夏のように暑かった10月末日、小伝馬町の超高級立ち食いそば「田そば」へお別れを言いに行ってきました。あと、新橋の「うさぎや」を覗いたら復活してました!別れはありますが再会もあるのです!「おらの立ち食いそば」、略して「おらそば」小伝馬町・新橋編です! – むしきば.COM

夏のように暑かった10月末日、小伝馬町の超高級立ち食いそば「田そば」へお別れを言いに行ってきました。あと、新橋の「うさぎや」を覗いたら復活してました!別れはありますが再会もあるのです!「おらの立ち食いそば」、略して「おらそば」小伝馬町・新橋編です!

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おっさんの飯
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初夏のような陽気が続く中、小伝馬町の交差点の行列がえらいことになってました!

まったくもって残念です。

ということで、急きょ、行ってきたのですが、果たしてこれが閉める店なんでしょうか。

せっかく小伝馬町まで出てきたので、別の店で朝飯を済ませ、誰も並んでいないことを確認してから、近くのベローチェで本を読みながら2時間ほど待機していた訳です。そして、11時の開店に合わせ、10時40分くらいにのんびり戻りましたら……こんな感じでした。

近い将来、物件が見つかり次第、「田そば」は始めないとダメでしょ。一応、今月いっぱいということもあって、皆さん、究極の贅沢メニューを頼んでました。さすがに他人が頼んだそばの写真は撮れないので、券売機の写真を載せておきます。「松茸そば」は丼に蓋がされて出てくるようですよ。「牡蠣そば」ともども、インスタで写真を探してみてください。一瞬だけ不景気を忘れさせてくれるビジュアルにときめきます。私は実物をガン見しながら固まってしまいました。























隣にいた若いお姉さんの注文内容は「牡蠣そば1900円+ばらのり300円+天ぷら270円」!!カレーがなく、私の注文は…復活の日まであの味を楽しみに待ってます!

「おまえも頼め」という話ですが、私はいつも通りに天ぷらそば。そして、カレーのレギュラーサイズ。これは来る前から決めていたことなので……おいっ!聞いてないぞ!完全に自分を見失いました。

でも、カレーがないからといって、天ぷらそばを食べない訳にはいかないでしょ。そもそも、私は田そばでは、天ぷらそばか、天もりしか頼んだことがないはずです。なので、ここは予定から単純に引き算。余計なトッピングもなしで、天ぷらそば大盛り(小海老のかき揚げ)。以上です。

かき揚げをアップにするとこんな感じ。海老がちゃんといることをご確認ください。

「そばを食っている」と実感できる麺は超本格的、最後の一滴まで飲めるつゆは琥珀色の芸術品。美味いものに下手な形容詞は不要ですね。写真の下のリンクに蘊蓄を記してありますので、ご参照ください。

これが帰り。立ち食いそばブームを牽引しているお店だと思います。なので、ごちそうさまは言っても、さようならは言いませんでした。田そばの復活は業界にとって元気になると思いますよ。遠くない日に吉報が届くことをお待ちしております。ちなみに、私の隣にいた若いお姉さんの注文内容は「牡蠣そば1900円+ばらのり300円+天ぷら270円」。食べ始める前にしばらく写真を撮っていて、かなり気合が入ってました。そうなるよね笑。























新橋の「うさぎや」が帰ってきた!味はどこも変わらず、お父さんも元気でした!

話は飛びますが、新橋の「うさぎや」をご存知でしょうか?素朴な味に作っている方の人柄が感じられる老舗中の老舗です。私もコロナ前はよく寄らせてもらっており、先月、入院していた時に書き始めた「おいらの立ち食いそば 都営浅草線編」で取り上げようと思ったのです。ところが、SNSの情報だと閉まっていると出ているじゃねえですか。なので、書くのはいったん見送り、今回ちょっと覗いてきたんですよ。

おっ、やってるじゃん。おとうさん、お元気そうでした。一度は閉めようと思われたらしいですが、常連さんのために頑張って作り続るそうです。長々とお話させてもらいました。そうですか、のんびりやってくださいな。気が向かない日があったら、その日は休んじゃえばいいだけの話だし。























鰹節厚削り、鯖の枯節、日高昆布、しいたけ、煮干しを使った出汁!うさぎやのつゆは香り高く、上品系だと私は思いますよ!

それにしても、久々に食べたこの春菊天そばは本当に美味かったです。これを「東京ブラック」だという声を聞いたことがありますが、暗黒汁を飲みまくっている私にしてみると、180度に近いくらい逆の感想ですね。鰹節厚削り、鯖の枯節、日高昆布、しいたけ、煮干しを使った出汁香る上品な部類です。かえしが甘すぎないのもいい。麺は茹で麺。「あっ、これ!」と思ったほど、懐かしく絶妙でした。ちなみに、私はラーメンを必ず「硬め」で頼むバリカタ派です。いつか新橋の老舗三巨頭「うさぎや」「おくとね」「丹波屋」をじっくり比較してみたいと思いますが、つゆについては、私はうさぎや推し。つゆの仕込みから天ぷら作りまで、すべておとうさんひとりの仕事で、平日は夜中の3時からお店だそうです。

何かと世知辛い世の中、立ち食いそば業界には厳しい逆風が吹き荒れています。原材料費と水道光熱費の暴騰が人件費削減・時短営業・値上げなどとなって表れてますし、コロナ前から後継者問題は多くの店が直面しているようです。粉と油がこうもバカ高くなると、少々値上げしたところで、採算を合わせるのにやっとなはず。うさぎやのご苦労は計り知れないので、おとうさんに直接聞いてみてください。いろいろ考えさせられました。今度は間を空けずに顔を出しますので、よろしくお願いします。

【うさぎや】

東京都港区新橋5-9-1 曽我ビル1F

月~金:7:00~9:00/10:30~15:00

​定休日:土・日・祝

 

10月に入ってから、暇を見付けては運動がてら、立ち食いそばを食べては、次の店を目指して歩いています。入院でどん底まで落ちてしまった体力は徐々に回復しており、気付けば結構な距離を歩いています。次の目的があれば頑張れますよね。立ち食いそば巡りは人生みたいなもんです。道中、あまり知られていない店を見付けたら紹介しますね。もう少し働けよ、おじさん。

それでは、ごきげんよう。























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