萌樹工房あれこれ 2023年03月
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方言玉手箱その70 ~よっこする~

方言玉手箱その70
北海道の方言 ~よっこする~

母親が娘に電話で
「○○ちゃん! 今日色々ケーキもらったけど
いつもの時間に帰って来るかい?」
「お母さん、ちょっと遅くなるので
私の分よっこしといてよ」

「よっこする」は
「よける」「どける」「どかす」などで
漢字にすれば「寄っこする」になるかな?

横にどける 横に寄せる 物を移動させるなどの意味
「よけておく」ことも「よっこする」で表現する

ケーキを全部食べられたら 
娘さんの分が無くなるからね

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食い意地を張っている息子が勝手に
自分の好きなものをよっこして しかも
貰ったケーキのほとんどをよっこしたら

母親に
「ダメでしょう!勝手によっこしたら!」
と怒られるね


雪解けの風景

3月も下旬
雪解けが進み平地では雪は殆ど無くなった

市内を一望できる千望台への道も開けた

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ゴールデンビーチもすっかり春らしくなり
まだ気温は低いが ウオーキングも出来そうだ

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防波堤の突堤で釣り人も増えてきた

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この土・日は比較的天気も良く
家族連れ・犬連れで海岸へも足を運んでいた

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この方も犬連れかと思いきや

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よく見ると猫だった


園芸用マーガレットが咲いている

庭の雪が例年より早く解け出し 
今月中には無くなりそうだ

家の中では園芸用マーガレットが咲いている

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庭では水仙が顔を出しているが
咲くのはまだだろう


バラ「はるか」が冬の間ずーと咲いていた


昨年末に紹介した
バラ「はるか」が冬中家の中で咲いていた

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この「はるか」の名は

はるか時代を飛び越えて
今この瞬間に昔の人たちが感動したであろう香りを
今私たちも感じられていることを想って
命名したとのこと

砂川市の私設バラ園
ローズミンタラさんから戴いたバラだが
庭で越冬させず 鉢のまま家の中に置いていたら
家の中で蕾を膨らませ花を咲かせていた

伸びる枝の先に蕾が付くので
切らずに伸び放題にさせているが
これでよいのか?

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農作業が始まった

雪解けが進んでいるが
農村部ではまだ雪が深い

農作業と言っても
この時期は田畑の雪を融かすことから始まる

本格的な農作業に向け
融雪剤の散布が始まっている

下の写真は
雪に覆われた田んぼに融雪剤が散布された風景

DSCN5439(1).jpg

キャタピラー付きの散布車が
水田のほ場の上を走り回り 
炭の粉などを原料とした融雪剤を雪面にまいている

散布後は白と黒のまだら模様が出来ていた
 
DSCN5440(1).jpg

この風景が雪国の早春の訪れを告げる
風物詩となっている

この融雪剤を散布することにより
1週間以上も融雪が早まる

米農家では 自家用除雪車で雪をはね
稲の苗床用のビニールハウスづくりの
準備も進んでいる

DSCN5432(1).jpg


この地域の田植えは5月
これから5月に向かって大忙しになる


キレンジャク、ヒレンジャクが群れでやって来ている


毎日このような光景が見られる
スズメのように同じ向きで電線に整列

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キレンジャクか?

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毎日朝から夕方まで
キレンジャクとヒレンジャクが来ている

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この時期にキレンジャクが何度か来ているが
今年はキレンジャクとヒレンジャクが混じっている
むしろヒレンジャクが多いようだ

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写真下 右が尾の先端が黄色いキレンジャク
左が尾の先端が赤いヒレンジャク

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(左ヒレンジャクと右キレンジャク)

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(左ヒレンジャクと右キレンジャク)

目的はナナカマドの実だ

殆ど実は落ちているが 一生懸命に食べている
2~3分同じところにいるが すぐ飛び立ち
近所のナナカマドの木を渡り歩いて(?)いる

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相当な量の実が落ちているので
雪が解けたら掃除が必要だったが 
奇麗に食べてくれている

庭掃除の仕事が一つ減りそうだ

色々な野鳥が庭にやって来る

雪解けが始まってから
色々な野鳥が庭にやって来ている

先日紹介したツグミは数は少ないが
毎日ナナカマドの実を食べに来ている

残っている実は強風により落ちた実だけになった

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毎日来ているツグミ

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ヒヨドリも毎日やって来ている

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食べるものが少なくなっているのだろう

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この他最近は
キレンジャクとヒレンジャクが大群で来ている
この様子は次回のブログで紹介する



