年明けと共に、近くのお寺から聞こえてくる除夜の鐘。
静かな夜にゴーンゴーンと厳粛な音が響いて、とても良いものだけど、今年こそは
「除夜の汽笛」を聞きに行きたい。
毎年1月1日の0時に、横浜港に停泊している船が一斉に汽笛を鳴らして、新年を祝うと聞いているので、ずっと前から気になっていました。
でも汽笛の音が聞こえるのは横浜港から半径10kmがボーダーラインらしいので、鎌倉は完全アウト。
なので、31日は数時間前から、みなとみらい付近に行って、その時を楽しみに待っていました。
除夜の汽笛と打ち上げ花火
年越しのタイミングで、新港ふ頭と大さん橋から花火が打ち上げられ、同時に船から汽笛がボー。
というイメージを頭に浮かべつつ、その2つの花火が見え、なおかつ大型船が停泊している新港パークまで歩いて行きました。
夜11時を回っていますが、真冬とは思えない暖かい大晦日で、手袋も要らない程です。
いよいよ観覧車のライトを使ったカウントダウンが始まりました。
それに合わせて、ここにいる人達も声を揃えて5、4、3、2、1、、、
花火がドーン。
歓声と共に「おめでとう」の声があちらこちらで聞こえてきます。
花火は2ヶ所で、5分程続き綺麗で良かったのですが、でも目の前の船の汽笛が鳴っていない。
え、まさか船の人が鳴らすの忘れたとか💧
横浜港のど真ん中にいるのに、目の前に大型船が停まっているのに、あんなに楽しみにしていた「除夜の汽笛」が聞こえないなんて。
新年早々大ショック。
「除夜の汽笛」は鳴らすという決まりはなく、船の乗組員が任意で鳴らしているそうなので、どなたも「ボー」はしたくなかったのでしょう。
ざんねーん。
(後日、自分が撮った動画を見たら、微かにボーという汽笛の音が遠くの方で鳴っていたのが聞こえました😆)
初詣とおせち
元旦は、近くの円覚寺に初詣に行きました。
北鎌倉付近は、今日はとても静かで、車の往来もほとんどありません。
鎌倉の鶴岡八幡宮は今頃大変な人出だと思いますが、こちらはとても静かです。
円覚寺は鎌倉を代表する禅寺で、どの季節に来ても美しく堂々たる佇まいをしていて大好きなお寺です。
見応えのある山門は夏目漱石の小説「門」の題材となっています。
本殿で、手を合わせて願い事をすると、やっと新年が来た気持ちになりました。
慌ただしい年越しでしたが、これから家でささやかなおせちを頂く事にします。
明けましておめでとうございます。
穏やかで実り多き一年になりますように。
* Thank you as always *
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