2024年11月15日(金)
日付が変わって金曜リリースの新譜を聴く。Hope Talaが来年2月28日にリリース予定のデビューアルバム『Hope Handwritten』から新曲「Survival」がリリースされた。デビューアルバム告知時にあわせてリリースされた「Jumping the Gun」と同様に好きな曲だった。ためらいについてずっと歌ってくれてありがとうね...。特に、Survivalの2番にはラップパートがあって、低音のラップがめちゃめちゃかっこいい。
Yeah, 'cause it feels like a waste
ああ、まるで無駄に思える
Know we need different, but we struggle to change
何か新しいものが必要だって分かるけど変化にもがく
We end up staying the same
結局は同じ場所に留まったまま
Make a effort for a couple of days
何日か努力してみても
Then turn around and see we're stuck in our ways
振り返ればまた同じところにいる
I started slipping away
自分を見失い始めて
Saw what happened when I started to break
壊れ始めたとき 何が起こったのか分かった
Spent too much time tryna work out what to say
何か言うべきか言葉を見つけるのに時間を費やしすぎて
Couldn't help hiding my face
顔を隠さずにはいられなかった
Hid my spirit, but not anymore
心まで隠してしまっていたけど もうそんなことはしない
'Cause I stopped running and decided to stay
だって逃げるのをやめて ここに留まると決めたから
♪ Hope Tala - Survival
いつかHope Talaの来日ライブあったら(というか、来日ライブがあるならアルバムリリースに合わせた来年こそでしょう!って感じなのだけど)是が非でも行きたい。アルバムもレコードに加えてステッカーやしおりが一緒になったバンドル版を購入しようか迷っているが、送料がびっくりするほど高くてまだ怖気づいている。
仕事終わり、友達の誕生日プレゼントを買いに菊川のStrangerへ。『石がある』のグッズの靴下を買った。丈も刺繍もかわいい。かよさんと森下にある三徳へ行く。地元に三徳山(みとくさん)という投入堂で有名な場所があるので、お店の名前をずっと「みとく」とずっと読んでいたが、正しくは「さんとく」らしい。雰囲気のいい大衆居酒屋だった。かよさんが注文した梅きゅうりが飾り切りのもので豪華でウケた。一緒に頼んだアジフライよりもでかい皿に乗っていたし、いろんな形のものがあって、「迎え盆みたいだね〜」と話した。
最寄駅からシェアハウスまでの帰り道に住宅街を通る。先月くらいから、その通り道で見かけたことがない車が停車しているのを見ると、(もしかしたら闇バイトかもしれない...)とそわそわすることが増えて嫌だ〜。私自身も夜遅くに一人で住宅地を歩くとき、基本モノトーンな服装をしているのもあって、その近隣に住んでいる人から怪しい人だと思われていないかな...と心配してしまうようになった。闇バイトに関するニュースは疲れてるときにニュースに触れると暗い気持ちになる。
Dua Lipaがタワレコ渋谷でサプライズのサイン会を実施していた。在宅だったのであいにくサイン会には行けず残念だった。同日ちょうどスカート澤部さんもタワレコでのイベントをされていて、澤部さんが「タワレコでデュア・リパ姐さんとのツーマンでした」とSNSに投稿されていた。私はDuolingoで澤部さんとつながっていて、ときどき一緒にフレンズクエストをこなしたりするので、(あの澤部さんがデュア・リパと・・・!)と近いのか遠いのかよくわからない距離感の感慨深さがあった。
2024年11月16日(土)
