萌樹工房あれこれ 2019年12月
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雪の無い大晦日

019年は 「平成」から元号が「令和」に代わり
あっという間に もう大晦日

年を取るごとに 1年が早く過ぎ去ってしまう
地球の自転も公転も早くなっているのではないかと
つい思ってしまう
もう少しゆっくり回ってもらいたいものだ

ところで今朝の家の周りの状況はといえば
駐車スペースには全く雪が無い

昨夜は雨も降って雪はほとんど解けて
アスファルトが見えている

積雪ゼロ1(1)

道路も脇に除けた雪が多少残ってはいるが ほとんど無い

積雪ゼロ2(1)

31日の当市の積雪はゼロ
測候所は海辺にあり この場所より海抜が80mほど低い

これまで 大晦日で積雪ゼロの経験はない

北海道は今年どこも雪は少ないようだ
札幌市の積雪は1cm 旭川市は15cm

積雪1位は上川北部の朱鞠内で88cm  1mを割っている

雪が無く 楽といえば楽なのだが これで良いのか?
米農家の間では 雪の多い年は豊作だと昔から言い伝わっている
少なければどうなるのだろう

しかし午後からは低気圧の影響で 北海道は大荒れにの予報だ
大晦日から元旦は吹雪らしい 
すでに早朝に暴風雪警報が出された

数年前に猛吹雪で元旦を迎えたことがあった
この時 1週間完全に交通マヒになったが
こんなことにはならないでほしいものだ

いずれにしても 異常気象には間違いない

正月を迎える準備が出来た

正月飾り1(1)
  (ちょっと控えめな締め飾り)

壁には正月用の凧を飾ってみた
この「おたふく」は 笑っているが ちょっと目がきついかな

正月飾り2(1)


この凧は高知県の伝統工芸品である手すき和紙で作られている 
以前土佐和紙で有名な 「いの町」でお多福が購入したものだ

ことしも もうカウントダウンが始まった

新しい年が健康で 楽しい年でありますように

皆さんも よい年を迎えてください



スキーの初すべり

今年は わが家へサンタさんが来なかったので
26日に自らサンタさんの所へプレゼントをもらいに行った

しかし 「クリスマスは とっくに済んでいる」と言われた

ここはサンタさんがいる 旭川の「サンタプレゼントパーク」

img281(1).jpg

市中心部から車で約20分 
それほど高い山ではないが 標高330mで市内街並・夜景を一望でき
冬はスキー場として市民に人気のある所だ

この日は ここで今シーズンのスキー初すべり
しかし道内のスキー場は雪不足で どこもオープンが延期されている
このスキー場も24日にようやくオープンにこぎつけた

スキー場の名前からして クリスマスが終わってからのオープンだと
洒落にもならない
  
28日現在の旭川市の積雪量は たったの17cm

したがってオープンといっても 
使用出来るゲレンデは 3コースある内の 一番低いセンターコースのみ

リフトも頂上までは行かない 
いわゆる初心者コースのみでのオープンであった

ゲレンデ1(1)

スキー客は 丁度昼食時間であったのでまだ まばら

スキー場2-1(1)

スキー場4(1)

学校も冬休みに入ったばかりだが
さっそくスキー教室が始まっていた
 
スキー場4-1(1)

午後からは
低学年用のスキー教室が始まるのか ゼッケンを着けた子供たちが集まっていた

スキー場3-1(1)

駐車場は子供を送迎する親の車で満車

ところでボクはといえば
この日は5回ほど滑ってきたが

今シーズンの初滑りで
足慣らしなので まず初心者コースで充分か

怪我もせず まず小手調べの運動だった

そして サンタさんからプレゼントがあった
5回券を子ども料金におまけしてくれた
 
やはり 来た甲斐があったな~

・・・しかし
よくよく料金表を見ると
これはシニア券 子ども料金と同じだ

な~んだ!

 

北海道珍名の川 ~その3~

海道珍名の川 その3
前回は「おっかない」名前の川だったが

今回は かなり「危ない」名前の川を紹介

まず文字通り
「アブナイ川」という川があったとネットに出ていた
・・・ということは今は無いのか

「アブ」は釣針 「ナイ」は川で 釣針川という意味になるが
場所を調べてみたが 何処にも出ていない 
以前に存在していたようであるが 今は無いようだ

「ゴクドウ川」
勝手に漢字にすると「極道川」となり これは極めて危ない川だ

極道がここでアバレ(暴れ)た川ではないだろうが
この川は美唄(びばい)市を流れており 石狩川水系の支流

ゴクドウ川1-1(1)

次に「アバレ川」があった

アバレ川1-1(1)

