心の伊達市民 第一号
暑くなり銀座で都バスを降りると、先ずは地下道に入る。
外よりは少しは涼しいが、店内よりは暑い。
最近は外国人観光客もこの地下道を知り、暑さを避けて歩いている。
今回は銀座の地下道を歩いて、目立つものだけ紹介する。
いわゆる銀座通りには、三越から松屋までしか地下道は無い。
一方で都営「浅草線」の「東銀座駅」から、数寄屋橋の先まである地下道の内、銀座4丁目から終点近くまでの紹介である。
地下鉄「銀座駅」を過ぎて少し行くと、テーブルが8台、置いてある。
そこではサラリーマンが、パソコン操作をしている姿を見掛ける場所だ。
更に進むと「アート」がある。
中央に展示用の場所があり、そこに新進気鋭のアーチストの作品が飾られている。
地下鉄メトロ文化財団の説明では「ゆとりと潤いのある文化的空間の創造を目的に、銀座駅コンコースにギャラリーを設置しました」とある。
更に進むと、通路は2つに左右に分かれる。
右側は左側より、少し高い位置となる。その理由は分からないが、地下構造物の関係ではないかと私は思っている。
左側の天井を見上げると、幾何学模様になっていて、とても美しい。
でもみんな忙しいのか、誰も天井を見ない。
私は1人で天井を見上げながら、ゆっくりと歩く。
左側に駐車場の入口があり、その先は「SONY PARK」であるが、現在は工事中で壁になっている。そして地上は「数寄屋橋交差点」で、地下では「TOKYU PLAZA」になる。その先はもう一段降りるようになっていて、右に行けば有楽町駅前に出る。
間もなく地下道が終るので、少し戻ってから地上に出た。
道路を挟んだ目の前は、若者向けのファッション・ブランドの「GAP」がある。
建物の外装に特徴がある。
地上に出た左側は、私が映画を見に行く「HERMES」である。暑い日なのに、相変わらず入店待ちの列が出来ている。「ご苦労さま」と言いたい。
(おまけの話)
地上に出たので、少し変わった場所を紹介する。
最初は6丁目の「すずらん通り」の、「ゴリラが壁を上るビル」である。
ビルの名は「木の実ビル」で、貸しビルのようだ。
1階にはアートギャラリーが入っている。
2軒目は「ゾウ」である。写真を撮ってから、ブログに載せる時になって気が付いた。「あれは何屋だったのか?」。普通はネットで「銀座・象」で検索すれば、出て来るはずだが、それが出て来ない。仕方ないので、暑い中を確認に行った。
場所は大体分かっていたが、その場所に行ったら無いのである。
勘違いかと思い、ウロウロした。年のせいか間違えてしまうと、もうどこか分からなくなってしまった。結局、見付けられなかったが、それらしき場所は閉店していて、ガラス越しに中を覗いたら、大きな木箱が置いてあった。あの中にゾウがいると決めた。
3軒目は看板であるが、大きなゴジラである。
場所は銀座通りに面した8丁目の角で、有名なおもちゃ屋「博品館」である。
店全体を覆うように、大きなゴジラの看板が出ている。
特撮映画「ゴジラシリーズの70周年を記念して、7月6日から8月30日まで、1階の催事スペースにゴジラ・ストアの出張所が出来ているので店内に入ってみた。
手の平に乗る程度の大きさのゴジラは、3000円台だった。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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