうほど楽に感じるはずです。
さらに、デザインのかっこよさについても触れる必要があります。各メーカーはOEMの量産的なデザインではなく、ものづくりの気概を感じられるハイセンスなデザインを展開。所有の満足感を得るために「ただただかっこいいから買った」という人も多くいることでしょう。
特徴的なデザインが生み出す、ほかのガジェットでは味わえない体験ができるのが魅力のトラックボール。見た目で興味を持った人もここから先を読み進めて、トラックボールの奥深い魅力を詳しく知ってみてください!
選ぶうえでの前提知識であるトラックボールのタイプの違いや、トラックボールが苦手とする機能を解説します。買ってから後悔しないかどうかの判断に役立ててください。
トラックボールは様々な形状があり、サムタイプ・フィンガータイプの2種類に大別できます。ちなみに、海外ではThumb/Finger-Operatedと称されることがありますが、日本での名称はまだ整っておらず、便宜上の名称として独自に使用しています。
サムタイプは比較的小さめのボールを、スマホのように親指1本で操作します。クリック・スクロールはマウスと同じで、はじめてでも扱いやすいタイプです。LogicoolのERGO M575が有名で、最もよく見るトラックボールの1つだといえるでしょう。
フィンガータイプは比較的大きめのボールを、タッチパッドのように人差し指・中指の2本で操作するのが基本です。マウスに似た形状のものは、多機能で商品の選択肢が多い点が特徴。親指でのクリック・スクロールのため、はじめは戸惑うかもしれません。
フィンガータイプの伝統的な形状に、据え置き式の平らなものがあります。左右対称で好きな場所に設置できるほか、Kensingtonの特許であるスクロールリングがついており、左右に回すことでホイール操作が可能です。
どれでも使っているうちに慣れますが、マウスから移行する人はサムタイプが馴染みやすいでしょう。フィンガータイプにチャレンジする人は、今使っているマウスを捨てずに取っておくと、好みの操作ではなかったときに救いになりますよ。
2000年頃まではノートPCに標準搭載されており、フィンガータイプが主流でした。2005〜2010年頃はトラックボール全体の人気が低迷したものの、2010年代半ばから回復。ここでサムタイプが主流になったと感じています。どちらも新機種が出ている今は、過去を超えて最盛期だといえるでしょう。
万能に見えるトラックボールですが、できない機能がいくつかあります。これはトラックボールの製品特性と、ニッチな市場のため商品の開発スピードが遅く、トレンドを取り入れるのに時間がかかる点が要因として考えられます。
例えば、トラックボールに割りあてられるジェスチャーは限定的です。Mission Control/タスクビューが可能なものは多いですが、マウスのように本体を動かさないので、2〜3本指でのスワイプ・ピンチアウトといった高度な割りあては基本的にはできません。
スクロール機能も発展途上で、縦の高速スピンはできないものがほとんどです。チルトホイールで横スクロールができるものもありますが、力の加減ができず利便性は低め。スクロールは、バーを掴んで好みの強さでボールを転がしましょう。慣れれば意外と便利ですよ。
ほかにも、ボールを搭載しているぶんサイズが大きいので、携帯性は高くないといえます。ものによっては携帯ポーチが付属したり、携帯性特化の極小サイズだったりと工夫がうかがえますが、マウスのほうが圧倒的に持ち運びに優れています。
これらのことがどうしても難点だと感じるなら、ワイヤレスマウスのほうが適しているかもしれません。気にならないなら、きっとトラックボールにハマるはずです。ここから先の選び方を読んで、トラックボールについて詳しくなってみてください。
ちなみに省スペースでの作業は得意で、膝の上でもカフェの狭い机でも、いつもどおりの作業が可能です。本体を置くことさえできればよいという特徴は、トラックボールならではの強みだといえます。
ほかにも、ボールの回転に一時的にスクロール機能を持たせる切り替え機能、通称トラックスクロールが可能なものもあります。ブラウジングに役立ちますが、設定がやや特殊。基本的な操作に慣れたら試してみるのもよいでしょう。
トラックボールを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
上記のとおり、トラックボールはマウスと違って本体を動かしません。リラックスできる形状を求めるなら、動かしやすさではなく手の置きやすさを考えましょう。手をどっしり乗せられて安定感を得られれば、疲れにくさに繋がりますよ。
斜めに握る形状なら、親指と小指の支えがあるものを選びましょう。親指は常にボタン・ボールを操作しているわけではないので、親指を置いて休めるスペースがあるものがおすすめ。また、手を斜めにするぶん小指が滑り落ちてしまうため、小指を置くためのくぼみがあるとフィット感が高まります。
平らな形状なら、手首の支えがあるものだとよいでしょう。パームレストは疲れを軽減するためのアイテムとして広く認知されており、トラックボールには付属しているものと一体型のものがあります。サイズが大きくなるのが気になるのであれば、小さいパームレストを別途購入するのがおすすめです。
トラックボールは形状にこだわっており、リラックスできるものが多いといえます。しかし、携帯性重視の小さいものや機能性重視の多ボタンのものは、指の支えがない場合も。長時間使用する人は形状を重視し、少しでもリラックスできるものを選べるとよいでしょう。
せっかくトラックボールを使うなら、いつもの作業がちょっと便利になったらうれしいですよね。おすすめは、デフォルトの3ボタンに加えてサイドボタン・カスタムボタンなど含んだ、5〜6ボタンのタイプ。オーバースペックにならずに、ちょっとした手間を減らせますよ。
サイドボタンがあると、進む・戻るの操作が行えてブラウジングのスピードが格段に向上します。進む・戻るの操作はちょっとした手間の代表格で、多くのトラックボールがサイドボタンを搭載。元から機能が割りあてられているものが多く、設定不要ですぐ使える点もうれしいポイントです。
カスタムボタンがあると、自分好みのよく使う機能を割りあてられます。例えばMission Control/タスクビューを割りあてると、アプリの切り替えがワンクリックで可能に。カーソル速度の変更を割りあてると、Adobe Illustratorを使っているときだけ速度を遅くでき、細かい操作に役立つでしょう。
トラックボールは元々大きいので、ボタンが増えてもサイズへの影響は小さめ。ショートカットをよく使ったり、ブックマークを活用したりする人は、5ボタン以上のものを選びましょう。極端に機能が詰め込まれたモデルはサイズが大きくなる傾向があり、邪魔になる可能性もあるので留意してください。
楽器を扱うのが難しいように、多ボタンは全員が使いこなせるわけではありません。ポインティングデバイスの基本はあくまでも3ボタンであり、それ以上は拡張機能として普及していったといえるでしょう。そのような側面も踏まえて、あえてシンプルな性能にこだわったものも存在しますよ。
家で複数のPCを使っていたり、家と会社を行き来したりと、接続したい台数はなにかと多いもの。トラックボールを使う前に毎回PCの接続画面を開くのはかなりの手間になるので、複数機器にBluetooth接続できる、マルチペアリング機能がついたものがおすすめです。
マルチペアリングは、一度Bluetoothで接続した機器を記憶する仕組み。トラックボール本体に数字が印字されており、専用ボタンで数字を切り替えることで接続機器が切り替わり自動で接続できます。なお同じ数字に別の端末を接続すると、設定が上書きされて接続機器を変えられますよ。
ちなみに、無線2.4GHzとBluetoothの2種類の接続方式があれば、擬似的にマルチペアリングが可能です。接続方式を切り替えるボタンがついているものが多く、家では無線2.4GHz、会社ではBluetoothのように簡単に切り替えられます。ただし、USB Type-Aポートを1つ塞ぐ点は留意しましょう。
今回検証した商品のなかで、マルチペアリング機能がついていたものは少なめ。複数の機器に接続する予定がある人は、ランキングでマルチペアリングができる商品をチェックしてください。
冒頭で述べたように、トラックボールの最大の魅力は操作の楽しさです。その魅力をより引き出すためには、滑らかなボールと心地よいクリックが必要不可欠。なんとなくトラックボールが気になっている人、機能はあってもなくてもよい人にこそ、とくに重視してほしいポイントです!
