【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
昼の始発電車 (弘南鉄道)
2021.1.08 弘南鉄道弘南線 弘前東高前駅
雪と強風の影響で、運転を見合わせていた弘南線も
お昼過ぎにやっと動き出しました。
しかし、やって来た始発電車に乗り降りする乗客はなく
雪のホームに足跡が付くことはありません。
次の駅を目指して走り去る電車を
綿帽子を被ったホーム上屋が静かに見送っていました。
白と銀色の世界 (弘南鉄道)
2021.1.08 弘南鉄道大鰐線 石川-石川プール前
昨夜来の暴風雪で運休となっていた大鰐線も
午後になって運転再開となりました。
降り積もった雪は田圃を白く覆い隠し
背後の小山も銀色に彩色しています。
青い空が広がる白と銀色の世界
ステンレス車体の7000系電車が
その中に溶け込むようにやって来ました。
自然の造形 (紀勢本線)
黒潮と共に (紀勢本線)
2022.1.14 JR紀勢本線 南部-岩代
冬季でも海水温が20℃近くになることがあるという
和歌山県沖の太平洋を流れる黒潮
真っ青で穏やかな冬の海には
日本海のような厳しさは感じられません。
温暖な気候の紀州和歌山
遠く四国を望む海岸線を
普通列車が通り過ぎて行きました。
昭和の気配 (秩父鉄道)
2023.1.1 秩父鉄道 明戸-大麻生
林立する電線と電柱の中を
「EL新春みつみね号」がやって来ました。
新春の柔らかな夕陽を浴びた
茶色い機関車が牽く客車列車は、
古き良き昭和の気配を漂わせます。
昭和の終わりから34年目の令和5年
今年も良い年になります様に。
謹賀新年2023 (秩父鉄道)
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