ふれあい広場のTさんとSさんのお二人と十条へ。電車が人身事故の影響で遅延して、停車中の駅も乗り換えもうまくできない駅だったので、30分くらい二人を待たせてしまう。十条駅は駅前の再開発が進んでいて、駅前にはあまりにでかいタワマンが建設中だった。どうやらそのタワマンのお隣にはクイーンズ伊勢丹も近くオープンするらしい。Tさんがタワマンの高層階に住んでる人はたぶん全裸だとか、おもしろみのないタワマン周りのグレーで統一された単調な建物について文句を言っていて、いつもよりもふざけるタイミングが早かったのでそのことを指摘する。
ランチの候補に考えていたお店は予約で埋まっていたり、ランチ営業をすでに終了していたりして、私がもう少し早く到着できていれば…!と申し訳ない気持ち。Tさんが提案してくれた中華料理屋さんへ。えび入り炒飯と餃子セットを3人そろって注文する。びっくりするくらい素早く炒飯が提供される。ベジタブルミックスが入った炒飯だった。あまりの親しみのある見た目や味に、のど自慢とかアッコにおまかせ!が観たくなった。Tさんの旅行でのお話や近況を伺う。かよさんが最近Tさんを街中で見かけたと話していたので、そのことを伝える。Sさんがお店側の人かのように空いてる席からお茶ポットを持ってきて空いたグラスに麦茶を注いでくれて嬉しかった。来月のクリスマス会をどこで過ごすかの話題になって、Tさんは私の最寄駅での開催を半分冗談・半分本気で希望しているのだけど、それを私とSさんがややスルーしていたらTさんがちょっと拗ねていておもしろかった。クリスマス会の次の会では、私が奥多摩もしくは多摩の自然豊かな地域をドライブして案内することを提案した。二人とも乗り気だったので嬉しい。結局ラストオーダーの時間までくつろいだ。お会計のとき、店員さんとそのお子さんと思われる方が普段はお客さんが座るテーブルで本を広げて遊んでおられるのが目に入って、お店の素敵な雰囲気に心がほぐれた。
この日の主要な目的の一つである十條湯へ。道中、ランチのお店を探すために通った道を再び通ることになったのだけど、そのときにTさんが一周目にした話題と全く同じ話題(カラフルな灰皿がお店の外壁にレイアウトされた喫茶店、チョコザップが1階にあるって便利、演歌専門店の店頭に貼られたがびがびのポスターに映った北島三郎さんなど)について、ループもの作品の演出かのように勝手にし始めてウケた。
十條湯は外観こそ少し現代風にあしらわれているが、内装はそれほど大幅な手は加えられていなくて、だからこそ地域の人たちに利用されているんだろうな〜と感じた。脱衣所のテレビが大小2台あって、一つは大相撲、もう一つはアニマルプラネットが流れていた。なぜ…。Tさんはアイクリームやヘアクリームを持参されておられて用意が周到だった。お風呂上がりに受付横に併設されている喫茶 深海で休憩。3人席がちょうど空いていなかったのだけど、前にいらっしゃったお客さんに席を詰めてもらって助かった。私はクラフトビールとコーヒーゼリー、Tさんは十條湯クリームソーダ、Sさんはクラフトビールと深海ゼリーを注文。コーヒーゼリーのグラスが食べやすいように少し傾斜がかかっていて、Tさんが犬も食べやすいとちょけていた。途中、Sさんが靴箱の木札をどこかに置いてしまったようで少し焦っておられた。自分も本当に、本当にしょっちゅうやってしまうことなので、どこにあるだろうか想像をめぐらして、木札探しに協力する。着替えのときにリュックに入れられたようで、ほどなくして見つかってよかった。先日奥多摩に行った時に立ち寄った道の駅こすげで買ったおかしBOXとTさんへの誕生日プレゼントを渡す。
この日は夕方での解散。帰り道に渋谷区立中央図書館で予約していた本を借りて、QB HOUSEで髪を切った。ここ2回くらい連続で同じ美容師さんが担当してくれて、この日も同じ人が担当してくださった。券売機でチケットを買うときに目があってあ、どうもみたいな感じで会釈してくださるのだけど、さっぱりされている方なので、今の所認知されても特にプレッシャーがない。こちらの要望を的確に確認してくれて、いい感じにカットしてくださるのでありがたい。
2024年11月17日(日)
Dua Lipaのライブを観にさいたまスーパーアリーナへ行った。前日あんさんも同じくライブに行っていて、朝キッチンで会ったときに隣にいらっしゃったお客さんと一緒に盛り上がって楽しかったことと、セットリストはApple Musicで公開されているものと少し異なることを教えてもらう。