まず2つの観点でボールの操作感を検証しました。1つ目はボールが滑らかか。ボールの表面や、ボールを支えるパーツのつくりが影響します。2つ目はイメージどおりにカーソル操作ができるか。ボールが小さいと安定感に欠けるため、カーソルが蛇行してしまい正確な操作が難しい可能性があります。
次にクリックの心地よさを検証しました。心地よさは、クリック時の音と感触に分解して考えられます。逆に心地よさの阻害要因となるのは、ダブルクリック感。ボタンのつくりの粗さによる「カチチッ」という感触は、致命的な欠点といえるでしょう。
せっかく使うならトラックボールを最大限楽しみたいと考える人は、ランキングでボールの動かしやすさが★4.1以上・クリック感のよさが★4.5以上のものをチェックしてください。
トラックボールは個体差がある商品も多く、ボールの動かしやすさはどの商品を買っても最初にチェックすべきポイントです。ボールを支えるくぼみが歪んでいたり、支持球が欠けていたりすると、回転のたびに引っかかってストレスに。メーカーに問い合わせると、保証期間内なら交換してくれますよ。
充電式マウスに待望のType-C対応モデル「MX ERGO MXTB2」が新登場!0度・20度の2段階で角度を調整できたり、ホイールを倒すと横にスクロールできたりとハイエンドモデルにしかない機能を搭載しています。さらに2台のデバイスに接続できる点もポイント。 快適性や機能性に優れ、よりスペックの高いマウスがほしい人におすすめのモデルです。
気になる人は、下記のリンクから詳しくチェックしてください。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | 発売時期 | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||
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ボールの動かしやすさ | クリック感のよさ | 意匠の満足感 | フィット感のよさ | 機能性の高さ | メンテナンスのしやすさ | 種類 | ボールの直径 | 解像度 | 接続インターフェース | 横スクロール機能 | マルチペアリング機能 | 電源 | ボタン数 | 特徴 | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | ||||||||
1 | ロジクール MX Ergo S|MXTB2 | ![]() | 3位 | 性能重視の人に!「MX ERGO」シリーズの最新モデル | 2024/09/24 | サムタイプ | 34mm | 512~2,048dpi | Bluetooth、無線2.4GHz | バッテリー | 8ボタン | 静音 | 99mm | 132mm | 51mm | 約259g | ||||||||||
2 | Ewin トラックボールマウス | ![]() | 4位 | 浅すぎないクリック感と、ボールの動かしやすさが魅力 | サムタイプ | 34mm | 200dpi、800dpi | Bluetooth、無線2.4GHz | 乾電池 | 6ボタン | 静音 | 98mm | 135mm | 45mm | 約125g | |||||||||||
3 | ロジクール Logicool|MX ERGO|MXTB1s | ![]() | 21位 | なんでもハイレベルにこなせる、サムタイプの上位機種 | 2017/09/22 | サムタイプ | 34mm | 512~2,048dpi | 無線2.4GHz・Bluetooth | バッテリー | 8ボタン | 99mm | 132mm | 51mm | 約259g | |||||||||||
3 | ProtoArc EM01 NL | ![]() | 手頃な価格で買える、角度調節機能つきのトラックボール | 2024/05/29 | サムタイプ | 34mm | 200~1600dpi | Bluetooth、無線2.4GHz | バッテリー | 8ボタン | 静音 | 63.4mm | 125mm | 39.3mm | 約181g | |||||||||||
5 | ロジクール ERGO M575SP | ![]() | 1位 | 入門機の代表格が静音タイプで新登場。疲れにくいクリック感が魅力 | 2024/09/19 | サムタイプ | 34mm | 2000dpi | Bluetooth、無線2.4GHz | 乾電池 | 5ボタン | 静音 | 10cm | 13.4cm | 4.8cm | 145g | ||||||||||
6 | ロジクール Logicool|ERGO|M575S | ![]() | 長い歴史が使い勝手に磨きをかけた、入門機の代表格 | 2020/11/26 | サムタイプ | 34mm | 2,000dpi | 無線2.4GHz・Bluetooth | 乾電池 | 5ボタン | 100mm | 134mm | 48mm | 約145g | ||||||||||||
7 | Acco Brands USA Kensington|Pro Fit Ergo TB550 トラックボール|K72196JP | ![]() | 24位 | ボール取り出し用のボタンを搭載。ボールも動かしやすい | 2023/07/18 | サムタイプ | 34mm | 400dpi、800dpi、1200dpi、1600dpi | Bluetooth、無線2.4GHz | バッテリー | 7ボタン | 93.4mm | 138mm | 50mm | 約143g | |||||||||||
8 | Acco Brands USA Kensington|Pro Fit Ergo TB450|K72194JP | ![]() | 6位 | 滑らかな操作感で、ケンジントンの叡智を感じられる逸品 | 2023/07/18 | サムタイプ | 34mm | 400・800・1,200・1,600dpi | 無線2.4GHz・Bluetooth | 乾電池 | 7ボタン | 93.5mm | 138mm | 50mm | 約130g | |||||||||||
9 | サンワサプライ GRAVI|400-MAWBTTB138 | ![]() | 11位 | 歴史を継承したTBEクローン機で、総合力の高さが魅力 | 2022/12/21 | フィンガータイプ | 44mm | 1,000・1,600・2,400dpi | 無線2.4GHz・Bluetooth | 乾電池 | 5ボタン | 静音 | 103.1mm | 170.7mm | 54.8mm | 約175g | ||||||||||
9 | ProtoArc EM04 | ![]() | 2位 | トラックボール初心者におすすめ。安価なうえに使いやすい | サムタイプ | 34mm | 200~1600dpi | Bluetooth、無線2.4GHz | バッテリー | 7ボタン | 静音 | 100.5mm | 136.8mm | 52.3mm | 約120g |
2024/09/24 発売
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
ロジクールの「MX Ergo S MXTB2」は、トラックボール選びに悩んだらまず検討したい1台。機能性とクリック時の静音性を両立したトラックボールです。MX ERGOシリーズの最新モデルで、従来品の「MX ERGO」の使い心地はそのままに使いやすさが進化しました。「MX ERGO」に慣れている人も使いやすいでしょう。
従来品よりクリック音の静音性に優れ、モニターからは「押し込みの深さが適度で連続操作がスムーズ」「使い続けていても指が疲れてこない」との声が挙がりました。また、親指や小指を支える工夫が施されており、フィット感も旧モデルと変わらず良好。角度は0度から20度に調整することができるので、疲れにくい角度に調節して使用できますよ。
ボールの動かしやすさは「MX ERGO」よりも高得点で、モニターからは「全方向に滑らかに動き、操作感が心地よい」と好評でした。カーソルの加速や、動かしたい位置への移動が直感的に行いやすいため、作業に集中しやすいでしょう。
ブラックの色味にマットな素材を採用しており、見た目も高級感のある仕上がり。指紋や傷が目立ちにくく、長期間使っても外観がきれいな状態を保ちやすいといえます。モニターからは「高級感があるうえ汚れにくそうでよい」との声が挙がりました。
「Logi Options+」アプリを使うことで、機能の割りあても可能。カスタマイズ可能な6個のボタンを備えているほか、2台のマルチペアリングにも対応しており、機能性は良好といえます。チルトホイールもあり、指先でExcelやスプレッドシートの横スクロールができるため、操作が楽に感じられるでしょう。従来品と比べ、充電方法がMicro-USBから待望のType-Cに進化したのも大きな魅力です。
一方で、メンテナンス面での進化は見られず。ボールを取り出す際は、ペンや細い棒のようなもので押し出す必要があります。指で取り出せる「M575S」などのモデルに比べると、手軽さには欠ける印象です。
とはいえ、静音性や機能性、使い心地といった重要な要素はしっかり押さえています。価格の高さに見合った性能を兼ね備えているので、とにかく性能を重視したい人や作業の効率化を図りたい人はぜひ最初に検討してみてください。
解像度 | 512~2,048dpi |
---|---|
接続インターフェース | Bluetooth、無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | バッテリー |
特徴 | 静音 |
ロジクール MX Ergo S MXTB2dの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
種類 | サムタイプ |
---|---|
ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
Ewinの「トラックボールマウス」は、適度なクリック感と、ボールの動かしやすさを重視する人におすすめです。静音性のあるモデルが増えている昨今でもしっかりとしたクリック感があり、ボールの動かしやすさでも高評価を獲得しました。
クリック音は小さく落ち着いた印象で、さまざまなシーンで使いやすい印象です。モニターからは「クリックの音は小さく、なお且つ低音でシックな感じ」「耳障り感がなかった」という声が挙がっています。一方でどこを触ってもしっかり反応するクリック感も両立。「もう少し反発があるほうが好み」という声もあったものの、基本的にはほとんどのモニターが押し心地に満足と回答しました。
ボールの抵抗も心地よく、スムーズに作業できます。モニターからは「コントロールが利きやすく、使い心地が良かった」との声も挙がる一方、「非常に滑らかなので細かな操作はしづらそう」との指摘もありました。
ロジクールの「ERGO M575」と同じような形状で、フィット感も悪くありません。親指を支える部分や小指を支えるくぼみがあり、手のひらを置くと安定感がありました。
見た目も高級感のあるマットな質感で指紋もつきにくいでしょう。「プラスチック感がある」という声もありましたが安っぽさを覚えたモニターは少なく、「継ぎ目も気にならなかった」「とてもきれいに作られている印象」という声が多く聞かれました。また、指でボールを簡単に押し出せるので、手軽にメンテナンス可能です。
