愛と感謝の日々

明日7:30からNHKおはよう北海道土曜プラスで氷紋アートが放映になります

2023年02月17日（金）

早朝6:30から火を落として氷紋撮影。外は−12℃

いよいよ明日、4日間のロケの集大成が放映されます。皆様是非ご覧くださいね。伊達大滝でなぜ氷紋アートが生まれたか、そして氷紋自体の美しい様子が見られます。気温と湿度、天候など様々な要因で生まれる氷紋は、今朝夜勤明けに帰ってきたらキレイに咲いていませんでした。寒いだけでもできない。古い家、という条件だけでもない。人が暖を取り、その活動によって生まれる可能性が高い美しい窓の霜「氷紋」の繊細な芸術です。

ロケ中に美しい氷紋が生まれたのも、実はすごいこと。

1日目は薄めの氷紋で文様も細かくダイナミックさはなかった

2日目はいい氷紋ができて日も入り、輝く様子も見られた

窓の霜、氷紋(もしくは窓霜、窓氷)自体はまだ研究が進んでいない分野のようですが、私がここ7、 8年撮りためているデータからすると、氷紋の生成には人の暮らしがどうやら密接に関わってくるのではないかということが推測されます。美しい氷紋ができるときは大抵家に人がいることが多く、暖を取ったり、煮炊きしたりする日々の暮らしや、その時の家の中の空気感などが全て水に変わって、氷紋の結晶になっているのではないかなと感じます。ロケの時もロケのクルーの皆さまの感情や感動も当然反映されていたでしょう。これはとても興味深い自然現象であるので、生涯かけて研究していきます。

「WATER」の上映会から知った水の真実

コロナ騒動が始まる前まで、世界中の科学者が研究した成果を集めた水のドキュメンタリー映画「WATER」の自主上映会をしていました。この映画は、愛感謝の美しい水の氷結写真で有名な江本勝博士が出演されていて、未だ世の中には浸透していない水の摩訶不思議な性質が科学的に明らかにされています。この水の真実は、水の惑星地球に住む人間であるならば、誰でも知っておくべきだと思い上映会を始めました。だから、私は水に関してとても関心があるし、現実を知った以上、その事実を伝える責任があると思っています。水の真実を知る人が増えれば増えるほど、その人の周りからどんどん世界が変わっていく、と言う映画よりも現実の方がよっぽどファンタジーなことを知っているので、もっとたくさんの方にそれを広めたいと思っていました。コロナ騒動と、子供への仕送りのため複数のバイトを兼業して超多忙にしてしまい、怪我なども続いたので上映会自体をすることもできずにいましたが、この水の真実を伝えたいと言う気持ちはずっと持ち続けていました。そしてその思いは、今週末から始まる上野の森美術館での展示、そしてパリやフィレンツェへの道を開いてくれた氷紋アートの誕生に繋がります。

偶然クラウドファンディングのページを見た、奇跡のような確率。

ディレクターさんとカメラさん真剣に氷紋撮影中

こんなに埋まりつつ、巨樹の森の撮影に夢中

NHKのディレクターの方から連絡をいただいたのは、去年の暮れでした。多忙中の多忙期だったので、申し訳ない事に直接お話し出来たのは年明けでした。初回のルーブルへのクラウドファンディングのページを偶然見たとのことで、その偶然がどれだけの確率のものなのかと、私は本当に鳥肌が立つ思いでした。骨折と事故により絵を再開し、氷紋アートが生まれてから驚くようなことばかりが起こっています。パリ、上野、そしてフィレンツェ、プレスリリースを出す前に各新聞社様から取材の申し込み、そしてNHKの番組制作決定。その間にも、複数のギャラリー様から展示会のお声掛けをいただき、絵を通じて出会った方々からも、展示販売に向けてのサポートをいただいたり、スポンサーになっていただいたりと、今までになかった新しい道を歩いている感じがします。これも全てこの地で生まれた氷紋アートが、天然自然からの授かりもので、その造形自体が既に美しく神々しく、人知を超えたものであることに由来すると強く感じます。

氷紋アートが開いた道だから、世界に問うてみたかった。
ご共感いただけましたら、一緒にサポーターになってくれると嬉しいです。

自分の絵が海外に呼ばれたのだったら、わざわざ自力で出来ない高額の海外出展の費用をかけることなど思いもせず、ただでさえ多忙なのに、さらに自分に追い打ちをかけるようにゼロからの調達に挑戦するなんて言う事は全く考えなかったです。お声がかかったのか氷紋アートだったから。もちろん、他の作品も褒めていただきましたが、皆様が共通して口にしてくださるのが、あの青い氷紋アートの美しさ、印象深さ、心に残ったと言う事だったので、これはもうオリンピック選手を海外に送り出すためにスポンサーがつくようなもので、この絵のポテンシャルを私の勝手で止めてはいけない、この方(絵)が行くべき運命を持っているならば、世に問うてみたらそれがわかるだろうと思い、クラウドファンディングに挑戦しました。そしておかげさまで沢山のご共感をいただき31%達成、クラウドファンディングページ以外からも、個別にサポートを申し出てくださる方々がいらっしゃり、超フライングで費用調達前に既にパリに飛んでいった2つの天恵の世界デビュー費用を賄えるまであと少し。新聞社さまの取材も、TVさまの取材も無事に終了し、新作の絵も期限までに完成でき、やっと再挑戦のクラウドファンディングページの申請まで漕ぎ着けました。
光降る氷紋アートを世界に届けて希望の光を灯したい

ぜひ明日7:30からおはよう北海道土曜+を見て、氷紋アートを知っていただきたいです。そしてこの美しい感動を繋ぐアートを、人々を再接続するような優しい共感が広がるアートをたくさんの方に届けるために、パリ出展の費用達成にはもう少し、秋のフィレンツェ出展費用達成のためには、まだまだたくさんの方にこの氷紋アートを知っていただいて、ご共感いただける方を募って行きたいです。大きなことに挑戦する事は誰でも1人ではできません。これは私個人の挑戦でもありますが、伊達大滝で生まれた北国の美しい氷紋アートと言う新しい自然芸術の挑戦でもあります。人には作り出せない神秘的な造形を見ると、暖かい日の光を浴びた時のように、感謝や感動が自然に心の奥底から生まれてきます。私はそれを届けたい。マスクをし、温かい温もりを分かち合うことができる人ならではの触れ合いも控えるようなこの時代だからこそ、恵みをありがとうございますと、心の奥底から温かい気持ちが湧き出るようなこの氷紋アートが生まれたのではないかと思います。ぜひ一度、氷紋アートに触れてみてください。
原画を直接見ていただける機会も設けます。まずは明日、朝7時30分から、NHKおはよう北海道土曜+にて氷紋アートが生まれるドキュメンタリーを見ていただけますので、どうぞよろしくお願いいたします。