萌樹工房あれこれ 2021年02月
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夜中の訪問者

このところ毎晩鹿が訪れている

毎朝雪かきのため5時頃に起きると 
新雪に鹿の足跡が残っている

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(足跡がついてからも雪が積もったのでクッキリしていない)

足跡から 複数の鹿で
毎朝のように確認されている

昨シーズンまではこれ程ではなかった

そして 先日紹介した
鹿による被害が隣の家のオンコにも

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見事に葉が食べられていた

かろうじて先端に残っている葉は
鹿が背伸びをしても届かなかった部分だ

オンコは普通枝葉を剪定して形を整えるが
この木は伸ばし放題

雪に埋もれ 伸びた枝部分も
鹿が掘り起こして葉を食べている様子がわかる

shika2(1).jpg


この団地に移ってきてから 35年近く経っているが 
この様な光景は初めて

今冬は雪が多い

山も雪深く いつも食している植物が雪で覆われているため
餌となるものを求めて この団地まで来ているのか

早朝2時過ぎ頃 数頭で来ているらしい
動物にも過酷な環境になっている





表札

若い頃から表札は自分で作っていた
年数が経つと 飽きてくるので作り替え 
現在のは4代目

最近は個人情報何とやらで この団地でも表札を外した家もある
でも時には作って欲しいと頼まれることがある

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(これまで制作した表札1)

30代で公営住宅に住んでいた頃
表札屋が訪問販売で売り込み(注文取り)に
来たことがある

鉄製の玄関扉横のMy表札を見て
「こんな遊びで作ったようなものは表札と言わない 
新しいものに替えた方が良い」と
言ったそうだ

その時は平日だったので ボクは出勤で不在
 お多福が対応した

お多福はその名に似合わず 負けん気の強いほうで
その表札屋に
「この表札は手作りで 
どれだけ心を込めて作っているのかあなたには解らないでしょう」
「あなたは注文を取ってどれだけ心を込めて作っているのか」
「これほど愛情をこめて作れるのか」
と言い返し

更に決定的なことは
「ところでこの苗字は何と読むのか」
と聞かれたことだという

全国的にはチョット読めない苗字なのだが 
当市では
佐藤・斎藤・馬の〇〇と同じように
ありきたりの名で誰でも読んでくれるのだ

「この苗字を読めないなんて このまちでは商売にならないよ
出直しておいで!」
やり込め

退散させたそうだ 
スゴイネ!

Hyousatu3(1).jpg
(これまで制作した表札2)

表札屋は売り込むために 
この名だと字画が何字だからこんな字体で・・・とかなんとか
説得させたかったのだろうが ちょっと表札にケチをつけたため

説明する前に お多福に倍返しにあってしまった
シマッタと思ったかもしれないが
もう遅かった

このような営業マンは失格でしょう
相手を怒らせて何の徳があるのか

お多福は この手の対応に関しては学習能力があり 
扱いが非常に上手になっていた頃
相手にとってはタイミングが悪かった

今では訪問販売は殆ど無くなり
電話での勧誘が多いが 
その対応も安心で 感心している

hyousatu1(1).jpg

(これまで制作した表札3)

あの表札屋の営業マンは学習能力はあったのか

その後も仕事を続けていたとしたら 
営業成績はどうだったのか
気になるところでもあり

表札を作る度に思い出す


スズメが減った?

先日のブログに 
向かい側の家の庭に植えてある
オンコの木の葉がシカに食べられ
丸坊主になった写真を載せたが

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このオンコの木には
いつも無数のスズメが集まっている

suzume2(1).jpg 

この木ばかりでなく
他のオンコの木に 同じように集まっている

ということは 
オンコの木には餌があるということなのか
小さな虫でもいることが思いつく

この辺りで
一時スズメの姿をほとんど見かけなくなったことがある

しかし
あちこちのオンコの木に集まっているのを見ると
また増えているのだろう

全国的には減っているようだ
この20年間で6割も減っているという研究結果があるとか

スズメが減っている原因は

住宅環境の変化と食糧事情があるという

〇瓦屋根で隙間の部分に住みついていたが 
隙間が少なくなり
 巣を作れるような作りでなくなった
 人間社会と同じように 
子育て環境も悪化して少子化が進んでいることか?