一方で、専用ソフトが存在しておらず、ボタンのカスタマイズもできないため、機能性の評価を落としています。とはいえ、シンプルな6ボタンで、サイドボタンやDPI変更ボタンもあり、マルチペアリング機能と十分な性能です。接続もBluetoothと2.4GHzの両方に対応しています。
浅すぎず、押し心地のよいクリック感とほどよいボールの動かしやすさを兼ね備えた、操作性に優れたトラックボールといえるでしょう。機能面では「ERGO M575」には若干およばないものの、値段の安さは大きな魅力。はじめてのトラックボールとしてぜひおすすめしたい商品です。
解像度 | 200dpi、800dpi |
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接続インターフェース | Bluetooth、無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 | 静音 |
Ewin トラックボールマウスを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
2017/09/22 発売
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
ロジクールの「MX ERGO」は、同社のエルゴノミクスラインであるERGOシリーズの上位機種で、無意識のうちにボールを触ってしまうような計算され尽くした触り心地が魅力。トラックボール初心者から上級者まで万人におすすめな1台です。
ボールは非常に軽やかに操作可能で、引っかかる感覚はありません。抵抗がないわけではなく、やや「ザリッ」とした感触で転がしている感覚を得られます。カーソルもイメージどおりに動かすことができ、ボールは多くの人が満足できるクオリティでしょう。
クリックは、ボタンのどの位置でダブルクリックをしても感触が変わらず、違和感もありません。無駄な遊びもなく、強すぎない反発が軽い力での操作を可能にしています。クリック音はやや低めで大人っぽい印象。オフィスで使用しても迷惑をかけにくい響きで、クリックも文句なしの精巧さです。
本体の手のひらがあたる部分はラバーコーティングがされており、指紋がつきにくく滑りにくいマットな質感。底面の取り外し可能なチルトプレートは、金属製で重量感があります。筐体のどこを拡大しても丁寧に処理されており、ひと目見ただけでも意匠のこだわりを感じとれるでしょう。
カスタムボタンを含む6ボタンに加えて、チルトホイールで横スクロールが可能。さらに、専用ソフトを使って様々なアクションを割りあてられるほか、1%単位でカーソル速度を変更でき、機能性は十分すぎるほどだといえます。ちなみにジェスチャーもできますが、サムタイプのデフォルト配置との相性が悪いので工夫が必要です。
接続インターフェースは無線2.4GHz・Bluetoothの2種類。Bluetoothは2台までマルチペアリングが可能で、専用ボタンで簡単に接続機器を切り替えられます。無線2.4GHzはやや使いにくく、PCに専用ソフトを入れる必要があります。
電源はバッテリーですが、Micro USBのため好みが分かれるでしょう。ボールを取り出す方法は、底面にマグネットでついている金属プレートを外してから、鉛筆等を使って底面から押すタイプ。かなりの手間ですが仕方がないので、せっかくならかっこいい鉛筆を机に常備するのがおすすめです。
多くの人が満足できる性能を備えた本商品。5〜6ボタンの多機能マウスや、横スクロールができるマウスを使っていた人の乗り換え先として、間違いないといえる選択肢です。ストレスフリーの楽しい体験を得られるでしょう。
解像度 | 512~2,048dpi |
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接続インターフェース | 無線2.4GHz・Bluetooth |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | バッテリー |
特徴 |
ロジクール MX ERGO MXTB1sをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
2024/05/29 発売
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
ロジクールの「MX ERGO」が予算的に厳しいという人は、ProtoArcの「EM01 NL」を検討してみてください。同機は「MX ERGO」をもとにProtoArcが開発した商品。本体の傾斜を0度と20度に変えられるうえ、同程度の機能を備えた他社製品の「MX ERGO」の半値以下で購入できるのが強みです。
従来のモデルであるEM01と比べると、ボールの周りが光らなくなりバッテリー持ちが向上。変更可能なDPIが1000・1600・2400の3段階から、200・400・800・1200・1600の5段階に増えたことにより、シーンに応じた操作をより行いやすくなりました。また、Bluetoothのバージョンも4.2から5.0に変更されており、進化を感じられます。
ボールの動かしやすさでは本家に勝る結果に。実際に使ってみると、ボールの抵抗が少なく、軽い力でスムーズに動かせます。少しの指の接触でもカーソルが反応したりボールが遠く感じられたりすることもありましたが、慣れれば問題ないでしょう。親指の支えや小指を置くくぼみがあり、フィット感も良好。手のひらをのせても安定感があり、手をどっしりのせられます。
重厚感のある落ち着いたクリック音で、周囲の人に不快感を与えにくいのも利点。作業の妨げになる心配はほとんどありません。クリック感は浅めなので、一部のモニターからは「もう少しカチッと押せたほうがよい」との声もありましたが、軽い押し心地を好む人にはぴったりですよ。
指を置く部分がマットな質感で、手になじみやすいのもポイント。見た目に高級感もあり、モニターからは「モノトーンかつスタイリッシュで、先進的なデザイン」との声が寄せられました。ホイール部分や、一部のパーツに見られるプラスチック特有の光沢感に、素材の安っぽさを感じたモニターもいたものの、オフィスに置いても悪目立ちすることはないでしょう。
基本的な5つのボタンに加え、2つのDPI変更ボタンとペアリングボタンあり、機能性も十分です。接続方法は、無線2.4GHzとBluetoothの2種類。合計3台のデバイスに接続できるため、複数のPCを使っていたり、家と会社を行き来したりするときにも活躍しますよ。機能の割り当てはできずカスタマイズ性には欠けますが、トラックボールに求める機能は最小限そろっています。
メンテナンス時は、ペンなど先が細いものを使って底面からボールを押し出します。「MX ERGO」は底面のパーツを着脱できましたが、本商品は着脱ができないため無理に取り外そうとせず、0度の角度にした状態で押し出すとよいでしょう。M575などの指で押し出すタイプと比べると、手間がかかるといえます。
とはいえ、同じ角度調節機能つきのトラックボールより手頃な価格で買えて、目立った欠点はほとんどありません。とにかくボールが動かしやすいため、正確かつ快適に操作したい人はぜひ一度試してみてください。
解像度 | 200~1600dpi |
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接続インターフェース | Bluetooth、無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | バッテリー |
特徴 | 静音 |
ProtoArc EM01 NLの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
2024/09/19 発売
種類 | サムタイプ |
---|---|
ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
ロジクールの「ERGO M575SP」は、クリック感のよさを叶えつつ、静音性に優れたものがほしい人におすすめ。M575の2024年に発売したモデルで、従来品と比べて左右のクリックボタンが静音仕様に進化しています。
静音性が高いマウスにはクリック感が物足りないものがよくありますが、この商品はクリック時の感触もほどよくモニターから「浅すぎず深すぎない押し心地で底打ち感がない」との声が挙がりました。長時間の作業でも疲れにくいでしょう。
親指や小指の支えがあり、入門機の代表格として定評のある前モデルの「M575」と変わらずフィット感も高め。三日月のような形状で、手のひらを置くと安定感があります。マットな質感により指紋や傷が目立ちにくいのもうれしいポイント。プラスチック感が気になる人がいたものの、「高級感があり、量産品に見えない」「肌触りも良くベタつかずにサラサラしている」などの声が多数派でした。
ボールの動かしやすさもおおむね良好。ボールの動きが滑らかなあまり、なかには「抵抗が弱く物足りない」というモニターもいましたが、カーソルは繊細に動かしやすい印象です。「遠くに動かすときも思いどおりにできる」といった声が目立ちました。
また、ボールを指で押し出せるため、メンテナンスが簡単。ボール取り出し用のボタンがあるモデルには劣るものの、細い棒が必要な商品に比べると思いついたときにサッと手入れしやすいでしょう。
接続は2.4GHzとBluetoothに対応しており、専用アプリを用いた機能の割りあてが可能。しかし、マルチペアリング機能は搭載していないため、複数のデバイスと同時に使いたい人には不向きです。横スクロールができない点も押さえておきましょう。
とはいえ、クリック感や静音性がよく、価格も8,000円程度と「MX ERGO」シリーズに比べて控えめ。性能面は上位商品に一歩およばないものの、価格を抑えたロジクールの最新モデルがほしい人におすすめです。
解像度 | 2000dpi |
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接続インターフェース | Bluetooth、無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 | 静音 |
ロジクール Ergo M575SPの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
2020/11/26 発売
種類 | サムタイプ |
---|---|
ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
ロジクールの「ERGO M575」。同社のエルゴノミクスラインであるERGOシリーズのベストセラーで、細部まで気の届いたフィット感のある形状が魅力。通常のマウスとは毛色が異なるトラックボールマウスですが、握りやすくフィット感のある形状の本機は、はじめての人におすすめな商品です。
ボールは摩擦が小さめで、引っかかる感触がなく「シャーッ」と慣性のままに転がります。ボールの安定感も高いので、強く弾いて高速回転も可能。滑らかすぎるため細かな操作はやや苦手なものの、気にならない程度で、カーソルもイメージどおり操作できるといえるでしょう。
メインボタンのクリック音は、クセがない高音で何度でも聞ける印象。ミドルボタン・サイドボタンは静音設計で、反発がありしっかりと押した感触を得られます。バランスがよく、どんな人にも馴染みやすいクリック感だといえます。
本体の手のひらがあたる部分には細かな凹凸が施されており、滑りにくいとはいいきれないものの安定感が高い形状。傷はやや目立ちますが指紋はつきにくく、丁寧に処理された筐体です。定番すぎるがゆえにデザインに量産感を覚える人は、ボールを交換してガラッと印象を変えるのも手ですよ。