会場のあるさいたま新都心駅に着くと、Dua LipaのTシャツを着た方やギラついた衣装やメイクをされている方がちらほらいらっしゃって、嬉しかった。私もスパンコールのベストとかジャケットとか用意しておけばよかった。会場に行けるならなんでも座席はいいと、500レベルという5階最上階のバルコニーの座席を買った。顔とかはっきり見えなくても歌声で十分楽しめるでしょう!と思っていたらモニターが大きくてDua Lipaはじめダンサーの方の表情もはっきりと見ることができて、何も問題なかった。私の隣の座席の方もお一人で来られているようで、少し村瀬さんに雰囲気が似た落ち着いた方で、話しかけて仲良くなりたかったが、急に距離を近づけるのも怖がられるかも…と思って少しだけ話した。ライブ開始直前にDuaのご家族が音響スタッフがいるブースにこぞって移動したときに会場がざわつく。500レベルだと一体誰かいるのか分からず、Dua本人が急に現れたのかと勘違いした。ライブ中、DIVAのライブ芸あるある、”ライブ中に演奏をバッと止める→観客からの大歓声→大歓声を存分に浴びた後に演奏再開”を「Love Again」でやっていてブチアゲだった。
日曜日、500レベルのフロアで一番踊って歌ってはしゃいでいたのは私だったと思う。隣にいた二人組も途中から一緒になって立って音楽に合わせて踊っていた。
帰り道、南浦和にある銭湯のみたけ湯に立ち寄る。タオルを持ってきていなかったので購入しようとしたら貸したげると無料の貸しタオルを渡してくださって嬉しかった。せめてものお返しに…と入浴後牛乳をいただく。湯船に浸かって楽しかったライブを思い起こす。
寝る前に安堂ホセさんの『デートピア』を読み終える。起承転転転結くらいの物語で、この転どこまでいくんだ…!と戸惑いと驚きがあった。
2024年11月18日(月)
出社。お昼休みに石田千さん『箸もてば』を読む。「うっすら、ぼんやり」という項目がおもしろかった。親しい人たちのやりとりは愛おしい。
明日で退職する同僚がいる。仕事終わりに紅茶専門店で紅茶とドライフルーツを購入する。その同僚の入社時のトレーニングを私が担当した。あっという間の退職で少し寂しいが、明日は感謝や慰労をたっぷり伝えようと思う。
シェアハウスへの帰り道にある歩道橋の上のところにひょこひょこ動く二人組が目に留まる。一人が携帯のカメラでもう一人をずっと撮影しているようだった。仲睦まじそうで、いい瞬間を見かけさせてもらった。
夜、硬水さんと電話をする。この日、硬水さんはThom Yorkeのライブに行かれたらしくその様子を伺う。最近聴いた『ダンビラムーチョのオールナイトニッポンPodcast』の話や硬水さんが最近聴いた『紅しょうがは好きズキ!』での稲田さんのキツい当たりについて教えてもらったりした。
2024年11月19日(火)
朝ばたばただった。時間を短縮しようとレンタサイクルを借りたら後輪がパンクしていた。返却して再度新しい自転車を借り直す余裕すらなく、ガン!ガン!と後輪をけたたましく鳴らしながら移動。恥ずかしかった。
退職する同僚へギフトを渡して、お礼を伝える。すごく喜んでもらえて私も嬉しかった。
この日の『ラヴィット!』には柳原可奈子さんが出演。「出会い頭-1グランプリ」でモグライターともしげさんと即興漫才を披露していた。合コンのノリみたいな自己紹介をする序盤の出だしもばっちりで、シチュエーション漫才も渋谷109の店員という自分の得意分野にともしげさんをエスコートしていて、とにかく最高でめちゃめちゃおもしろかった。これはこの素晴らしさを本人に伝えねばならん...!とPodcastにメールを送る。
帰り道、いつも通っている公園の奥の方に時計台があったことをこの日初めて知る。2年くらいずっと通っていたのについぞ知らなかった。本当に驚いた。慣れ親しんだところにも発見がある。
日に日に冬めいてきている。手足が寒いし、湯船に浸かろうとシェアハウスのお風呂に入る。途中、お風呂に初対面の方がいらっしゃったので、めっきり寒くなりましたね〜と天気の話をしてから、お互いの話をした。その方は数ヶ月後に妻とお子さんと暮らす引っ越し先を探しているらしく、その方が少し先に転居先に来て、住まいを探しながら、マンスリーマンションみたいな目的で入居されたらしい。いろんな使い方がある。
寝る前に谷川俊太郎さんの訃報に接する。寂しい。
2024年11月20日(水)
