昨日、横須賀美術館で開催されている「エドワード・ゴーリーを巡る旅」展に
娘を誘い行ってきました。
少々行きにくい場所ですが、娘と近況を報告し合いながら向かう道中も
楽しいものです。
着いてみると岬の先端に建っていてとても素敵な美術館でした。
入口を入って振り返るとこんな景色です。
天候が不安定なのに最終日とあって思っていた以上に人がきていました。
絵本作家エドワード・ゴーリー(1925〜2000)は、
不思議な世界観とモノトーンの緻密な線描で世界中に
熱狂的なファンをもつ作家です。
知らない人も1度はみたことがあるのではないでしょうか?
子供の絵本というより大人の絵本ですね。
実際の挿絵をみてみると印刷された絵本のものとは
違い、息をのむような緻密さとクリアさに驚きます。
そしてずば抜けたセンスの良さとゴーリーの人間性まで感じることができ
ゴーリーの不思議な世界に引き込まれます。
やっぱり原画とは素晴らしいものなんだと痛感。
250点ほどが展示されていて
見応えのある展覧会でした。
益々 ゴーリーのファンになりました。
一緒に行った娘もその魅力に取り付かれたようです。
横須賀美術館での開催は昨日で終了です。
9月14日から奈良県立美術館へ巡回します。
興味がある方、おすすめですよ。
展覧会はグッズ販売も魅力の一つ。
絵本はもちろんポストカードやTシャツなどもありました。
今回はマグネットを購入して帰ってきました。
帰宅途中、娘と地元のベトナム料理のお店へ。
揚げ春巻きでビールで乾杯。
編集の仕事をしている娘との会話は、
エドワード・ゴーリー談義から翻訳家の柴田元幸さんの
翻訳の素晴らしさ、自身の仕事への夢まで話は尽きず、
夏の終わりによい時間を過ごすことができました。
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