シンプルな5ボタンで、底面には電源ボタンと接続方式を切り替えるボタンがついています。専用ソフトは極めて優秀で、様々なアクションを割りあてられるほか、1%単位でカーソル速度を変更可能。シンプルな機能で誤操作を防げる魅力がありますが、機能性は高いわけではなく必要十分な性能でしょう。
接続は無線2.4GHz・Bluetoothの2種類。Bluetoothはマルチペアリングができませんが、底面のボタンで無線2.4GHzモードにすぐ切り替えられるので、擬似的なマルチペアリングが可能です。無線2.4GHz・Bluetoothのどちらも自動検出・自動接続なので、接続の面倒な手間はありません。
電源は単三電池1本で動作するタイプ。ボールの底面の穴が大きく指で押し出せるため、メンテナンスの手間が軽減されている点も大きな魅力でしょう。痒いところに手が届くような気配りが多く施されている、シンプルな定番トラックボール。入門機としての最適解の1つといえます。
解像度 | 2,000dpi |
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接続インターフェース | 無線2.4GHz・Bluetooth |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 |
ロジクール ERGO M575 トラックボールマウスをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
2023/07/18 発売
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
Acco Brands USAの「Kensington Pro Fit Ergo TB550 トラックボール K72196JP」は、ボールの動かしやすさや、メンテナンスの手軽さを求める人におすすめ。ボールを取り出すためのボタンが備わっており、メンテナンスをスムーズに行える点が魅力です。
ボールの動きが滑らかで、抵抗がほどよいのもメリット。モニターからは「大きな移動や細かい調整も、感覚どおりに動かせた」「激しく動かしても、反応にラグがなく感覚通りに動いてくれる」といった好意的な意見が多く挙げられました。
親指や小指、手のひらの支えがあるため、フィット感も良好。手のひらを置くと安定感を得やすく、スムーズに操作しやすいでしょう。
マルチペアリング機能やチルトホイールを搭載し、機能性も高め。複数のデバイスとの接続や、横スクロール操作ができるため、作業をより効率的に行えるでしょう。専用アプリ「KensingtonWorks」を使用すれば、機能の割りあても可能ですよ。ただし、多くの商品同様に左手操作には対応していません。
クリック時の深さや反発がほどよく、押し心地は満足できるレベル。しかし、クリック音が大きめで、モニターからは「大きい音がして、周囲が気になりそう」との意見が挙がりました。オフィスやカフェなど静かな場所で使うと、周りの目が気になるかもしれません。
マットな質感により高級感はありますが、傷や汚れが目立ちやすいのは気になるところ。指紋がつきやすいほどではないものの、外観を長くきれいに保つにはこまめなケアが必要でしょう。とはいえ、不満に感じるほどの欠点は見当たらず、ボールの使いやすさやメンテナンス性にこだわる人の選択肢になりますよ。
解像度 | 400dpi、800dpi、1200dpi、1600dpi |
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接続インターフェース | Bluetooth、無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | バッテリー |
特徴 |
2023/07/18 発売
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
Kensingtonの「Pro Fit Ergo TB450」は、深みのある青色のボールがが特徴的でマットな質感の本体の高級感をより一層高めています。意匠だけでなくクリック感の心地よさも兼ね備えているので、マウスにこだわりがありつつもトラックボールへの移行を視野に入れている人におすすめな商品です。
手首からやや離れた位置にボールがあり、掴むというより指先で優しく操作する方法が適しています。しっかりしたつくりでどの方向にボールを転がしても引っかかりませんが、手が小さいとボールの奥まで親指が届かず、カーソルを上下に動かしにくい可能性がある点は留意が必要です。
高すぎず大きすぎない、王道といえる適度なクリック音はチープに感じさせません。押し込むと強めの反発が得られ、カチカチと硬めのクリック感が心地よいでしょう。深くまでは押し込めませんが、精巧につくられたボタンは何度も押したくなるほどの満足感を得られました。
本体は45度の傾斜があり、手のひらをどっしりと乗せられます。親指の支えはありますが薬指・小指の支えはなく、エルゴノミクスながら指の位置を定めないデザインといえるでしょう。表面は指紋・傷がつきにくいように加工されており、量産感のない曲線美が目を惹きますよ。
ペアリングボタン・DPI変更ボタンを除くと5ボタンで、横スクロールはできません。専用のドライバは優秀で、機能の割り当て・速度変更などが可能。接続は無線2.4GHz・Bluetoothの2種類あり、2台までマルチペアリングができます。トラックボールに求められる十分な機能を備えているでしょう。
単三電池1本で動作し、メンテナンス時は底面のボタンでボールを押し出すタイプ。総じて、ボールの操作性・クリック感に優れ必要十分な機能を備えた本商品は、マウスから移行する人の有力な選択肢になるでしょう。トラックボールに慣れており、とにかく心地よい操作を求める人にも検討してほしい逸品です。
解像度 | 400・800・1,200・1,600dpi |
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接続インターフェース | 無線2.4GHz・Bluetooth |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 |
Kensington Pro Fit Ergo TB450 K72194JPをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
2022/12/21 発売
種類 | フィンガータイプ |
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ボールの直径 | 44mm |
良い
気になる
日本のPC周辺機器メーカーである、サンワサプライの「GRAVI」。Microsoftの名機であるTrackball Explorer(通称TBE)のクローンモデルで、44mm球を搭載しています。奥行きが170.7mmあり、デスクでは思った以上に存在感がありますよ。2色展開でTBEを模したカラーリングのものもありますが、接続方法・解像度がやや異なり、今回検証した商品は直販限定モデルの単色のものです。
ボールは滑り出しがよく「スルスル」と軽やかに操作できます。ボールの位置も自然で、どの方向にも力をかけやすいような設計。ただしボールを強く弾くと慣性のままに回転し、今回の検証ではカーソルがやや蛇行した点は留意してください。
クリックはすべて静音設計で、耳をすましてやっと聞こえるほどの驚異的な静かさ。反発は控えめで軽い力でクリックでき、力をかければやや深くまで押し込めます。感触は及第点レベルですが、静音性が極めて高く静かなオフィスでも気兼ねなく使える点が魅力です。
フィット感は非常に高く、親指・薬指・小指のすべてが支えられます。手をどっしりと乗せられますが手首が浮いてしまうので、パームレストを別途購入するのがおすすめ。布団に入っているかのようにリラックスしながらデスクワークできますよ。表面はマットな加工が施されており、傷・指紋が目立ちにくく心地よい触り心地。継ぎ目の処理もかなり丁寧で、高級感のあるデザインです。
5ボタンに加えてペアリングボタン・DPI変更ボタンがあり、専用ドライバも完備。接続は無線2.4GHz・Bluetoothの2種類あり、2台のマルチペアリングができます。カスタマイズ性は高くありませんが、トラックボールに求められる必要十分な機能を備えているといえます。
単四電池2本で動作し、保証期間は1年。ボールは底面の穴から指で押し出すタイプです。どこをとっても十分な性能をクリアし、総合的に高いレベルに達している本商品は、フィンガータイプを求める人の魅力的な選択肢といえるでしょう。
解像度 | 1,000・1,600・2,400dpi |
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接続インターフェース | 無線2.4GHz・Bluetooth |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 | 静音 |
サンワサプライ GRAVI 400-MAWBTTB138の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
ProtoArcの「EM04」は、トラックボールに興味はあるけれど、価格が高くて手が出しづらいという人におすすめです。ロジクールのベストセラー「ERGO M575」を元に作られた商品で、全体的な評価はM575には及ばないものの、ボールの動かしやすさの評価ではトップクラスに優秀。実際に使用したモニターからも「どの方向に転がしても、引っ掛かりがなく滑らかに動かせた」という声が挙がっています。
クリック感は、押し込みが浅く反発がやや弱い点が気になるものの、軽い力でクリックできたためモニターからも好印象。メインボタンは静音設計で、ほとんどクリック音がしなかったためオフィスでも気兼ねなく使えるでしょう。
フィット感も良好で、手のひらをどっしりと乗せられます。薬指を置く位置がなだらかでなく、少々角張っているため慣れが必要なものの、M575よりも高さがあるのでとくに手が大きい人はフィットしやすいでしょう。また、プラスチックでできているため特別な高級感は感じにくいですが、トラックボールには珍しいオレンジ色のホイールが魅力です。
ボタンに機能の割り当てができない点に物足りなさを感じますが、手元でカーソル速度を変更できるDPIボタンがあり、シーンに合わせて5段階で調節できる点は魅力。接続方式は無線2.4GHz・Bluetoothの2種類あり、マルチペアリングにも対応しています。
ボールは底面の穴から指で押し出せるタイプのためメンテナンスがしやすい形状ではありますが、ボールを押し出す際は強い力が必要だったので注意しましょう。
リーズナブルな価格で購入できますが、使い心地に関してはM575と比べても遜色ありません。トラックボールを試してみたい人や少しでも予算を抑えたい人は、ぜひチェックしてみてください。
解像度 | 200~1600dpi |
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接続インターフェース | Bluetooth、無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | バッテリー |
特徴 | 静音 |
ProtoArc EM04を実際に使って徹底レビュー!ロジクール ERGO M575との違いは?