仕事終わりにK野さんとインスタライブをする。K野さんから少し前にお誘いがあって、ふたつ返事で引き受けた。硬水さんやゆずひめさん、水星さん、水上公園さん、はっぱはらっぱのお二人などいろんな人が覗いてくれて嬉しかった。10月下旬に萬田久子さんのトークイベントに行ったことを話したらK野さんがおもしろがってくれて私も嬉しかった。K野さんとInstagramで繋がっている方はK野さんのアカウントにアーカイブ動画があるのでよかったら視聴してみてください。
インスタライブが終わって通知欄を見ると、昨日退職した同僚からメッセージが届いていた。私のインスタグラムのアカウントを別の同僚から教えてもらったらしい。仕事先の人たちと誰とでもSNSでつながりたいわけではないけど、仲良くなった人とだったらまあいいか〜みたいな気持ちになりつつある。働き始めたときからの自分の変化だと思う。
寝る前に北の富士さんの訃報を知る。寂しい。
2024年11月21日(木)
在宅。早起きするも仕事したくね〜な〜と始業時間ぎりぎりまでふて寝する。
仕事の傍ら、ラジオ代わりに『上田と女が吠える夜』を聴く。この番組に出演するときの西村知美さんのトークが冴え渡っていて、いつも本当にすごい...この境地はこの人以外誰もおらん...と尊敬する。天然エピソードがぶっ飛んでいて、ひな壇にいる人たちも椅子からずっこける動きをすることがあるのだけどそうしたくなるのもわかるくらいぶっ飛んでいる。
仕事終わり、キムチ納豆チャーハンととちお油揚げを使った味噌汁を作る。とちお油揚げは揚げが分厚く、食べ応えがあって、みそ汁もしみしみになるのでみそ汁が華やぐ。
ご飯を食べながら『Shrinking』シーズン2 第7話を観る。いよいよ後半戦。これまでずっとひょうきんなキャラクターであったデレクがリズの不義理によってシリアスモードに。私はコミカルに進んできた物語全体がシリアスに舵を切るのも、ひょうきんだと思っていたキャラクターに別のシリアスな側面がきらめき出す瞬間もどちらもとても好きなので、「Shrinking、行け〜!デレクも、行け〜〜!」の気持ち。
在宅で全然歩いていなかったので、日付が変わる1時間前くらいからせめてものあがきとして早歩きで散歩する。この日、Kim VaniaさんがDenzel Curryのライブに行かれていて、「たしかこの曲好きでしたよね」と「Troubles」のライブパフォーマンスの映像を送ってもらう。すごく嬉しかった。T-Painのオートチューンがなんだかんだ好きで、Denzel Curryのラップパートを心地よく繋ぐ役割を好演していると思う。この曲とFLO『Access All Areas』を聴きながら歩いた。
寝る前に『ケンコバのほろ酔いビジホ泊』を観る。少し前の回に銀シャリ橋本さんがゲスト出演されていて、それきっかけで視聴し始めた。以来、番組のテーマや温度感がすっかり気に入った。今回の舞台は町田。先日、友人と会うときに歩いた街で、駅周りの景色はまだしっかりと覚えていたので、(あ、ここお昼ごはんに行ったところだ…)とか(ここはお昼の候補だったところだ…)とか思い出を重ねて観れて嬉しかった。居酒屋は「初孫」という山形の地酒にちなんだお店に入られていて、おいしそうな海鮮料理とお酒を嗜まれていた。途中、一緒にカウンターを囲んでいるお客さんからお店で作っているという発泡性のうすにごり酒を勧められて飲んだとき、ケンコバさんが「近い感覚で言ったら...甘酒サワーみたい」と言っていた。「近い感覚で言ったら...」って「〜ぽい、〜みたい」に感じる敬意の軽薄さがあまり感じられないボキャブラリーだなと思う。私もこれから真似したいと思った。
福島大学お笑い同好会のYouTubeチャンネルに二人双六の動画がアップされていたので観る。去年と今年のM-1予選ではやっていないネタだったので大喜びした。この動画がアップされる少し前にも二人双六のネタ動画がアップされていて、それもすごく貴重なのだけど、残念なことにマイクの位置がやや遠く、しかも学祭の映像とあって近くの講義室で同時開催されているライブ演奏の音とかちあってしまう悪条件が重なってよく聞こえなかった部分があった。今回の動画はその問題が大幅に改善されていて見やすい。ボケの岡田さんもツッコミの大木さんもどっちも愛らしくていいコンビだな〜と思う。ロケ番組定番のジャンプ移動演出で一人だけ本当にジャンプ移動できてしまって戸惑う大木さんと、わんこそばのお店を開けるときの岡田さんの勢いのある動きが特におもしろかった。