〇アスファルト・コンクリート部分が多くなれば
当然虫が発生する量が減り
 餌不足になった

特に都会では環境悪化があるようだ

suzume3(1).jpg
 
その点 
田舎では木造の古民家や空き家が沢山あり
巣作りには不充せず 
更に 
自然が多くあるのでそれほど減っていなのかも

しかし 田舎にはカラスが多く 
ウチの周りにも縄張りを構えているカラスがいて
このカラスがスズメをとらえているのを
何度も見ている

カラスが多くなると 
当然スズメも少なくなるのは納得できる

この辺で見かけなくなった時期は 
これが原因の一つかも





オンコが丸坊主

21日関東・関西方面は気温が20度にもなったとか

北海道上川北部では22日朝氷点下20度だってさ
その差40度だよ 

いくら日本は南北に長いと言ってもね~
この時期は一番気温差が激しいかも

雪深い北海道日本海側では 
動物たちも必死で生きている

写真は近所の庭にあるオンコ(イチイ)の木
冬でも葉が落ちず青々(正確には緑だけど)としているはずが

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(丸坊主になったオンコ それにしてもスズメが多い)

葉が全く無くなり 丸坊主
これは鹿に食べられた跡のようだ

このところ毎朝雪の上に様々な動物の足跡が残っている

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特にキツネとシカの足跡が多い
昼でも良く見かけるが 
夜中も寝ずに歩き回っているようだ
それだけ 餌がないということなのか?

最近 近くの山(千望台)にクマもいたという噂もある
充分な餌を確保出来なく腹が減って
もう冬眠から覚めたか?

この団地にまで下りてきたら嫌だな!

この団地ではオンコを植えている家も多い

ひと回りしてみると
どこの家のオンコも 被害を受けているようだ
シカが背伸びして届くところまでは 
食べられている


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向かいの庭のナナカマドの木にも被害が

onnko13(1).jpg

こんな上まで表皮が食べられていた

桜の木などは根元がぐるっと一周表皮が剥がされると
枯れてしまうが

これから春を迎え
オンコもナナカマドも
大丈夫か?



冬の大嵐 その3

猛吹雪をもたらした低気圧もようやく17日夜から弱まり
北海道付近の等圧線もやや広がり 風も弱くなった

20210218SS00001(1).jpg

しかし今朝(18日)
起きて外を見ると雪による吹き溜まりも相当なもの

さっそく5時から 雪かき 
車庫前は手におえず融雪機で溶かし

残りは除雪車にお任せすることにした
家の前の道路はこのような状態

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除雪車が来たのはようやく8時過ぎ
除雪車も手が回らない

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この中道路を30分程かかって ようやく除雪完了

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二車線確保 
5時に起きてから3時間半近く経過
雪の多い日は 毎回この繰り返しだ


冬の大嵐 その2

暴風雪・波浪警報発令3日目
17日朝9時低気圧の動きと規模

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オホーツクに抜けた低気圧はそのまま北へ抜けるはずが
カムチャッカ半島付近に位置する高気圧に阻まれ
再び宗谷地方を通りオホーツク海に抜ける予報となった

低気圧は北海道北部を迷走
まさしく 徘徊低気圧となり

警報はまだ解除されず
今夜も猛吹雪が続き 明日も大雪の予報が出ている

arasi5(1).jpg
(明日の低気圧配置)

昨日から風が強く
全道で数年に一度の暴風雪・波浪警報が出され
各地ではこれまでにない記録的な風速が計測された

今朝 家の前の様子は写真のとおり
強風で雪は飛ばされたのか 
雪の量はそれほどでもなかった

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しかし 所々吹き溜まりが出来ており
雪は風で圧縮されていたので固く重い

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この低気圧による警報が出た前日まで雨が降り
自宅前 道路も所々アスファルトが出ていたが
また元どおりとなった


冬の大嵐

今季最強の嵐がやって来た

今回低気圧の中心気圧は
16日12時現在946ヘクトパスカル

前日午前6時の中心気圧が996ヘクトパスカル
この一日で50ヘクトパスカルと気圧が低下し
その勢力を強めた

tennnki1(1).jpg

「急速に発達する低気圧」の定義を大幅に上回り
風の強さは台風並み

当留萌地方は15日深夜に暴風雪・波浪警報が出された

20210216SS000011.jpg
(暴風雪警報発令地域)

この他暴風警報 波浪警報 高潮警報が全道各地方に発令
日本海側(留萌地方・石狩北部)は17日にかけて
数年に一度の猛吹雪になる予報

7(1)

16日には襟裳岬では最大瞬間風速43mを記録
当市でも35.5mが記録された

8(1).jpg

臨時休校になった小中高校も多い

16日夕方までの降雪量予報
は25センチ以上 多い所で50センチ

PDVD_017(1).jpg


この二日間雨が降り道路の雪も解けたが
さっそく雨返し

明日(17日)の朝 
家の周りはどんなことになっているのか



ダメージジーンズ

若者が膝の部分が破れたジーンズを履いて
歩いているのをよく見かける

膝の部分だけでなく 裾 ポケット 尻部分など
あちらこちら擦り切れていたり 破れていたり 
そんなジーンズだ

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ひと昔前から若者に人気があり
いまユニクロやら 楽天などネット通販でも手に入る