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 35mm |
良い
気になる
Tethysの「ワイヤレスマウス M1-GRAY」は、クリック感のよいマットな質感のトラックボールがほしい人におすすめです。カチカチという音が気にならない静音設計を謳う本商品。クリックは浅めながら、押した感触は良好でした。実際に操作したモニターからは「底打ち感が少なく、反発もほどよい」と好評の声が寄せられています。
親指・薬指・小指を支えやすい形状で、手へのフィット感も良好。手首までは置けませんでしたが、手のひらを置くことで安定感を得られました。
ボールの動きはレスポンスが非常に速く、使用したモニターからは「指の動きに忠実についてくる」とプラスの評価に。しかし、スムーズすぎるあまり、「全体的に速くカーソルが飛ぶような感覚がある」との意見もあがったため、設定速度を少し落として使ってもよさそうです。ボールは底面の穴から指で押し出せるため、メンテナンスも簡単でした。
質感はマットで高級感があります。進む・戻るボタンだけ光沢素材である商品が多くあったなか、すべてのボタンがマット調である点が特徴です。見た目を評価したモニターは「指紋が気になりにくい」とコメント。見た目にこだわる人でも納得のデザインでした。
2.4GHzとBluetoothに対応しており、接続も簡単。3台までのマルチペアリングも可能で、複数のデバイスで使いたい場合に便利です。機能の割り当てはできないものの、手元でカーソル速度を変更できるDPIボタンを装備。使い勝手・操作性ともに目立つ欠点はなかったので、マットな見た目のトラックボールを探している人は候補に入れてはいかがでしょうか。
解像度 | 800〜2,400dpi |
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接続インターフェース | Bluetooth、無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | バッテリー |
特徴 | 静音 |
2020/09/11 発売
種類 | フィンガータイプ |
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ボールの直径 | 40mm |
良い
気になる
アメリカに本社を構えるPC周辺機器ブランド、ケンジントンの「Orbit Fusion Wireless Trackball」。同社の定番ラインであるOrbitシリーズの最新モデルで、同シリーズにとって異色の左右非対称の形状です。40mm球のフィンガータイプで、スクロールリングが搭載されています。
フィンガータイプのなかではボールサイズが小さく、そのぶん抵抗が小さめで滑りやすいのが特徴で、イメージどおり操作できるような工夫がされています。ボタンは高めの音が響くクリッキータイプ。なお、左クリックが押す場所によって反応するスイッチが変わる構造で、押し方によっては「カチチッ」とダブルクリック感がある点は留意しましょう。
親指・薬指・小指の支えがある形状で、手のひらを置く部分が高く安定感があるのが特徴。自然と机に手首があたるので、別途パームレストを用意するとよいでしょう。全体的に、指紋・傷が目立たないように表面が加工されており、ボールが際立つ曲線美が魅力的な筐体です。
ボタンは、カスタムボタンを含めた5ボタンに加えて、速度変更のボタンが1つあります。ただしホイールクリックができないので、ミドルクリックを別途割りあてる必要があり、実質カスタムできるボタンはないといえます。なお接続は無線2.4GHzのみで、マルチペアリングはできません。
底面の穴は細くて深いので、鉛筆等でボールを押し出すタイプ。単三電池1本で動作し、保証期間は3年です。シンプルな性能で、どこをとってもバランスがよい本商品。フィンガータイプのなかでもクセがなく、入門機に向いているといえます。手が小さくても比較的扱いやすいですよ。
解像度 | 400・800・1,500dpi |
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接続インターフェース | 無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 |
Kensington Orbit Fusion ワイヤレストラックボール K72362JPをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
2017/07/24 発売
種類 | フィンガータイプ |
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ボールの直径 | 52mm |
良い
気になる
PC周辺機器に強みを持つ日本のファブレスメーカー、エレコムの「HUGE」。2017年に発売したモデルで、パームレスト一体型で52mm球を採用した、その名のとおり巨大な筐体が特徴です。傾斜が緩やかなので、手首ごとだらっと本体に乗せて操作します。
ボールは重さがあるぶん、抵抗が生じて転がしている感覚を得やすいでしょう。ボールサイズが大きいため細かな操作がしやすい反面、大きく動かしたいときは2〜3本の指で強く転がす必要があります。クリックはかなり高めのカチカチ音。感触・音のどちらもボタンによって変わるため、こだわりが強いと気になる可能性があります。
親指の支えがある形状ですが手首を乗せると親指が浮き、支えとしては機能しません。薬指・小指の支えも十分とはいえませんが、傾斜が緩やかで手をどっしりと乗せられるため、安定感は高いでしょう。一部指紋がつきやすい材質ですが、使っているぶんには見えません。引き伸ばしたようなデザインは、ほかにない唯一無二感が演出できますよ。
機能性はかなり高く、カスタム可能な3ボタンを含んだ8ボタンタイプ。チルトホイールで横スクロールも可能です。しかし専用ソフトが少々使いにくく、速度変更も3段階で固定されているのが難点。なお接続は無線2.4GHzのみで、マルチペアリングはできません。
メンテナンス時は、底面の穴からボールを指で押し出すタイプ。保証期間は6か月で、単三電池2本で動作します。多ボタンでパームレスト一体型の形状が魅力の本商品。サイズが気にならなければ、とにかくリラックスして使いたい場合の有力な選択肢となるでしょう。なお、手が小さいと押しにくいボタンがある可能性は留意してください。
解像度 | 500・1,000・1,500dpi |
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接続インターフェース | 無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 |
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
PC周辺機器を展開する中国の新興メーカー、ProtoArcの「EM01」。AliExpressのみでの販売でしたが、2023年7月にAmazonに上陸し、日本でも気軽に買えるようになりました。Logicoolの「MX ERGO」と「ERGO M575」を掛けあわせたような、馴染みのあるデザインが特徴です。
ボールは34mm球で、かなり滑らかな操作感。解像度が高くポインタ速度が速めなのも相まって、慣性のままにカーソルが動き回ります。細かな操作も問題なく行えるので、ボールの心地よさを重視するなら真っ先に検討してほしい商品です。ボールの周りにはRGBライティングが施され、いくつかのパターンから光り方を選べます。もちろんオフにもできますよ。
ミドルボタン以外はすべて静音で、非常に軽い力でクリックできます。深くまで押し込めるので、クリックしている感触は得やすいでしょう。傾斜角がある形状のため中指でのホイール操作が自然ですが、平らなぶんホイールの側面を操作することとなり、不自然な操作感がやや気になりました。
ERGOクローンの形状は、安定感が高く文句のつけどころがありません。石粉粘土のようなマットな質感は、高級感があるというよりも軽やかな印象。ボタンはグラつかず継ぎ目も丁寧に処理されており、非常にしっかりしたつくりで満足感が高いでしょう。
5ボタンのタイプですが、専用ソフトがなくカスタマイズはできません。しかし、カーソルの速度を変更できる専用ボタンがあり、3段階で調節可能。接続は無線2.4GHz・Bluetoothの2種類あり、2台のマルチペアリングもできます。特定のアクションを求めないのであれば、十分な機能が備わっているといえます。
メンテナンス時は底面の穴からボールを鉛筆等で押し出すタイプです。保証期間は不明で、電源はUSB Type-Cでの充電式。ただし、本体の端子が小さく使えるケーブルが限られる点と、C to CではなくA to Cのみに対応している点は注意が必要です。
ボタンのカスタマイズを求めないのであれば、本商品には「静音で光るERGOクローン」という十分すぎる魅力が詰まっています。コスパもよいので、トラックボールをひとまず触ってみたい場合の有力な選択肢です。
解像度 | 1,000・1,600・2,400dpi |
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接続インターフェース | 無線2.4GHz・Bluetooth |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | バッテリー |
特徴 | 静音 |
種類 | フィンガータイプ |
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ボールの直径 | 40mm |
良い
気になる
アメリカに本社を構えるPC周辺機器ブランド、Kensingtonの「Orbit Trackball with Scroll Ring」。フィンガータイプを代表するオービットシリーズの、2ボタンで有線接続のモデルです。
ボールは青色の40mm球で、引っかかりがなくどの方向にも「サーッ」と滑ります。抵抗感は小さいものの、思ったよりも重さを感じられて心地よいでしょう。指先で操作がしやすい形状のため、細かくカーソルを動かせる理想的な操作感といえます。
指を安定させるくぼみはありませんが、本体は緩やかな傾斜があり手に馴染みやすい形状です。パームレストも付属し、まずまずのフィット感で疲れにくいといえます。継ぎ目の処理が丁寧で、指紋がつきにくい点も魅力の1つ。クリオネを想起させるデザインは愛着が湧きますよ。
ボタンは重たさがある大きめのクリック音で、落ち着いた印象。強めの反発で押し込みも深く、しっかりと押した感触を得られます。スクロールはボールの周りのリングを回すタイプで、グラつきはほぼありませんでした。ただし、ボタンは2つで左右のクリックしかできず、機能性は低め。専用のドライバで同時クリックにアクションを割り当てられますが、それでもやや物足りないと感じるでしょう。
このモデルは有線接続で、マルチペアリングはできません。ボールは固定されており、逆さにしても落ちませんが、メンテナンス時は上からボールを取り外せます。本商品はシンプルな機能で、使いやすい点が魅力。機能性を求めないのであればフィンガータイプの入門機として有力な選択肢となるでしょう。
解像度 | 400dpi |
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接続インターフェース | 有線 |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 有線 |
特徴 | 左右対称 |
2023/06/20 発売
種類 | フィンガータイプ |
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ボールの直径 | 55mm |
良い
気になる
アメリカに本社を構えるPC周辺機器ブランド、Kensingtonの「SlimBlade Pro Trackball」。ロングセラーモデルをBluetooth接続に改良した、2023年6月発売の商品です。ダークグレーのリングを沿うようにボールを回すと「カチカチ」と音がなり、カーソル操作がスクロール操作に切り替わる機能が標準搭載。感触も得られ、心地よいスクロール音ですよ。
55mmの大玉球は重量感がありますが、滑らかな回転が抵抗感を低減させており、絶妙にバランスがよい操作感。「ゴロッ」とダイナミックに転がせて、どの方向にも容易にカーソルを動かせます。2〜3本指で操作するため、細かくポインターを合わせられる点も大玉球の魅力の1つです。
