趣味の魚釣り。
いっぱい釣れると嬉しいと同時に
どう料理しようか悩みますよね。
今回は干物の作り方をご紹介します。
干物にすると冷凍保存をして
食べたい時に焼くだけで食べられますし、
真空パックしてお裾分けすると
魚を捌くことが出来ない友人もすごく喜びます。
魚を捌く
今回は芥川マス釣り場で釣った
三匹のニジマスを干物にしていきます。
干物の捌き方は
片袖開き・腹開き・観音開きなどありますが
私は自宅で簡単に作る場合は、
内臓も出しやすいので腹開きが多いです。
よく商品として売っている開き方は
観音開きが多いと思います。
また、
真空パックの袋に入るよう頭も落としちゃいます。
見栄えを良くしたい方は頭も割って下さい。
開いてみると脂がのっていました。
できるのが楽しみです。
塩水に漬ける
魚が開けたら10%の塩水に漬けます。
大体10%の作り方:水450mlに食塩50gを溶かす。
魚が大きめの時などは水900mlに食塩100gを溶かします。
私はいつも大匙で食塩を計ります。
大匙一杯が食塩約18gなので約2.8杯入れます。
時間は今回は30分にしました。
鯛など大きめの魚を漬ける場合は60分程漬けます。
今回のようなニジマス、
中サイズのアジ・ガシラを漬ける時は
初めは30分程度で作ってみて
お好みで調整してみて下さい。
30分経ったら塩水から取り出して水気をよく拭きます。
私は塩味がある程度しっかりしている方が好きなので
塩水から取り出したらキッチンペーパーでそのまま拭きます。
塩分を抑えたい方は一度流水で洗ってから水気を拭いて下さい。
干す
水気が取れたらいよいよ干します。
今回はベランダで夜から朝まで干す一夜干しにしました。
一夜干しはぷっくりとして柔らかい感じに仕上がります。
カラッとした干物を作りたい方は天日干しにして下さい。
道具はネットで購入した干しかごを利用しています。
野菜とかも干してみようと思っていますが
まだ魚しか干したことはありません。
こんな感じです。
部屋の中で準備していますが
この後バルコニーに出しました。
これで朝まで待ちます。
完成→真空パック保存
朝になりました!完成です!
身をちょっと触ってみて
乾燥しているかどうか確かめて下さい。
まだ水気が残っているようであれば
干し時間を延長して
いいタイミングで取り込んでください。
今回はすぐ食べずに保存するので
真空パックにして保存します。
真空パックにすると
空気に触れずに保存できるので
冷蔵でも冷凍でも長持ちしやすいです。
干物以外にも魚や肉を小分けにしてパックできるので
我が家では大活躍の家電です。
エンボス付きの真空パック袋を使うと
上手く真空に出来ます。
以前もアジの一夜干しをたくさん作って
家族にお裾分けして喜ばれました。
自分で作る干物は新鮮な素材で、
塩分も調整できて良いですね♪
後日干物を焼いてみましたが
身もプリプリで塩味もちょうど良く美味しかったです。
冷凍してあったものでも
解凍せずにそのままグリルで焼いて食べることが出来ます。
健康にも良いので今後も魚が釣れたら
干物を作っていきたいと思います。
干物にお勧めの魚
魚であれば結構なんでも干物は美味しいと思います。
今まで作ったもので私が美味しかったのは、
ガシラ・鯛・アジ・太刀魚などです。
太刀魚は味醂干しにしました。
冷凍して晩酌のお供に
ちびちび消費していきました。
写真は片袖開きの鯛です。
慣れれば片袖開きも簡単なので、
是非色んな魚で試してもらえればと思います。
【おまけ】天気が悪い日でも干物は作れる
干物はやっぱり外に干したくなりますが、
外に干すことに抵抗のある方や天気が悪い日にでも
あるものを使えば干物は作れます。
それは「ピチットシート」です。
ピチットシートは、
浸透圧脱水という方法で
食品の脱水を行う食品用脱水シートです。
ピチットシートで魚を巻いて
半日から一日冷蔵庫に入れておくと
一夜干しが簡単に完成します。
以前ホタルイカの沖漬けを作った日に
天気が悪かったので
ピチットシートで
一夜干しを作成しましたが美味しく出来ました。
水分が抜けていくのをみるのも面白いです。
ぜひ皆さんも自宅で簡単に
美味しい干物を作ってみて下さい^^
まとめ
干物にして、
真空パックにする事で保存が出来、
いっぱい釣れた魚も
後日美味しく食べられます。
釣り疲れて当日料理するのも面倒な際や、
食べきれないぐらいいっぱい釣れた際には
干物作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回干物の例にしているニジマスは
芥川マス釣り場で釣ったニジマスです。
釣行記も掲載していますので、
是非一読ください。
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