雪解けが早い

解けが早い
今季は積雪量も少なく 
雪は2月中旬からは殆ど降らなかった

全国的に春が早いようだが
北海道北部日本海沿岸の当市でも
雪解けが急速に進んでいる

わが家の前も裏の道路にも雪は無くなった

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庭の雪も解け始め
解けた雪の下から待ってましたと言わんばかり
水仙が姿を現した

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だが例年より雪解けが早いので
水仙の背丈はまだ低い

まばらに赤い実が落ちているが
ナナカマドの実だ
初冬の猛吹雪で実が落ち 雪解けと同時に現れた

毎日ツグミがこの実を食べに来ている

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14日に東京では桜の開花したようだ
当市の開花予想は5月3日
平年より6日早い


萌っこ春待里(はるまつり)が開催された

12日
「道の駅るもい」に隣接する船場公園で
「萌っこ春待里(はるまつり」が開催された

文字通り春を待つおまつりで
長かった冬から雪解けが始まる時期に
待ちに待った春を呼び込むおまつりだ

この沿岸では昔から春告魚と言えば「ニシン」
メインイべントは
ニシン舟を引く「萌っこばんばレース」

2日前に雨が降り雪が解けザクザクで 
足場はかなり悪い
しかし4年ぶりに燃えていた

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今回は出場チームが16チーム
トーナメントで勝ち残った2チームで決勝戦



優勝したのは留萌高校野球部のチーム
やはり若者にはかなわなかった
優勝賞金10万円 
当然これは部費として使うのか?

次は
これもニシン漁に関したレースで
「モッコしょいレース」

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「モッコ」とはニシン舟から鰊を運ぶための道具
スコップでニシンを詰め込み背負って運ぶもの

競技はモッコを背負い
途中でニシンを拾ってモッコに入れ
ゴールまで突っ走る
途中解けた雪に足をとられて転ぶ者が続出

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予選 順決勝 決勝と3回走って
優勝者には3万円 2位は1万5千円獲得

イベントには
米ファイター(地元米普及PR隊)も応援参加

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ご当地キャラクターの「KAZUMOちゃん」と
「ころんた」も友情参加

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この日のイベントは
こどもを対象としたゲームなども行われていた

そして最後はカンパ券大抽選会で終了した

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萌っこ春待里抽選会の景品を提供

12日(日曜)
第25回萌っこ春待里(はるまつり)が開催される
コロナなどの関係で4年ぶりの開催となる

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文字通り春を待つお祭だが
この沿岸では春の風物詩と言えば「ニシン」
春待里のメインイベントは
ニシン舟を曳く「人間ばんばレース」で盛り上がる

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(レース用に造った小型ニシン舟)

過去のレースの様子

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この春待里では大規模な抽選会が行われ
市内の企業・商店などが景品を提供し
春待里を盛り上げる

当萌樹工房も8年ほど前から協力し
キャラクターグッズを提供している

今回は下写真のとおり8品目を提供した

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(当市のキャラクターグッズ 右上は隣町増毛町のグッズ)

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(当市のキャラクターグッズ)

このところ急に暖かくなり
雨が降り雪が解けだしている

適当に雪が必要な春待里だが 
いづれにしても春が待ち遠しい



3月の満月

3月の満月は3月7日
この日は天候に恵まれた

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もうすぐ春を迎える時期
この3月の満月は「ワームムーン」
虫たちが冬眠から目覚め 
地上へと這い出す季節であることから
アメリカ先住民が名付けている

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ワーム(worm)はイモムシ 

日本では啓蟄(けいちつ)という言葉がある
「啓」は「ひらく」
「蟄」は「土中で冬ごもりをしている虫」
冬ごもりをしていた昆虫などが地上に這い出す頃だから
日本語にすると「啓蟄月」でも良いか

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海も春らしくなった

このところ
日中の気温も上がり春らしくなってきた

前回紹介した港灯の氷も
すっかり解けその姿を現した

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写真左の港灯が上半分曲がっているが
氷の重みの影響か?自然の力は恐ろしい

それにしてもカモメの数が物凄い

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いま沿岸ではカレイ漁が盛んであるが
ニシンも沿岸に寄ってきて刺し網で漁獲されている
そろそろ群来る
(ニシンが産卵と放精により海が白濁する現象)
時期でもある

沿岸のあちこちでカモメの大群が見られるが
ニシンを追っているのかも

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プロフィール

KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。

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