クリック音は重量感のある響きで、かなり大きな音が鳴るためオフィスでの使用には向きません。ストロークは浅いものの反発感は強く「カチッ」としっかりクリックするタイプ。一見好みがわかれそうですが、つくりが精巧でチープに感じにくく、使う場所を選べばストレスにはなりにくいでしょう。
デフォルトの配置は、下2つがメインボタンで上2つがサイドボタン。上2つ・右2つなど、ボタンの同時押しに任意の機能を割り当てられます。側面には4段階のDPI変更ボタンと、接続切り替えボタンも搭載。有線・無線2.4GHz・Bluetoothから選べます。マルチペアリングはできませんが、機能性は十分備えているといえます。
特徴的なミニマルデザインは、やや指紋がつきやすい材質ですが、左右対称で使う人を選ばず置き場所も自由自在な点が魅力。圧倒的な存在感がデスクを彩り、高い満足感を得られます。ただし手のフィット感は低く、疲れにくい形状とはいいきれません。長時間使用する人はパームレストを用意しましょう。
保証期間は5年。デザイン性の高さはもちろん、操作性・機能性に優れた本商品は、ボールを転がす楽しさというトラックボールならではの体験を最大限に楽しめます。トラックボールに惹かれる理由が疲れにくさではなく、操作の楽しさ・形状のかっこよさであれば、真っ先に検討してほしい商品です。
解像度 | 400・800・1,200・1,600dpi |
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接続インターフェース | 有線・無線2.4GHz・Bluetooth |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | バッテリー |
特徴 | 左右対称 |
2016/02/19 発売
種類 | フィンガータイプ |
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ボールの直径 | 55mm |
良い
気になる
アメリカに本社を構えるPC周辺機器ブランド、Kensingtonの「Expert Mouse Wireless Trackball」。最も歴史のあるシリーズの1つであるエキスパートマウスの7代目で、EM7と称されることも。55mmの大玉球と左右対称の形状が特徴で、基本的に据え置き機として使用します。
フィンガータイプのなかでもとくにボールが大きく、操作感のよさが最大の魅力。カーソル速度は低めに設定されているので、2〜3本指で大胆に転がして操作します。ずっしりとした重さがありますが抵抗感は小さく、非常に滑らかで心地よい印象です。
四方のボタンはクリッキーで、デスクトップPCの電源ボタンを押しているようなしっかりとした感触です。下2つがメインボタン、上2つがサイドボタンに設定されており、任意の2つを同時に押すことでアクションを呼びだせます。自由度が高く、自分好みの操作を実現できるでしょう。
横の傾斜はありませんが前後の傾斜があり、自然な体勢で操作可能。付属しているパームレストを使用することで、よりだらっとリラックスできます。商品の特性上フィット感は得にくいですが、疲れにくい設計で、長時間の操作も苦ではないでしょう。
接続は無線2.4GHz・Bluetoothの2種類ありますが、マルチペアリングはできません。背面のボタンで接続方式を切り替えられるので、接続機器が複数ある場合に活用できます。ボールは固定されていないため、上から取り外して簡単にメンテナンスが可能な点も魅力です。
保証期間は5年。マウスからの買い替えだと操作方法の違いに困惑しますが、タッチパッドと思えば難なく慣れるでしょう。伝統的な形状を使ってみたい人や、左右対称で自由度が高いものを求める人にとって、最初に思い浮かぶ選択肢だといえます。
解像度 | 400〜2,000dpi |
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接続インターフェース | 無線2.4GHz・Bluetooth |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 | 左右対称 |
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
Ewinの「トラックボールマウス EW-WL159」は、フィット感にこだわるなら選択肢に入る商品。親指の支えだけでなく、薬指や小指を置くためのくぼみが設けられているため、手のひらを置くと安定感があります。
ボールは指で取り出せるため、メンテナンスが簡単です。ボール取り出し用のボタンがある商品にはおよばないものの、ペンや細い棒などほかのツールはいらず、気づいたときにサッと手入れしやすいでしょう。
マットな本体は高級感があり、傷や指紋が目立ちにくいのも魅力。モニターからは「ボタンの繋ぎ目の段差が少なく、汚れにくそう」との声が挙がっています。しかし、ボタンの一部分のプラスチック感が気になる人も。手汗も少し目立ちやすい印象です。
操作時の抵抗が弱く、ボールの動かしやすさで評価が伸び悩みました。動きが滑らかでスムーズに使えると評価した人もいたものの、モニターから「抵抗がほとんどないため、カーソルが遠くへ行ってしまった」との声が挙がったため、繊細な動きは向かないといえます。
クリック時にはボタンを深く押す必要があり底打ち感を覚えるため、検証に参加したモニターから「深すぎてダブルクリックがしにくい」との声が挙がりました。また、クリック音が大きめなので静かなオフィスでは使いづらいでしょう。
3台のマルチペアリングに対応しているものの、専用ソフトは用意されておらず機能の割り当てができません。とにかくフィット感にこだわるなら候補になるものの、同価格帯でより高性能な商品があるためほかの上位商品とあわせて検討しましょう。
解像度 | 400dpi、800dpi、1,200dpi、1,600dpi、2,400dpi |
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接続インターフェース | Bluetooth、無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | バッテリー |
特徴 |
2019/09 発売
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
日本のPC周辺機器メーカーである、サンワサプライの「ワイヤレストラックボール」。同社が展開するサムタイプのうち、15度の緩やかな傾斜で3ボタンのタイプです。ボールは一般的な34mm球で保証期間は6ヶ月。同じ筐体の有線モデル・Bluetoothモデルも展開されており、同社らしさがうかがえます。
ボールは滑らかに動くものの引っかかりがあり、慣性に逆らって「キュッ」と止まります。強く弾くとややグラつくため、心地よくないと感じる人もいるでしょう。ボタンはすべて静音タイプで、深く押し込めます。遊びが小さく、コツコツと静かでリズミカルなクリック感が得られますよ。
フィット感は非常に高く、親指・薬指・小指のすべての支えがあります。マットなラバー加工が施されていて傷・指紋が目立たず、すべすべの質感が心地よいでしょう。スクロールホイールが小さく平面的でのっぺりとした印象ですが、継ぎ目の処理がかなり丁寧で、満足感の高い筐体だといえます。
機能性は決して高いとはいえず、3ボタンのシンプルなタイプ。ドライバはなくカスタマイズできませんが、中央のボタンで4段階の速度変更ができます。接続は無線2.4GHzのみで、ワイヤレストラックボールに求められる必要最低限の機能に絞っているといえるでしょう。
保証期間は6か月。メンテナンスは底面の穴から指で押し出すタイプで、単四電池2本で動作します。極めてシンプルな本商品は、比較的安価にトラックボールを試してみたい人や、オフィス利用で静音ボタンを求める人にとって、十分検討できる選択肢になるでしょう。
解像度 | 600・800・1,200・1,600dpi |
---|---|
接続インターフェース | 無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 | 静音 |
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
香港を拠点にPC周辺機器を展開するメーカー、SEENDAの「MOU-301」。スクロールのボールデザインと、ポップなバイカラーが特徴の商品で、黒・紫・ピンクの3色を展開しています。同社のWebサイトは更新されていないため、Amazon・AliExpressにあるオフィシャルページでの購入がおすすめです。
M575に似たなだらかな傾斜がある形状は、手のひらに自然とフィットするものの、小指を支えるくぼみがありません。人によっては手を置く位置が定まらないと感じる可能性があります。クリックは多くの人が満足できるクオリティで、静音タイプながら強い反発が得られ心地よいですよ。
DPIは5段階で最小200から設定可能。ボールを転がすとザラッとした抵抗があり、細かい操作がしやすいといえるでしょう。なお、ポーリングレートが低いことからかカーソルがややカクつく印象を受けましたが、蛇行はせず作業に大きな支障が生じないレベルでした。
サイドボタンで進む・戻るの操作が行えるほか、中央のボタンでDPIを変更できます。スクロールは一見どの方向にも動かせそうですが、縦方向にしか回転せず横スクロールには非対応。専用のドライバも提供されていません。必要十分な機能が備わっているといえます。
使用しているとやや指紋がつきやすいのが難点ですが、継ぎ目の処理は比較的綺麗で許容範囲といえます。保証期間は1年間で、接続方法・ペアリング機器の切り替えは底面のボタンで行うタイプ。ボールを取り出す穴は小さく、メンテナンス時はペンが必要ですよ。
安価でまずまずのクオリティの本商品は、初めての1台におすすめ。目新しいデザインや、かわいらしいカラーリングに惹かれた人は、ぜひ検討してみてください。
解像度 | 200・400・800・1,200・1,600dpi |
---|---|
接続インターフェース | 無線2.4GHz・Bluetooth |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | バッテリー |
特徴 | 静音 |
2018/04 発売
種類 | フィンガータイプ |
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ボールの直径 | 44mm |
良い
気になる
PC周辺機器に強みを持つ日本のファブレスメーカー、エレコムの「DEFT PRO」。44mm球を採用したフィンガータイプで、PROの名のとおり機能が詰め込まれたモデルです。中央から手前にかけて大きな傾斜があり、手首を立てて手のひらを押しあてるような持ち方が適しています。
ボールは大きく滑らかな操作感ですが、本体の高さがあるぶん指の可動域が狭まるため、大胆に転がすというよりは丁寧な操作を重ねるイメージ。カーソル速度はパソコン側の設定で無段階で調整できるほか、背面のボタンでも500/1000/1500の3段階で変更が可能です。細かい調整はパソコン側の設定を使用しましょう。
メインボタンは繊細で軽やかなクリック音で、落ち着いた印象を持ちます。ただし、サイドボタン・カスタムボタンは、クリッキーで硬めのものもあれば静音で反発が弱いものもあり、音・感触ともにバラバラ。やや遊びがあり軋むような感覚で、好みが分かれるクリック感といえます。
左側面はボタン・ホイールが敷きつめられており、親指を休めるためのスペースはありません。代わりに薬指・小指のくぼみは大きく、手のひらもどっしりと乗せられるため、安定感は高いほうだといえるでしょう。一部指紋がつきやすいものの、手の設置面は傷・指紋が目立たないような加工で、高級感のある質感です。
カスタム可能な3ボタンを含んだ8ボタンタイプで、横スクロール可能なチルトホイールも搭載。マルチペアリングはできませんが、無線2.4GHz・Bluetooth・有線の3種類から接続方式を選べます。また、「エレコム マウスアシスタント」というソフトを使用することで、ボタンへの機能割り当てや高速スクロールの設定が可能です。
メンテナンス時は、底面の穴から指で押し出すタイプ。保証期間は3年で、単三電池1本で動作します。多ボタンのフィンガータイプを求める場合の有力な選択肢である本商品。手が小さい人には向かず、ほかのトラックボールからの乗り換えだと癖のある操作感にやや苦戦する可能性があります。
解像度 | 500・1,000・1,500dpi |