「アバレ川」は美瑛(びえい)町を流れる川 
美唄のゴクドウ(極道)がここまで来て暴れた川なのか
また名前からして 
これまで何度も洪水を引き起こした川かもしれない

「イクサ川」

イクサ川1-1(1)

北見の訓子府(くんねっぷ)を流れる川で 
アイヌ同士で争いがあった川なのか
そんな訳はないだろう 
アイヌは争い事を嫌う民族だ
残念ながらアイヌ語の意味が解らない

いずれにしても 
反社会的集団は社会に大変迷惑をかけている
こんな「ワルイ(悪い)」集団を徹底的に取り締まって欲しいものだ

「ワルイ川」という川もある
長万部(おしゃまんべ)町を流れる川だ
また この「ワルイ川」のすぐそばを「ポンワルイ川」が並走している

ワルイ川1-1(1)

「ポン」はアイヌ語で「小さい」だから「ワルイ川」の子分だと勝手に推測した
逆に「大きい」はアイヌ語で「ポロ」
「ポロワルイ川」という川は見当たらないので「ワルイ川」の親分は存在しないようだ

今回は北海道の「危ない」名の川を紹介した
次回につづく

(注)

このブログで使っている川の名は 
ほとんどアイヌ語で それぞれ意味のある名が付けられているが
発音を日本語風にした場合 思わず吹き出す・面白い言葉になるものがある

このシリーズは
決してアイヌ語を卑下して書いているものではないのでご理解を



北海道珍名の川 ~その2~

北海道珍名の川 その2
今回は非常に「おっかない」名の川を紹介

その前に 
ボクは「おっかない」とは北海道の方言と思っていたが
どうやら違うらしい

東京の下町言葉が東日本に広まったようで 
西日本では使われていないとのこと

意味はご存知の通り 「恐ろしい」とか「怖い」
語源は 古語の「おほけなし」
「おっけなし」「おっかなし」「おっかない」に変化したとする説が有力とか

「おほけなし」は「身の程知らずだ・身分不相応・恐れ多い」という意味
~古語に全く弱いボクにとっては ちょっぴり賢くなった~

さて本題に入ることに

北見市本沢というところには「墓地川」というおっかない名の川があり 
芦別市にも同じ名の川がある

名の由来はアイヌ語なのかどうか 解らないが 川沿いには幽霊でも出そうな川だ

そら! やっぱり出た!
日高幌別川水系に「オバケ川」があった

しかも「オバケ川1号」「オバケ川2号」とペアリバーだ
心霊スポットになりそうな川だが そんなに名は売れていない
マイナーな川なのか? 今後観光PRしたらどうなのか

墓地川・オバケ川(1)
(上:墓地川 芦別市及び北見市 下:オバケ川 浦河町西舎付近)

怖くて「おばけ川」のリバーサイドには人は住めないかもな!
やはり「人住内(ヒトスマナイ)川」という名の川もあった 

人は川には住めないのが当たり前だが
この川が何処にあるのか確認が必要だ

身内が「キュシバッタリ川」でバッタリ倒れて急死したので
「オコツナイ川」のそばの墓に しんみりと納骨した
こんな紛らわしい名の川もあるんだな

尻別川水系には川に名前を付けるのが面倒だったのか「名無川」があり
一度行ったら二度と戻れなくなる「もどらずの川」があったりする

また 後志の共和町に「ソコナイ川」もあった 
川の中にブラックホールがあるのか? 怖い!ネ

この町には「発足(はったり)川」という嘘みたいな川も流れているが
ボクは 決してハッタリで書いているわけではない

「三途(サンズ)の川」という川は 捜したけど何処にも無かったな

や~今回は「おっかいない」「怖い」川ばかりだった

最後に
根室花咲港そばを流れる「オッカイベツ川」という名の川もあった

オッカイベツ川(1)
(オッカイベツ川・根室市の花咲港近く)


次回もチョット危ない川を紹介する予定だよ


北海道珍名の川 ~その1~

北海道の地名シリーズで紹介したとおり
地名はほとんどがアイヌ語に由来している

アイヌは狩猟採取民族なので 川辺に住んでいたことから
地名に「ペツ(川)」「ナイ(小川・沢)」「ト(沼・湖)」「ポロ(大きい)」
などを付けることが多い

今回は北海道の珍しい名前の「川」を紹介
川1(1)