「ダメ―ジジーンズ」やら「ダメージデニム」などとして
色落ちされたものも販売されている

ファッションの概念が随分変わったものだ

自分で新品のジーンズを色落ちさせたり
引っ掻いて傷を付けたり
破いたりして履いている若者もいるのかもしれない

これこそ「オーダーメイド」だ

専門の業者は紙やすりで傷をつけるとか

ji2(1).jpg

ダメージがあるジーンズだから
「ダメージジーンズ」という名が
付いているのだろうが
古着なのか 新品なのか分からない

敢えて「ダメージ」を与えて履くという感覚は
高齢者には無いだろう

「ダメージジーンズ」を履いて父母の実家へ行ったら
祖母に「新しいズボン買いなさい」と言われ
お子遣いをもらったという話があったとかなかったとか

まさにジェネレーションギャップだ

ところで
ボクは工房の作業中も「ジーンズ」を履いている

座って作業する時間も多く 
いつも間にか膝の部分が擦り切れて
その度に100均の膝あてを付けてもらうが 
それもすぐ擦り切れて穴があく

これまで相当な数の「ジーンズ」にダメージを与えている
擦り切れて穴のあいた「ジーンズ」を履いたまま
買い物に出かけることもある 
これもファッション
「ダメージジーンズ」だからといっている

しかし 
「変な爺さんがいるな~」と思われているかもしれない

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また
気付かぬうちに靴下に穴があいていることがある
かかとの部分がやけにペタペタ床にくっつき
また胡坐(あぐら)をかいたときに気づいたりする

これを
「ダメージソックス」として流行らないか考えたが
これは無理なのか?
いくら楽天家でも楽天に出品しても買い手がつかないか?

いつもながら バカなことを考えている
頭に相当「ダメージ」がきているかも


厳寒のサーファー

北海道日本海北部留萌市沿岸は冬期間は時化が続く
この日もやや風が強く 気温は氷点下3度ほど

厳寒の海でサーファーを見つけた

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漁港傍の海岸で波はそれほど高くはない

海に入っているサーファーは一人だったが 
他に車があったので 複数いたのだろう

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夏の海水浴シーズンから秋には多くのサーファーが集まるが
この厳寒期のサーファーは殆ど見かけない

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この日ボクはスキーの帰り
スキー場でさえ寒いのに 海に入るとは・・・

大したものだ




空知平野の冬景色


石狩平野のうち空知地方の石狩川沿いの平野が
空知平野

写真は新十津川町から砂川市方面の冬景色
田畑が広がる

田んぼは一面雪で覆われている

sorachi1_convert_20210207111703.jpg

砂川市の東側に見えるのが「かもい岳」(写真下)
この山に歌志内市の「かもい岳スキー場」がある

一度閉鎖されたが市民の強い要望があり
2020年に再開されたようだ

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大型トラックが走っているのは
国道12号(旭川市~札幌市)と並走する国道275号
冬期間には吹雪によるホワイトアウトで事故も多い

この日も帰路の途中にホワイトアウト状態の箇所があった




暑寒別岳スキー場でのスキー滑り

隣町増毛町の暑寒別岳スキー場へは
留萌市から車で30分程度

北海道の日本海側の小中学校は
冬期間の体育の時間ではスキー授業が行われ
太平洋及び道東ではスケート授業が行われている

当市のスキー場は閉鎖されたためここで行われ
自衛隊員もスキー訓練が行われている

mashike4(1).jpg
(スキー授業での送迎バスと自衛隊車両)

スキー場 頂上の様子

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頂上には「パラレルの鐘」が松の木に吊り下げられ
子どもたちには人気のようで
鐘を鳴らしてから滑り降りていた

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このスキー場は傾斜は比較的ゆるく 
ほぼ直線コース
真下には採石場がある
 
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こちらのコースはやや傾斜がきつい回転用コース

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母親が子どもを特訓 
もう一人前の子がいた

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スキー場からは日本海が見渡すことが出来
(この日はやや曇りでかすんで見えない)

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天候に恵まれると 増毛町の街なみの向こうに
天売島・焼尻島が見られる

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天売島・焼尻島の位置は下図のとおり

sima1(1).jpg
(スキー場から直線距離で80Kmほど)

*写真は同日のものではありません




動物の足跡

山から 色々な動物がやって来ている
一番多いのはキツネ シカも時々見かける

冬は雪の上にその痕跡が残る

早朝庭に 比較的大きい足跡を確認
比較的大きい足跡でこれはエゾシカ

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朝までに多少雪が降ったので
足跡が雪で覆われていた

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(鹿の写真は昨年春に裏山で撮ったもの)

翌朝には別の足跡が残っていた

これは どうやらキタキツネのようだ

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早朝キツネが数匹確認されていた
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(キツネの写真は昨年裏山で獲ったもの)

冬のキツネは冬毛なのでもっと 
フカフカな格好のはず

団地には 
山から様々な動物がやってきているが
餌を与えるのはタブーだ



プロフィール

KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。

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