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接続インターフェース | 有線・無線2.4GHz・Bluetooth |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 |
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
ドイツにに本社を構えるPC周辺機器メーカー、Perixxの「PERIMICE-720」。交換用のボールを数多く展開する同社による多機能モデルで、珍しい紫色のボールが特徴的です。付属のスタンドを付け替えることで、0度・10度・20度の3つの傾斜角に調整できますよ。
一般的な34mm球を搭載したボール部分は「ザリッ」とした感触で心地よさは低め。今回の検証では、蛇行とまではいかないもののカーソルがやや逸れることがありました。問題なく作業できる範囲内ではあるものの、ボールの動かしやすさを重視する場合は選択肢から外れるでしょう。
クリックは硬めの感触で、やや高い音が響きます。音量は大きくないので、会社でも気にせず使用できるレベルです。ただし、ダブルクリックが疲れると感じるほどに反発が強い点は好みが分かれるでしょう。
エルゴノミクスの形状は、手のひらをどっしりと乗せられるうえ指の支えがあり、安定感は高め。表面は傷・指紋がつきにくいマットな質感で、サラサラと手に馴染みやすいといえます。ただし、奥行・高さがあるため、手が小さい人は扱いにくい点は留意してください。
チルトホイールでの横スクロールに加え、Mission Controlのボタンが搭載されています。無線2.4GHz・Bluetoothでの接続が可能ですが、マルチペアリングはできません。機能を割りあてるソフトもなく、DPI変更も2段階のみのため、カスタマイズ性を求めるなら少々物足りないでしょう。
単四電池2本で動作し、保証期間は1年。メンテナンス時は鉛筆等を使って底面から押すタイプで、やや手間がかかります。エルゴノミクス形状でフィット感に優れる本商品は、手が大きい人のうち傾斜角を調整したい人にとって魅力的な選択肢です。
解像度 | 600・1,600dpi |
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接続インターフェース | 無線2.4GHz・Bluetooth |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 |
2021/08/11 発売
種類 | フィンガータイプ |
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ボールの直径 | 55mm |
良い
気になる
アメリカに本社を構えるPC周辺機器ブランド、Kensingtonの「SlimBlade Trackball」。2009年発売のロングセラーで、薄型の形状と55mmの大玉球が特徴です。シルバーのリングを沿うようにボールを回すと「カチカチ」と音がなり、カーソル操作がスクロール操作に切り替わる機能が標準搭載されています。感触は得られませんが、感触があると錯覚してしまうほどに心地よいスクロール音ですよ。
ボールは非常に滑らかですが、大きく重いため抵抗感があります。2〜3本指での操作は正確にポインターを合わせられ、どの方向にもイメージ通り動かせるでしょう。クリック音はかなり大きく、会社では使いにくいといえるほどです。クリックする位置によって感触が変わる点も留意が必要です。
デフォルトの配置は、下2つがメインボタンで上2つがサイドボタン。有線接続のみでDPI変更ボタンもありませんが、専用のドライバが優秀でボタンの同時押しに任意の機能を割り当てられます。カーソル速度を調整する場合は、PC本体の設定か専用のドライバを開く必要がありますよ。
飛行機の主翼を想起させるミニマルなデザインは、デスクワークのモチベーションを高めてくれるでしょう。ただし疲れにくい形状とはいえず、指の支えは乏しくパームレストも付属していません。長時間使用する人は、パームレストを別途購入することをおすすめします。
保証期間は5年。やや癖のある操作方法で誰もが納得する商品ではありませんが、機能美が溢れ出たデザインは短所を補って余りあるほどに魅力的です。トラックボールに求められる必要十分な機能は備わっているので、心を奪われた人はチャレンジしてみる価値があります。
解像度 | 400dpi |
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接続インターフェース | 有線 |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 有線 |
特徴 | 左右対称 |
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 36mm |
良い
気になる
エレコムの「M-IT11BRBK」はボールを支えるパーツに、ベアリングを採用した革新的なモデル。ボールの触り心地は一般的なトラックボールとは大きく異なり、ベアリングが回転する感触が唯一無二な商品です。また、ベアリングユニットは別売りの人工ルビーユニットに交換可能です。
ボールを弾くと慣性のまま回り続けると同時に、ベアリングが回転する大きな音が鳴り響きます。ボールの動きは正確で、蛇行したりズレたりすることはありませんでした。一方で、ボールの抵抗感が少ないため画面上の拡大・縮小など小さな箇所をクリックするには慣れが必要です。
クリック特有の高音は感じられず、耳触りのよい音で周囲の人にも不快感を与えにくいといえます。ベアリングの音に注意を払えば、静かな環境でもクリック音は気にせずに使用できるでしょう。
本体のフィット感は良好で、薬指がピッタリとハマる溝があるので支えにしながら、ボールを弾いたりボタンをクリックしたりできます。また、手のひらがあたる部分には、ピッタリとフィットする山があり、手のひら全体を支えてくれるでしょう。
ボタンは5つで、専用ソフトを使うことで任意のアクションの割り当ても可能。一方、接続方式は2.4GHz・Bluetooth・有線の3種類のどれか1つにしか対応しておらず、購入時に選ぶ必要があるため、間違って買わないように注意が必要です。
電源は単三電池1本で動作するタイプで、表面は光沢を抑えたマットな質感。手の滑りを抑えられるような僅かにざらついた素材で、表面がコーティングされています。通常のトラックボールを使用していて、また違った操球感の商品がほしいという人には選択肢になる商品だといえます。
解像度 | 500dpi |
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接続インターフェース | Bluetooth |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 |
2021/08/27 発売
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
アメリカに本社を構えるPC周辺機器ブランド、Kensingtonの「Pro Fit Ergo Vertical Wireless Trackball」。同社が唯一展開するサムタイプで、極端な傾斜があり握手のような形で操作するのが特徴でしょう。ボールは一般的な34mm球で、保証期間は3年です。
ボールは抵抗感が強く滑りにくいので、細かい操作に向いています。強く弾いても安定感があるのは魅力的ですが、やや擦れる感覚は好みが分かれるかもしれません。クリックはメインボタンがクリッキーで、それ以外は静音です。底打ちするような感触がありますが、反発が強く硬めの印象を得られます。
特筆すべきは、ボールがやや手前に位置している点です。親指の第一関節付近にあるため、指先で操作するには第一関節を折り曲げる必要があり、手のひらを本体から浮かして全体をつまむ持ち方が適しています。ボールを前後に強く弾きにくいですが、細かい操作が可能。ただし、リラックスしながらの操作はしにくいため、別途パームレストを用意するのがおすすめです。
機能性は極めて高く、カスタマイズ可能な4ボタンを含む9ボタンタイプ。専用ソフトが優秀で、カーソル速度の変更だけでなく、加速度の変更も可能です。チルトホイールで横スクロールも可能なほか、無線2.4GHzと2台のBluetooth接続に対応。トラックボールに求められる機能をほぼ完璧に備えているといえます。
メンテナンスは、底面のボタンでボールを押し出すタイプ。プラスチック製の筐体は、傷・指紋がつきにくいよう加工されているのもうれしいポイント。総じて機能性が極めて高い本商品は、多くの機能を割りあてたいと考える人や、エルゴノミクスの形状を重視する人にとって魅力的でしょう。
解像度 | 400〜1,500dpi |
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接続インターフェース | 無線2.4GHz・Bluetooth |
横スクロール機能 | 不明 |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 |
2017/02 発売
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
紙製品・事務機器を手がける日本のメーカーであるナカバヤシのPCサプライブランド、Digio2から販売されている「Q」。極小サイズのサムタイプで、34mm球を採用している点が特徴です。保証期間は6ヶ月で、6色の豊富なカラーバリエーションから選べますよ。
小さな筐体に比べて大きめのボールは「ザーッ」と緩やかな抵抗感を得られます。ただし心地よさに乗じてボールを強く弾くとカーソルが大きく蛇行してしまい、思いどおりに操作できなくなる点は留意が必要です。
クリックはすべて静音設計で、静かな環境でもほとんど聞こえません。強い力でクリックすると深くまで押し込めるため、クリックしている感触は得やすいといえます。ただしあそびが小さく軽い力で反応するため、「カチッ」と硬い感触を得たい人にとっては物足りない可能性があります。
くぼみがある形状は、指の安定感が高いものの手のひらを乗せるスペースはなく、フィット感の評価を落としました。筐体は全体的に真珠のような光沢がかっており、指紋が目立ちにくくかわいらしいデザイン。やや継ぎ目は粗いですが、チープとは感じにくいですよ。
5ボタンに加えてペアリングボタン・DPI変更ボタンがあるタイプですが、横スクロール・機能の割り当て・マルチペアリングはできません。DPIは2段階で、可変モードの可変幅は広すぎるため極めて繊細な力加減が求められます。手軽に使えるのは実質1段階だといえ、総じて機能性は物足りないでしょう。
単四電池2本で動作し、メンテナンス時はボールを上から持ちあげるタイプで、手間がかかりません。小さいトラックボールのうち34mm球を採用する本商品は貴重で、携帯性・操作性を両立したい場合に有力な選択肢です。他社が販売するボールに付け替えることもできますよ。
解像度 | 600(固定)・400〜1,200(可変)dpi |
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接続インターフェース | 無線2.4GHz・Bluetooth |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 | 静音 |
2015/11 発売
種類 | フィンガータイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
PC周辺機器に強みを持つ日本のファブレスメーカー、エレコムの「DEFT」。2015年発売のフィンガータイプで、34mm球の黒玉を採用したモデル。フィンガータイプらしからぬコンパクトなサイズが特徴です。
適度な抵抗感がありボールは転がしやすいものの、ボールの滑り出しがよすぎて、意図しないほどにカーソルが動き回ります。カーソルの速度は調節できますが、細かい操作は苦手といえるでしょう。ダイナミックに転がすというよりは、指先を使った繊細な操作が求められます。
フィット感は極めて高く、親指・薬指・小指の支えがあります。やや急な傾斜に手のひらをどっしりと乗せられて、高い安定感を得られますよ。一部指紋がつきやすいものの、全体的に傷が目立たないよう加工されており、スタイリッシュな印象を持つでしょう。
