霧の朝 3 : Patrappi annex
        
2010年 12月 03日
霧の朝 3
Nikon D300 + AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G
霧の朝 3_f0018464_712247.jpg
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題:「 立冬の朝 」

前々回の記事で、今は「小雪」だって言ってたのに、
なんで「立冬の朝」なんだよ、って思われるかもしれませんが、
撮影したときは立冬だったのです。

霧深い枯れた葦の側を通りかかったコブハクチョウが、
羽を広げた瞬間を狙ってパチリ。
その瞬間、左上から水鳥(オオバンだと思います)が飛来してきました。
運にも恵まれた1枚です。

この写真は、私が今までに撮ってきた写真の中でも至高の1枚です。
この日の朝が霧が深く晴れることは予想していました。
また、この場所に干した漁網があり、
枯れた葦が手前に、枯れた蓮が奥にあることは知っていました。
さらに、コブハクチョウが通りがかったので、
羽を広げるタイミングを計りました。
ここまでは狙い通りです。
でも、左上から水鳥が飛来したのは全くの偶然です。
左上の一点のおかげで、作品のレベルが格段に上がりました。
(等倍表示はこちらからどうぞ。)

狙いを持って撮影し、狙い以上の成果があったわけですから、
こんなに嬉しいことはありません。
何度も通うと良いことがあるんだな、とつくづく感じました。^^

ちなみに、作品のタイトルを考えていたら、カミさんが一言。
「“良い湯だな”なんてどう?」
写真に無頓着な人は、これが温泉に見えるらしいです。
(^^;

※ 内容が重複するのでコメントはこちらにお願いします。

by muto2100 | 2010-12-03 06:58 | 手賀沼


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