この川シリーズは何回になるか分からないが 
ネタがそれほど多くないから 数回だろう

面白いシリーズになるのかどうか分からない
・・・というのは めでたく・可愛らしい名のつく川があまり無いからだ

まずトップバッターは
「可笑内(オカシナイ)川」 「面白内(オモシロナイ)川」 という具合で

拍手ももらえない名の川がある 
そして その名の川が・・・「ハクシュオモナイ川」

というわけで うけないブログになるかも・・・
・・・と思ったら 今度は

「オレウケナイ川」という名の川があった
この川は釧路市の近く 白糠町庶路川の支流だ

なるほど 格調高い名の川はない
極めつけは 
「キライベツ川」
この川は松浦武四郎の著に出てくる川の名で黒岳付近にあったらしい

それにしても北海道には珍しい名の川が沢山ある

珍名と言っても和人(ボク)が勝手に日本語的に解釈するので
おかしな名になる 

本来 アイヌ語ではちゃんとした意味のある名である

胆振地方のむかわ町を流れる川に「珍川」という川がある
何と読むのか 普通に読んだら「チン川」だ これで良いのか?
文字通り珍名さんだが 
ここでは立ちションは禁止にしたほうがよい

最後は 「ソロソロ沢川」
これは檜山地方の厚沢部町付近にあった川らしい
(これも武四郎の著にあったようだ)

川の珍名さんの紹介 
短いが 飽きれられないように

第一回をそろそろ終わらせる

川2 (1)
(このイラストは旭川の川によく似ている 橋が旭橋の形にそっくりだ)


峠の雪景色

留萌市から旭川市へ行く時はいつも途中から道道 いわゆる裏道を通る
要する時間は1時間20分程度

高規格道路から道央自動車道へ乗り換えて行く時間とそれほど変わらないが
距離はこの裏道の方が かなり短い

この道は
留萌・深川間高規格道路の沼田ICで下り 沼田町郊外から道道98号線へ移り
峠を越えて旭川市の嵐山付近へ抜ける

以前 冬期間は閉鎖されていたが 峠にトンネル(湯内トンネル)が出来たため
周年通れるようになった

この峠の道は四季折々の景色を見せてくれる

今年は まだ雪は少ない

先日(15日) 通ったときは 風が無かったので
木々には雪が落ちることなく積もっていた

1-1.png

この道は白樺が多く 
いまはすっかり葉が落ち 透けて奥まで見渡せる

2-1.png

3-1.png

写真の場所は 峠頂上のトンネルの手前

道路図1(1)

トンネルを抜けた辺りはエゾ松が群生し
葉は青々としている

4-1.png

トンネルまで 一緒に走ってみよう
(ドライブレコーダーの画像 2分間)


(画質はかなり悪くなっているが ご勘弁を)

この2分間ですれ違った車はたったの1台だった



方言玉手箱 その29 ~かっちゃく~2

方言玉手箱 前回に引き続き  「かっちゃく」その2

「かっちゃく」とは 北海道の方言で「引っ掻(か)く」の意味

今回は「かっちゃく」のエピソードを一つ紹介
(小学3年生だった ある日の教室でのお話)

学級の席替えが終わって 授業が始まった
何やら 後ろの席から「きゃ~きゃ~ ドタ バタ」と騒ぐ声がした

何と 男の子と女の子が喧嘩をしているではないか
この男の子はいつも席替えをするとすぐ 隣の女の子へちょっかいをかける癖がある

さっそく隣の子へチョッカイをかけたが それに怒った女の子と喧嘩バトルが始まった

この女の子もちょっかいには決して屈せず 
黙って好きにやらせておくような子ではなかった
男の子はそれを解っていなかったのだろうか 

そのうち男の子は「ぎゃ~」と声を出した瞬間に
鼻からはドバ~と大量の鼻血が

かっちゃき事件1(1)

何と二人の喧嘩はかっちゃき合いになり
女の子の指が偶然にも男の子の鼻に入り 
鼻の中を掻きむしったようなのだ

男の子はその痛さと 鼻血にビックリして
降参とばかりに 教室の窓から飛び出し 家に帰ってしまった
つまり尻尾を巻いて逃げて行ったのだ

ひるまず ちょっかいを跳ね返した女の子は「どうだ!」と言わんばかりの態度
その様子に クラスの子は拍手喝采とはいかないまでも
「大したものだ」と感服

さて さて そのあと
担任の先生が ボクに 「○○君を連れ戻してきてくれ」と命令
彼の家はグランドを挟んですぐ近く
ボクは仕方なく 彼の家へ迎えに行ったのだが

家には彼しかおらず 泣きじゃくって「学校には戻らない」の一点張り
何度も説得したが諦め 手ぶらで教室に戻ることになった

校舎(1)
(当時の校舎)

彼は「○○茂」という名だったが この「かっちゃき事件」
「♬ しげる もげる 鼻もげる」というあだ名が付いてしまった
(いじめはだめだネ!)

