萌樹工房あれこれ 2023年10月
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秋サケ漁が終った

当海域では 今季の秋サケ漁が終わった

1週間の時化のあと
網揚げ(片付け)の作業が続いている

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夏の猛暑の影響でいつまでも海水温が下がらず
北海道は各海域秋サケ漁は不振

当留萌海域でも
昨年の5割にも届かず不漁に終わったようだ

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全道的に不漁ではあるが
なぜか筋子の値は昨年と比較し安値だ
豊漁の年より安いのはどうしてなのか

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なんとかメス8手に入れることができた

裏山の紅葉

今季は紅葉も遅れていたが
裏山もようやく紅葉真っ盛りになった

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山の上からの風景も撮りたいところだが
熊の出没が危惧されるので・・・

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市内での紅葉

今年は紅葉が遅く 山もまだ物足りない
異常気象のせいか 
ウチの庭の桜の葉もまだ緑々としている

市内の街路で見つけた紅葉がきれいだった

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オロ坊のコースター

オロ坊とは
北海道留萌管内羽幌町のご当地キャラクター

ゆるきゃら - コピー
(オロ坊)

羽幌町は
甘えび(ホッコクアカエビ)生産量日本一の町
そして同町離島の天売島には
国の天然記念物ウミガラス(オロロン鳥)が生息
この島が国内唯一の繁殖地となっている

この「甘えび」と「オロロン鳥」がコラボしたのが
ゆるきゃら「オロ坊」

この度羽幌町道の駅(ホテルサンセットプラザ)から
当工房が制作している「オロ坊」グッズの一つである
「コースター」40個の注文が入り制作した

制作工程を紹介

オロ坊1(1)

オロ坊2(1)
オロ坊3(2)
(トレース後アクリル絵の具で色付けし完成)

色は4色 デザインも複雑ではないので
時間はそれほどかからない
色付け乾燥後 
ウレタンニスでコーテイングし完成

オロ坊4(2)

(これで20個分)

40個すべて制作完了した


秋サケ定置網漁業は大不漁

北海道の秋サケ漁は予想に反して不漁となっている

中でも
日本海域の留萌管内(1市6町1村4漁協)の海域では
前年同期(10月10日現在)と比較し
匹数・重量・金額ともに60%以上の減少
当市所属の新星マリン漁協では
金額で84.1%減となっている

今夏の猛暑による海水温の高さが
秋サケの来遊の遅れに影響しているとみられている

10月下旬ともなると海も荒れる時期となるため
これ以上の漁ができるのか課題だ

ところで秋サケの正式名称は「シロサケ」
「シロサケ」なのに身は赤いのはなぜ?

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ベニサケはその名のとおり身が赤いが
シロサケはうす赤色
サケの身の赤いのは餌に関係している
サケはエビを多く餌として捕っていて
エビの色素アスタキサンチンが
サケの身に沈着したからである

またサケが川を遡上するため沿岸に近づくと
身は徐々に白くなる
これは餌を捕らなくなるためであり
特にメスは卵に栄養を取られるため身は白くなる

オスもメスも川を遡上するころには身の栄養分が減少し
身が白くなる この現象を「ブナ化」といい 
このサケを「ブナザケ」と呼んでいる

またサケが川に遡上する生殖期になると
オスの上あごが伸びて下あごの上に覆い被さるように
伸びる現象がある
これを「鼻曲がり」と呼んでいる

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(写真上が鼻曲がり状態のオス 下は優しい顔つきのメス)

オスの鼻曲がりは性成熟し
産卵期のメスを誘惑しようとする証
メスを獲得するために 
この鼻を他のオスと戦う武器としている

最後に「南部のサケの鼻曲がり」という言葉があり
南部(盛岡周縁)の人がへそ曲がりであることを
産卵期のサケの鼻が曲がることになぞらえた言葉らしい


初冠雪

暑寒別岳が初冠雪した

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暑寒別岳は標高1,492m
17日山が薄く雪化粧し 初冠雪を確認

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平成30年と令和3年が
10月17日に冠雪しているが
過去11年間ではそれと同じ最も遅い時期となった

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昨年より12日遅い冠雪だった

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もう花は終わる

16日夜は北海道日本海側は寒気団に襲われ
雷が鳴り響きアラレとヒョウ交じりの雨が降り続き
山は初冠雪 そして峠は雪に覆われた

ウチの庭の庭の花と鉢花も見納めとなる

庭のむくげ
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庭の野菊
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そして鉢花
レッドキャプティン
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はるか
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バーベナ
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ベコニア
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園芸種マーガレット
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ペチュニア
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サルビア
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今年もきれいに咲いてくれた
この後は雪の下で冬ごもり


秋の日は釣瓶(つるべ)落とし

10月15日(日)
この日の日の出は5時46分 
日の入りが16時46分 
一日一日日没の時間が早まっている

二階の窓からではあるが落陽が綺麗だった

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まさしく「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」だ
井戸の釣瓶が落ちるように早く沈み

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この後の薄明の時間も短く
すぐ暗くなってしまう

17日は北海道の峠では雪が降る予報が出ている
そんな季節になった

今季の紅葉はかなり遅い

15日旭川市からの帰り
山の紅葉は平年よりかなり遅い
まだピーク前のような感じだが 

それなりに綺麗なところもあったので写真を紹介

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これからまだ紅葉は深まるでしょう

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秋サケ漁が不漁

9月上旬から始まった北海道の秋サケ漁は
不漁となっている
豊漁だった昨年に比べ
9月末時点での漁獲数は昨年同期比で36.4%減

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(昨年の当市漁港での豊漁の様子)

特に漁獲減の大きい海域は
えりも以西(胆振・日高管内など)が77.8%減
日本海が67.6%で 
しかも当海域では90%を超えている

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(昨年の当市漁港での豊漁の様子)

過去2年の好漁から一転し不漁となっている理由について
海面水温の上昇が影響していると指摘されている

気象庁によると北海道近海の海面水温は21.8度
統計を開始した1982年以降
最も高く平年より3.8度も高かったとのこと

秋サケ定置網漁は
9月下旬から10月上旬に最盛期を迎えるが
10月に入っても不漁が続いている

漁獲ピークがずれ込んでも豊漁を期待したいが
今季の秋サケ漁はどうなることやら


秋早朝の海

毎朝秋サケ漁の様子を見に漁港へ出かけているが
夏の猛暑による海水温がいまだ高く 
水揚げはさっぱり
昨年よりすでに1ヶ月遅れている

今朝の海の様子の写真を紹介

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朝日が消波ブロック 離岸堤ブロックにあたっていた

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沖にはタンカーが停泊
鳥は相変わらず元気に飛び回っている

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サクラランが咲いている


家の中でサクラランが咲いている

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この時期に咲くのは珍しい
香りは強いが芳香

葉の形はこんな感じ
ややハート型で女性には人気とか

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プロフィール

KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。

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