心の伊達市民 第一号
ブログ閉鎖中の話題(2014年3月10日)
冬の富士山の写真を撮りたくてマンションのデジカメクラブの撮影会の企画を立てた。
3年前にここに越して来るのを機会に車を手放したので、なかなか富士山へ行けなくなってしまった。
ところが中央区の区報を何気なく見ていたら、中央区が本栖湖に区民の為の保養所を持っているのが分った。調べてみたら、昨年末にリニューアルをして、運営を富士屋ホテルに任せていると分った。「それなら大丈夫だ」と思い、マンションのデジカメクラブのメンバー5人で2台の車に分乗して出掛けた。
このマンションの住民は金持ちが多いのか、見栄っ張りが多いのかよく分らないが、1台はBMWで、もう1台はボルボであった。
高速道路を快調に飛ばし、3時間で本栖湖に着いた。
先ずは「1000円札」の裏側に印刷されている富士山の構図となっている場所に行く。
前日までの雨が嘘のように晴れ渡っているのだが、どうしたことか富士山のところだけ雲がかかっていて、全く富士山が見えない。
仕方ないので、今晩の宿となっている中央区の「ヴィラ本栖」へ入る。
ここは中央区民と一緒なら、他府県の人でも宿泊できる。
支配人の話では、先日の大雪の時は一晩の降雪量が1メートル60センチにもなり、道路が雪で閉ざされてしまい、20人の宿泊客が4日間も孤立してしまったそうだ。
私は興味津々で、『そういう場合の宿泊費や食事代はどうなるんですか?』と聞いたら、支配人は『今回の場合は想定外だったので、全て無料にしました』と言っていた。
私は暇人なのだから、もう少し早く行って閉じ込められたかった。
地元民に長老に聞いても、『山梨県では雪はあまり積もらない。これだけの降雪は聞いたことが無い』と言っていたので、どうやら地球規模で気候変動が起きているらしい。
なにか大地震と関係があるのか?
翌日は朝霧高原で早朝のダイヤモンド富士を撮影する予定が、支配人の情報不備により時間が遅過ぎて間に合わなかった。仕方ないので山中湖に向い、平野地区でゆっくりと富士山を撮影した。しかし、あっと言う間に富士山は雲に覆われてしまった。
自然というものは、なかなか私の思うように行かない。
仕方ないので、富士吉田名物の「吉田うどん」を食べて家に帰った。
(おまけの話)
全国のどこでも有名な撮影ポイントに行くと、必ずある種の人に出会う。
今回のその人種は「富士山フリーク」である。
山中湖の平野地区はまだ多くの雪が残っていて、湖畔には出られない。
そこを無理して雪の中を歩いて行くと、湖畔に折り畳み椅子を出して座っているオヤジがいた。話を聞いたら、午前6時に来て、夜の7時頃まではいるそうだ。
いつ来るか分らないシャッターチャンスを待っているのだと聞いた。 極寒の中で驚きである。
道路に出たら千葉ナンバーの車のオヤジが写真集を見せてくれた。
どれも素晴らしい写真である。
よく聞いたら自分の撮った写真で、自費出版をしたそうである。
平日は会社の守衛をしていて、週末だけ富士山の写真を撮っているそうだ。
私が『でも、今日は平日ですが・・・・』と言ったら、オヤジは『今日は休暇を取った』と答えた。
5年ごとに写真集を自費出版しているそうで、今年は75歳で2冊目の出版だそうだ。
80歳で3冊目を出したいようだが、女房に『いい加減にして下さい』と怒られているそうである。写真集の売値を聞いたら「5000円です」と言っていたが、「2000円でどうですか?」と聞けば、喜んで売ってくれたかもしれない。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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