徒然なるままに(28) | 暮らし | 心の伊達市民 第一号 | 北海道洞爺湖周辺の情報共有サイト「むしゃなび」

心の伊達市民 第一号

徒然なるままに(28)

【マスク】
政府がマスク着用不要の場合の指針を発表した。
1、屋内で他者と身体的距離が取れて、会話をほとんど行わない場合。
2、屋外で他者と身体的距離が確保できる場合。
3、屋外で他者と距離が取れない場合でも、会話をほとんど行わない場合。
それなのに私が町を歩いていて、マスクを外した人に出会うことは滅多に無い。


1日出歩いてノーマスクの人に出会うのは、たった3人くらいである。
私が出歩く時に出会う人数は500人以上だと思うが、それでもノーマスクは0.6%である。
なぜなんだ?





女房の手作りのマスクカバー各種


【PCR検査】
銀座4丁目交差点近くに「抗体検査センター」というものがあった。
これは民間の有料施設だが、お客の入っているのを殆ど見たことがなかった。
「やっぱりなー」と思っていたら、間もなく閉店となった。


家賃が高いだろうその場所に、「後にどんな店が入るのか?」と気にしていたら、「PCR無料検査場」が出来た。でもやはりお客は少ないようだ。もうコロナで儲けることは難しくなったのでは?





銀座の「PCR無料検査場」


【ワクチン接種】
もう3回もコロナ・ワクチンを打ったのに、政府は「高齢者は4回目を打て」と言っている。
4回目を打てば、次は「5回目を打て」と言うのではないかと私は疑っている。
なにしろ政府は、「全国民が7回も打てる量のワクチンを確保」しているということのようだ。


ワクチンでは先行していたイスラエルの発表では、「このワクチンは最初に発生した武漢ウィルスのゲノムを解析して作られたワクチンなので、変異を続けたコロナにはあまり効き目が無い。3回目を打っても、2ヵ月くらいで抗体が消える」と解説している。私は4回目を打つかどうか悩んでいたら、接種券が届いてしまった。そして女房に言われて、7月1日に予約してしまった。





第4回目のワクチン接種券


【ソフトクリーム】
暑くなって来ると、ソフトクリームが食べたくなる。寒い時は、もっぱら「たい焼き」だった。
7月3日は「ソフトクリームの日」だと初めて知った。
私のお気に入りのソフトクリーム屋は3軒ある。


日本橋「ミカド珈琲店」のモカソフト(500円)、東京交通会館内「むらからまちから館」のバニラお試し(250円)、数寄屋橋の「不二家」のバニラ(300円)である。不二家でソフトクリームを買ってから信号を渡り、交番裏のベンチで街行く人を眺めながら食べるのは安上がりで至福の時である。





不二家のソフトクリームを交番裏で食べる幸せ。


【映画】
5月はまだ1本しか映画をみていないという、私にとっては珍しい月だった。
そんな時にトム・クルーズ主演の「トップガン・マーヴェリック」が27日から公開された。
「トップガン」の第一作が公開されたのは、今から36年も前のことだった。
その映画を見て、私は「パイロットになりたかった夢」を映画で堪能した覚えがある。


あれだけヒットした映画なのに続編が作られなかった理由を最近になって知った。
その理由は「トム・クルーズが映画化の権利を買い取ってしまった」からだそうだ。





映画「トップガン マーヴェリック」★★★


【アメリカの銃乱射事件】
5月24日にアメリカ・テキサス州の小学校で銃乱射事件があり、生徒9人、先生2名が死亡した。
犯人は19歳の男で、警察官により射殺された。
昨年1年間で同様の事件は26件も起きているそうだ。アメリカは「狂っている」としか言えない。


議会で多数を持っている共和党が「銃規制反対」という考えのようだが、共和党員も自分の子供が殺害されても銃規制反対を言い続けられるか? 「プーチンは狂っている」と言われるが、アメリカも狂っていないか?





2002年に公開されたマイケル・ムーア監督の「ボーリング・フォー・コロンバイン」  1999年に起きた高校での無差別・銃乱射事件。


【アメリカで銃の経験あり】
昔のことだがニューヨークで働いていた時に、休日にグレイハウンド・バスに乗って1人でマイアミに行った。長距離バスは途中で休憩の為にどこかの町で停車したので、私は時間つぶしの為に町の銃砲店に入った。そして店内のショーウィンドーの銃を見てから、バスに戻った。


バスが出発してしばらくすると、パトカーがサイレンを鳴らして追いかけて来てバスを停車させた。
そしてバスに乗り込んで来た警察官は私の席に来て、『パスポートを見せろ!』と言った。
私がパスポートを見せると、それを確認して警察官はバスから降りて行った。
あれは何だったんだろう? きっと銃砲店の人が警察に連絡したのだろう。





「This is New York」の私の所蔵本から。


(おまけの話)
【外国人観光客の入国開始】
政府は6月1日から外国人の入国者数を1日当り2万人にした。
入国できる国を3種類に分けて、「無条件」、「一定の条件付き」、「入国不許可」にするようだ。


80%の国が「無条件」に当て嵌まるようだから、まあ以前の状態に戻ったと言っていいだろう。
ただその時も「添乗員付きの団体客のみ」という条件は付くようだ。





暑いのに、みんなマスクをしている(数寄屋橋交差点)


台湾人や韓国人は日本は近いので来たいだろうが、個人旅行は認められていない。
日本馴れしている台湾人や韓国人が、団体で日本に来るとは思えない。
そうなると団体旅行が好きというか、個人旅行では費用の点や外国馴れしていない中国人ばかり来るのではないか?


中国人ばかり来ると、また銀座辺りで道路の縁石に座り込む光景が始まる恐れがある。
コロナでそんな光景が無くなって喜んでいた私には、憂鬱な日が始まりそうだ。





歩行者天国(銀座通り)


最近の新聞には、突然のように国内旅行の案内広告が増えた。
またダイレクトメールも山ほど来て、「モニター募集」などと嘘っぽい誘い文句で安いことを売りにしてお客を誘う。しかし殆どが2人以上の参加募集で、1人参加の募集は無い。


2年間もコロナ騒動で旅行に行っていないと、みんなどこかに行きたいのだろう。
外国人観光客も来る、日本人も行く。観光地はこれで息を吹き返して欲しい。
でも混み合うところの嫌いな私は、しばらくは旅行に行かないだろう。





国内モニター・ツアーの案内パンフレット。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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