荒川ロックゲート | 観光・体験 | 心の伊達市民 第一号 | 北海道洞爺湖周辺の情報共有サイト「むしゃなび」

心の伊達市民 第一号

荒川ロックゲート

ブログ閉鎖中の話題(2014年6月23日)

「荒川ロックゲート」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
「荒川」は東京を流れる川の「荒川」である。
「ロックゲート」とは文字通り「閉じる扉」であるから「水門」である。

【荒川ロックゲート】・・・・・http://www.cci-tokyo.gr.jp/r/gakusei/pnf-lockgate/


荒川ロックゲートの全景。



ある時、何で見たかはよく覚えていないが、「東京にもスエズ運河のような場所がある」と知った。
私は野次馬根性で『これは見に行かなければならない』と思った。
1人で行くのも寂しいので友人達を誘ったが、こんなどうでもいいような企画に乗って来てくれたのは、たったの2人だけだった。


ゲートの中で休んでいた川鵜が、私の足音に驚いて飛び立つ。



荒川ロックゲートを通過する船の数は、年間で2000隻くらいらしい。
土曜、日曜、休日はゲートは開かないので、平日には凡そ7隻は通過する計算となる。
しかし、その日に船が通過しないという恐れもあるので、安全を期して遊覧船が必ず通過する午後3時30分頃に見学を計画した。


荒川から観光船がロックゲートに入って来る。



暇人の私は待ち合わせ時間は午後2時45分だったが、午前11時に現地に着いた。
駅前でお弁当を買い、通過する船を見ながら食べる計画だった。
Kさんから携帯メールが入った。「こちたは雨が降って来ました」。


ゲートの前で、ゲートが開くのを待つ。



どうやら「今日は雨なので止めにしようか?」というような感じのする文面だった。
私の考え過ぎかもしれないが、「私は晴れ男ですから、大丈夫です」と返信した。

しかし、いつまで待ってもロックゲートを通過する船が来ない。
私の計画では「1時間に一隻は通過する」はずであった。
3時間待っても一隻の船も来なかった。 船より先に友人達が来てしまったのは想定外だった。


運河に入ると後ろのゲートが閉まり、水位調節の為に運河の水を2メートル分だけ抜く。



私は最悪の場合を考えて企画していたので、観光船のコースから考えて「午後3時30分には船は
ここを通過するはずだ」という予想が的中して、時間になったら観光船がやって来るのが見えた。
ゲートが上がり、船が荒川から運河に入る。


水位調節が終ると、反対側のゲートが開いて船が水路に出て行く。



荒川の方が2メートルくらい運河より水位が高いので、ゲートを閉めた後に運河の水を抜いて、
水位の調節をする。そして反対側のゲートを開けて、船が出て行った。
スエズ運河と比べるとかなりミニ版ではあるが、原理は同じである。
これは一見の価値はある。 ここから写真撮影をして、後で観光客に売るのが商売になりそうだ。


船が出て行き、運河と水路の水位は同じなっている。右奥は観光船。



(おまけの話)
私は以前にこのような運河のゲートを船で通過したことがある。
水位の上昇に連れて、私の乗っている船も上昇していた画像がハッキリと脳に残っている。
それがどこだか、まるで思い出せない。 国内だったのか、外国だったのかも分らない。


観光船はここを通過するだけが見せ場なので、また戻って来た。



一生懸命に思い出そうと努力したが駄目である。
なぜ思い出せないのかが不思議である。しかし、最近はこんなことが増えて来た。
女房と話していても、ある一瞬が全く空白になってしまっていることがある。

テレビ番組で、「ボケ防止の為には、忘れてしまっていることはそのままにしないで、なんとか思い出す努力をしないとボケます」と言っていた。


水位を荒川と同じに上げて、観光船はもと来た方向へ帰って行く。



もしかしたら、それは勘違いで、「そんな経験はしたことが無いのに、今日の経験で自分もしたこと
があるように思い込んでしまっている」のかしれないと不安になって来た。
「昨夜の夕食のメニューを覚えていないのは単なる物忘れだが、夕食を食べたか食べなかったかを忘れるようになると、それはボケである」と言っていたので、私はまだ大丈夫のようだ。


運河の見学と写真撮影は、観光船に乗ったのではよく分らない。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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