玄関補助錠のおすすめ人気ランキング【2024年】

防犯対策のアピールをするなら外づけタイプがぴったりです。外から見て防犯を強化していることがひと目でわかるため、不法侵入に対する抑止力になります。カギが2つ以上ついていると、防犯意識の高さをアピールできるうえ、侵入にも時間がかかることを印象づけられるでしょう。

一方、不在なのが外からわかるものもあるので、生活パターンや在宅中か不在かを知られたくない人には向きません。また、外づけの場合は、ほかから侵入される恐れもあるので、窓や勝手口の防犯対策もあわせて強化しましょう。

在宅時や就寝時の防犯には内づけタイプがおすすめです。内側につけるので外から補助錠がついているかは確認できません。どこに補助錠があるかわかりにくいため、サムターン回しの対策に効果的です。

施錠部分を覆うサムターンカバーを取りつけると一層強化できますよ。狙われやすい女性や高齢者の一人暮らし、子どもの留守番時の防犯に力を入れたい人にぴったりです。

ただし、ダイヤル式などの場合は内側からしか開け閉めできず、外出時に外側から閉錠できないのがデメリットといえます。在宅時と不在時の両方で活用したい人は、リモコンタイプやスマートキータイプを選びましょう。

防犯性をしっかり強化するなら面つけタイプを選びましょう。扉に穴を開けてネジで頑丈に取りつけるため、防犯効果を高められます。耐久性を重視する人にもぴったりです。ピッキングやサムターン回しだけではなく、カギ自体を壊して開ける「破壊解錠」にも効果的です。

ただし、ドアに穴を開けるため、退去時に原状回復が必要な賃貸住宅の人は、事前に大家さんに確認しましょう。

防犯効果を高めたい人にはディンプルキーをおすすめします。ディンプルキーは大小さまざまな深さも異なる丸いくぼみがついており、昔ながらのカギよりも防犯性が高いのが特徴です。

カギ穴の内部構造が複雑なので、ピッキングに時間がかかります。また、破壊解錠への耐久性が高めなのも魅力です。

ただし、構造が複雑で防犯に優れているぶん、合カギ作成費が通常のシリンダーキーと比べると高額なのがデメリットといえます。家族や複数人で使用する場合は、購入時に本数もチェックしましょう。

リモコンタイプは、楽に開け閉めしたい人におすすめです。子どもが帰宅したときや来客時に、玄関まで移動することなくリモコン操作でカギを開けられます。リビングが2階にある家庭や、玄関への移動が大変な高齢者にぴったりです。物理的なカギがないため、ピッキングや無断で合カギを作成される心配もありません。

ただし、電池が切れると使用できなくなるため注意が必要です。多くのリモコンに電池の残量が少なくなると通知される機能がついているので、定期的に交換しましょう。また、ディンプルキーや暗証番号タイプと比べると高額なのも難点です。

スマートキーは、利便性を求める人にうってつけです。カギではなく、スマホなどのデジタルデバイス・指紋や顔などの生態認証・専用のカードなどで簡単に操作できます。

カギ穴がないため、ピッキングによる侵入のリスクはありません。遠隔操作できるものや、オートロックなど便利な機能を搭載した製品が豊富なのも魅力です。

一方、スマホなどのデバイスが電池切れの場合、カギの開け閉めができない場合があります。また、オートロックタイプでは、スマホなどを家に忘れて出てしまうと締め出される可能性があるので注意しましょう。

カギをよくなくしてしまう人や、カギを持ち歩きたくないという人は、暗証番号式がぴったりです。出かける前にカギを探して慌てることや、外出時にカギを紛失する心配もありません。

スマートキーと同様に、カギ穴自体がないため、ピッキングの心配がないのも利点です。子どもが知らぬ間に外に出てしまうのを防げるものもあります。

ただし、暗証番号を忘れると解錠が難しくなるので注意してください。また、ダイヤル式のものには数字が見えにくかったり、360度回せずに使いにくさを感じるものもあります。商品のレビューなどを確認し、使いやすさを事前にチェックしましょう。