コンパクトながら機能性は高く、メインボタン・サイドボタンに加えて3つのカスタムボタンを搭載。チルトホイールで横スクロールもでき、専用ドライバで機能の割り当ても可能。どのボタンも押しやすいよう配置されています。
単三電池1本で動作し、接続は無線2.4GHzのみでマルチペアリングはできません。メンテナンス時は鉛筆等を使って底面から押すタイプで、やや手間がかかります。本商品は多機能なフィンガータイプのうち、コンパクトなサイズを求める人の最適解となるでしょう。
解像度 | 750・1,500dpi |
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接続インターフェース | 無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 |
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 36mm |
良い
気になる
エレコムの「M-IT10BRBK」はシンプルながら、手にフィットしやすい形状で作られているのが魅力のトラックボールマウスです。ボールを支える人工ルビーユニットは別売りのベアリングに交換ができます。
ボールは摩擦が強めで、「サリサリ」と抵抗感のある音が鳴ります。長距離のカーソル移動では、まっすぐに動かしていても蛇行するような感覚がありました。ボールの気持ちよさを重視する人には不向きといえます。
メインボタンのクリック音は、クセがなく何度でも聞ける印象。クリック特有の高音は感じられず、耳触りのよい音で周囲の人にも不快感を与えにくいといえます。そのためオフィスでも気にせず使えるでしょう。
本体の手のひらがあたる部分には、ピッタリとフィットする山があり、手のひら全体を支えてくれます。表面は光沢を抑えたマットな質感。手の滑りを抑えてくれるような僅かにざらついた素材で、表面がコーティングされています。
シンプルな5ボタンで、ブラウジング中の進む・戻るの動作はもちろん、専用ソフトを使えばいくつかのアクションを割り当てられます。接続方式は2.4GHz・Bluetooth・有線の3種類のどれか1つにしか対応しておらず、購入時に選ぶ必要があります。間違って買わないように注意しましょう。
電源は単三電池1本で動作するタイプ。ボールの底面の穴が大きく指で押し出せるため、メンテナンスの手間が軽減されている点も魅力です。
解像度 | 500dpi |
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接続インターフェース | Bluetooth |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 |
2015/10 発売
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
PC周辺機器に強みを持つ日本のファブレスメーカー、エレコムの「EX-G」。同社はベースの型を利用して、多数のマウス・トラックボールの商品を展開しており、本商品は6ボタンで無線の黒玉モデルです。同じ型の商品群のなかには、左利き用に反転させたものがありますよ。
ボールはサムタイプとして一般的な34mm球を採用。「ザリッ」とした抵抗感がありボールが滑りすぎることはありませんが、好みが分かれる感触でしょう。今回の検証ではカーソルが蛇行することはありませんでしたが、不連続に飛ぶような動きがあり、少し気になりました。
フィット感はまずまずで、親指・薬指の支えがあります。やや急な傾斜は手のひらにフィットして、安定感が高く疲れにくいでしょう。本体は全体的に傷がつきにくいよう加工されていますが、左側面は加工がないため、ボール操作のたびに指紋がつく点は留意してください。
メインボタン・サイドボタンに加えて、カスタムボタンが薬指に位置します。専用のドライバで機能の割り当てができますよ。チルトホイールもあり、操作に関わる機能は十分備わっているといえます。ただし無線2.4GHzのみの接続で、マルチペアリングはできず、機能性のスコアをやや落としました。
単三電池1本で動作し、メンテナンス時は鉛筆等を使って底面から押すタイプ。本商品は珍しい左手専用モデルを展開している点が魅力ですが、どこをとってもまずまずの性能です。操作性・機能性をこだわる場合は、左右対称の商品が選択肢に入るでしょう。
解像度 | 750・1,500dpi |
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接続インターフェース | 無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 |
ELECOM EX-G ワイヤレストラックボール M-XT3DRBKをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
2019/11 発売
種類 | サムタイプ |
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ボールの直径 | 25mm |
良い
気になる
PC周辺機器に強みを持つ日本のファブレスメーカー、エレコムの「bitra(親指操作タイプ)」。同社の携帯性特化のシリーズ、bitraのサムタイプです。ボールは25mm球で、保証期間は6か月。同社は25mmの交換用ボールを販売していませんが、販売している他社はあるので安心してください。
ボールは抵抗感が小さく滑らかに動きますが、強く弾くとボールがグラつき、カーソルが蛇行。ボールが小さいぶん、カーソルを大きく動かすためには強く弾く必要があり、蛇行の影響が出やすいでしょう。ボタンはすべて静音ですが場所によって異なる感触で、やや詰まった音がする点が気になりました。
指の支えがなく手のひらも乗せられない形状は、フィットせず安定感に欠ける印象です。指先での操作に適していますが、疲れにくさというトラックボールの魅力は半減してしまいます。継ぎ目はきれいですがボタンが押しにくく、つくりは悪め。トラックボールらしく全体的に丸みを帯びていますが、先端がぶつ切りされたようなデザインは好みが分かれるでしょう。
サイズのわりに機能が高く、5ボタンで速度変更のスイッチも搭載。カスタマイズはできず、無線2.4GHz接続のみのモデルですが、必要十分な機能を備えているといえます。メンテナンス時は底面のボタンでボールを押し出すタイプ。ボタンが小さいので爪を立てる必要があり、やや使いにくいでしょう。
極小モデルの本商品は、単四電池1本で動作するため約77gとかなりの軽さ。bitraの刻印がされた専用ハードケースも付属しており、持ち運び性能に隙がありません。カフェの狭い机での作業が多い人におすすめできるトラックボールです。
解像度 | 750・1,500dpi |
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接続インターフェース | 無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 | 静音 |
mybestではベストなトラックボールを「ストレスなく自由自在に作業ができて、使っていてモチベーションが上がる商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のトラックボール30商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。
検証①:ボールの動かしやすさ
検証②:クリック感のよさ
検証③:意匠の満足感の高さ
検証④:フィット感のよさ今回検証した商品
トラックボールの最大の特徴であるボール。引っかかりがあったり、カーソルが蛇行して操作が困難だったりしては、魅力が半減してしまいます。
ボールが動かしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ガジェットに関心がある5人のモニターがよりボールを動かしやすいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
トラックボールをモニターが実際に使用してボールの動かしやすさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
ボールの動かしやすさを、ボール自体が滑らかに動くかというハードウェア的な観点と、カーソルが操作しやすいかというソフトウェア的な観点の2つに分解しました。
クリック感のよさは、どのポインティングデバイスでも重要視したいポイント。ちょっとした違和感でも積み重なって大きくなれば、買い替えるほかありません。
クリック感がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ガジェットに関心がある5人のモニターがよりクリック感がよいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
トラックボールを、モニターが実際に使用してクリック感のよさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
クリックは音と感触が影響しあうと考え、音の心地よさと感触の心地よさの2つの観点に分解しました。
特徴的な形状であるトラックボールは、かっこいいというだけで買う理由になり得ますよね。
意匠の満足感が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ガジェットに関心がある5人のモニターがより意匠の満足感が高いと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
トラックボールを、モニターが実際に触って意匠の満足感の高さを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
トラックボールは疲れにくいデバイスと称されます。マウスと違って左右に動かさないため、動かしやすい形状である必要はありません。手が置きやすく安定感を得られれば、疲れにくいといえるでしょう。
フィット感がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「手のひらをどっしりと乗せられて、指が安定する商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
トラックボールに求める機能は人それぞれなので、多くの人のニーズを満たすためには高い機能性が必要です。用途に合わせて機能をカスタマイズできれば、快適に使えますよね。
機能性が高いからといって使いやすいとは限りませんが、別の検証項目で使いやすさをチェックしているため、本検証では使いやすさの観点は含めずに機能性の高さのみをチェックしています。
機能性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「多ボタンでカスタマイズでき、接続方法が複数ある商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
トラックボールを使い心地のよい状態で維持するためには、定期的にボールの掃除が必要です。掃除を怠ったときの「ザラッ」とした引っかかりがやって来るのは、いつだって突然。
メンテナンスがしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「専用の道具を使わずに、どこでもすぐにボールを取りだせる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
トラックボールは、ボールの設置面である支持球に汚れがたまります。掃除をしないと「ザラッ」と引っかかる感覚が生じ、例えるならアサリの味噌汁を飲んだときに砂をガリッと噛んだような不快感。週に1〜2回程度でよいので、定期的に掃除をしましょう。
掃除のためにはボールを一度外す必要があります。上から取れるタイプや、裏面からボタンや指で押して外すタイプは簡単。穴が小さく指が入らないと鉛筆・綿棒等の用意が必要で、かなりの手間がかかります。これだけで買わない理由にはなりにくいものの、手間がかかる点は留意しておくとよいです。
ちなみに「もう少し滑らないボールが好み」などボールにこだわりが出てきたら、別売りの交換用ボールを買う選択肢もあります。滑りやすさと止まりやすさを両立したボールや、とにかく滑りにくいボールなど質感を変えられるほか、黄・紫・ピンクなど珍しい色にして気分を変えることもできますよ。
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