【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
第二の人生 (上毛電鉄)
新緑の季節 (上毛電鉄)
2021.5.03 上毛電鉄 中央前橋-城東
中央前橋駅のすぐ脇を流れる広瀬川
川幅一杯に水をたたえた川面に
勢いよくせり出した木々の若葉が印象的でした。
若葉が美しく輝く五月
青々としたその色あいに生命力を感じます。
川面を渡る風 (上毛電鉄)
2021.5.03 上毛電鉄 富士山下-丸山下
登録有形文化財の渡良瀬川橋梁に
昭和3年生まれのデハ101が
吊り掛け式のモーター音を響かせてやってきました。
流れる月日を思いつつ
河原から見上げる風景は
戦前と同じようににも感じられます。
今も昔も風薫る五月
川面を渡る風は爽やかでした。
裾野は長き (上毛電鉄)
2021.5.03 上毛電鉄 粕川-膳
榛名山、妙義山と並び、上毛三山の一つに数えられる赤城山は
日本百名山にも数えられる名峰です。
雄大な山容の下に拡がる緩やかな裾野の広さは
富士山に続き日本で二番目の長さになると言われています。
その赤城山の麓をゆっくりと走る列車に共に
五月の風が爽やかに吹い抜けて行きました。
静かに見守る (只見線)
飯豊山系遠望 (磐越西線)
2021.4.11 JR磐越西線 山都-喜多方
手前には建設当時東洋一の規模を誇った一ノ戸川橋梁。
奥には福島県と新潟県、山形県の三県にまたがり
数メートルの雪に包まれる飯豊山地。
晴天に恵まれた素晴らしいロケーションの中を
GV-E400系の快速「あがの」がやってきました。
SLばんえつ物語号の通過は2時間半後
鉄道ファンも誰もい居ない長閑な時間を
独り占めすることが出来ました。
急客機健在 (磐越西線)
2021.4.11 JR磐越西線 尾登ー荻野
綺麗な煙を吐きながら
S字カーブの勾配に挑むC57
終戦後まもなく急客機として製造された180号機にとって
SLばんえつ物語号の編成は重量級の客車7両。
決して楽な仕業とは思えませんが
捕機の力も借りずに軽々と登ってきました。
今もなお現役として鉄路を駆ける180号機
これからもたくさんの笑顔を運んでもらいたいものです。
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