瑞牆山・金峰山・大菩薩嶺 GW3泊4日(前編)
2019年4/27~4/30
本来なら奥秩父縦走をする予定でした。瑞牆山からはいって雲取山におりるルート。しかし、雁坂峠付近に積雪1mとの情報をキャッチ。縦走を諦め、瑞牆山、金峰山、大菩薩嶺を登りに行くことになりました。
4/27.4/28
CT:4/27 みずがき山荘11:00→富士見平小屋11:35~12:29→瑞牆山山頂13:59~14:10→富士見平小屋15:37
4/28 富士見平小屋4:47→大日小屋5:30→砂払いの頭7:00→金峰山山頂7:53~8:05→砂払いの頭8:50→大日岩9:36~9:41→大日小屋10:15~
10:25→富士見平小屋10:55~14:10→みずがき山荘14:33
出発前日
なんか荷物重すぎるなと思い、計ってみるとなんと16キロ!そしてパッキングセンスのなさ!(恥ずかしい(/ω\*))もう少し勉強します…
*ちなみにシュラフマット2つありますが、一つは友人に渡すやつです。
当日、最寄り駅を始発で乗り、韮崎駅へ。
韮崎駅からみずがき山荘行きのバスに乗り(片道2060円ナリ、往復4000円ちょいは手痛い出費)、ゆられること約1時間、みずがき山荘到着です。
みずがき山荘から富士見平小屋まではゆるっとした登りです…が、16キロも持ってるとさすがにきつい。
途中ベンチのあるところから瑞牆山が見えます。山が見えてテンションがあがります٩(ˊᗜˋ*)و
富士見平小屋到着!今回の登山でもっとも辛かったのがこの登りだったかもしれません…
テント場はそこまで混んでませんでしたが、この後どんどん増えきて、結構いっぱいに埋まりました。
我々もちゃちゃっとテントを張って、初日は瑞牆山に向かいます。この時点でもう12時なのですが、コースタイムが短いのでいけるだろうということで出発
出発してまず思ったこと…
荷物が軽い!
そりゃーテント内に荷物ほっぽってきたらこんだけ軽くなりますわ。
さあ、どんどんペースあげますよ~
↑
この写真、瑞牆山、金峰山に何度も通った人なら分かると思います。そうです、金峰山にいく登山道なんです。
登り始めて10分ほどでGPSを確認して金峰山方面に向かってることが判明。慌てて戻ります。
本来の瑞牆山への登山道は富士見平小屋を左側にいくとあります。
気を取り直して出発!現在12:30です。なんと30分もロスタイムを…
最初から下りが始まりテンションが下がる。下るってことはこの後もっと登るじゃん。途中川を渡るとそこからが本格的に登りになってきます。
岩が増えきて登りごたえあり。瑞牆山はボルダーでルートでも有名なクライミングスポットだからいい岩が多いね。登山道の途中にある大きな岩とか登ってみたい。
この大きな岩が見えたらだいたい2/3です。この辺りから雪が増えてきて、スリップしやすくなったのでアイゼンを履きます。ほんとはチェーンスパイクもってくる予定だったのですが、12本爪いれたら入らなくなってしまい、持ってきませんでした。ここはチェーンスパイクだったな。でも翌日の金峰山は12本爪でよかったのでよしとする。
雪の中滑らないよう慎重に歩きます。途中で雪が吹いてきて、まだ昼間なのに寒い…
山頂直下はすこしやっかいで、さらに雪が溶けていたので岩の上を12本爪アイゼンで歩くのはちょっと大変。
14時、山頂です。
景色はビミョー
大ヤスリ岩は見れたので満足(^^♪
なかなか寒いし、雪が降ってるので滞在時間も短く下山します。
全く同じ道を下ります。
途中で雪は止みました。
16時前に富士見平小屋に到着。
山林の中なので暗くなるのも早いということで、すぐに夕飯の仕度
今晩はラーメン
美味しそうでしょ、美味しかったですよ😊
ただ、今回のラーメンは友人がもってくよというのでお任せしたのですが、、、このラーメン1人前しかなかったのです。ということで2人で1人前を分け合いました。
そりゃ~ないぜって感じでしたわ(-人-)美味しかったからよかったですけどね。空腹は行動食で満たしました。
18時頃には就寝。いつも通り2時間起きに起きてしまいました。風が強くてテントも鳴ってうるさかったのもあるかも。
4/28
4時起床、寒い。友人はあまり眠れなかった模様。少し心配。
1時間程かけてゆっくり準備をして5時前に出発
太陽の気配は感じるも、展望が開けることがないので、雪道を黙々と進んでいく。我々と同じ時間に出発したパーティはいないが、前に歩く人を抜かし抜かされしつつ進んでいきます。
大日岩付近までは樹林帯の中でそこそこ急ですが、危険箇所は全くなし
出発から1時間ほどで大日岩。ここでようやくポツポツと展望がでてきます。今日はいい天気(´∇`)ただ、風が強いんですわ。
砂払いの頭までくると
ドーン!っていう感じ。何が言いたいかと言うと、ものすごい晴れ!かつこの稜線上は景色最高の予感!ということです。
予想通り
だんだん展望がひらけてきます。
ただここから山頂までの1時間程、風があまりにも強くて写真が取れませんでした。
途中のトラバース箇所がちょっと怖かったかな。ただそれ以外は危険な箇所もなく、風が吹いてなかったらスキップしながら歩きたくなるような稜線でした。(もちろん雪が積もってる時にスキップなんて命取りなのでしませんが)
これが有名な五丈岩です。五丈岩は遠くからでもしっかりと見えるので、この山域では珍しく''分かる''山です(笑)
この岩は登ることができるのですが、風が強かったため登るのを断念。楽しみにしてたんだけどな~
ここを登ったら山頂です。
金峰山山頂到着。
もちろん景色は…
サイコーですよね( ̄▽ ̄)
風の強さと寒さで止まってると辛いので写真だけ撮ってササッと下山。
下山中なのですが、友人が寒さや膝の痛みでペースが急激にダウン。寝れなかったのが大きく響いたんだな。本人は否定してたけど、疲労は寝ないと抜けないから蓄積してったんだろうな(´-ω-)
でも降りなきゃ始まらないので、ペースを落として下山。
砂払いの頭までくれば風からは逃れられます。
大日小屋です。奥秩父縦走ならここでテントを張る予定でした。
ここでアイゼンを脱ぎ、少し軽くなった足取りで小屋まで
11時前に下山。
テント内で昼食を軽くとります。
バスの時間に間に合うようにみずがき山荘まで下山。やはりこのザックを背負っての歩きはつらいぜ。
その後はバスで韮崎駅まで戻りました。
長くなってしまったので前半はここで区切らせていただきます。
後半も近いうちに書く予定です。
後半は甲府駅でのSTBと大菩薩嶺です。さて、晴れてくれるのでしょうか…