ちょっかいをかけた相手が悪かったのだ
それから彼はすっかり大人しくなったようだ

以上が「かっちゃき事件」の全容なのだが

彼はその後いつの間にか 
この学校から姿を消し どこかへ行ってしまった

親の仕事の関係で よその町へ引越したのだろううか
引越しの挨拶も何もなく いなくなった

「サーカスにでも売られたのではないか?」とか
とんでもない(?)ウワサが立ったが 定かではない
どうしてそんな噂が流れたのか それも定かではない



定かなことは 
そのやんちゃな男の子をかっちゃいて泣かせた「かっちゃき魔」の女の子は

今でも気丈に 
たくましく生きていることだろう


方言玉手箱 その28 ~かっちゃく~1

北海道の方言 その28

今回の方言は「かっちゃく」

母親が子どもに
「○○ちゃん 膝(ひざ)のかさびたかっちゃいで剥がしたらダメでしょう! 
いつまでも治らないよ!」
と こんな具合だ

子どものころは外で走ったり 遊んでいるときによく転んだもの
転んだら膝部分の皮が擦り剝けて 血だらけになったもんだ

特に当時の道路は 今のようにアスファルト舗装でなく 
石ころの凸凹道だから 傷は深くなる
傷口には小さな石や砂などが刺さっていたりして取り除くのに苦労する
何度も経験した

転ぶ時 肘(ひじ)で体を防御するので 肘もよく怪我をしていた

擦り傷1(1)

傷口をオキシフルで消毒すると 
その部分からシュワ~っと泡が出て まず一安心
そのうち
 傷口にはかさびた(これも方言か?全国的には「かさぶた」と言うらしい)
が張ってくる

傷口は治りかけに痒くなるのでついつい かっちゃいでしまう
そしてこのかさびたをすっかり治らないうちに剥がすのが
これまた快感なのだ!! 

子どもなら みんな大好きだ
いや ボクは未だにやっている

かさびたの端(はじ)っこから 少しづつ ゆっくり剥がすのがコツ
チョッと失敗すると また血が出てくる 血が出たら なめってごまかす

うまく剥がせたらもう治ったも同然
自然にかさびたが 剥がれてくるのが待ちきれない
剥がすのが早すぎると 治りかけた傷口はまた最初からやり直しだ

「かっちゃく」とは北海道の方言で
引っ掻(か)くの意味だ
なるほど「引っ掻き傷」か

一番わかりやすい表現は「猫にかっちゃかれた」でしょう

中には奥さんに顔をかっちゃかれた旦那もいるもかもな~
鋭い爪を持っていたら ライオンやヒョウにかちゃかれるのと同じだヨ 

傷が深かったら 心の傷は更に深い
そんな顔で職場へ行ったら大変だ 
しかも傷が頬(ほほ)から顎(あご)にかけてだったら 反社会的人物もビックリだ

北海道では春に山菜採りに行ってヒグマにかっちゃかれて大けがをする人がいる


下の写真はカニの身をほぐす「かっちゃき」と呼ばれる道具
文字通りかっちゃいで身を取り出すものだ

かっちゃき1(1)
(これでかっちゃかれたらホント痛そうだナ)


おまけ

この地域で奥さんのことを浜弁で「かっちゃ」ともいう

「ウチのかっちゃを怒らしたらおっかねーぞ」
かっちゃかっちゃかれね~ようにしなくっちゃならね~んだよ」
と言っていた漁師を思い出した

かっちゃく1(1)
(これは かっちゃが豹変したから ヒョウの爪だ)

ヤー最後のところは 読みにくかったな~


柚子(ゆず)湯に入ってみた

先日のブログで紹介した見慣れない柚子(ゆず)
今は冷蔵庫と同じ状態(温度)になっている物置に置いていたが 
痛んできたので 冬至まで待てず半分に切ってみた

ゆず湯1(1)
(半分に切った獅子(鬼)柚子とSサイズのミカン その大きさが分かる)

この柚子は獅子柚子あるいは鬼柚子という名のことだけあって 
姿かたちは表面がゴツゴツしており確かに獅子(鬼)のような顔をしている
しかし「・・・柚子」となっているがブンタンの仲間で 
原産は中国 奈良時代に日本に入ってきたとされている

写真のとおり直径は20cmもあり 
皮が非常に厚く 表面はゴツゴツ・ブクブクして
表皮と果肉の間には
ブンタンと同じように厚く白い綿が詰まり果肉はバサバサしていた

この獅子柚子(鬼柚子)の栽培は関東以西で
果肉は美味しいものではないので
家庭の観賞用・園芸用でしか扱われていないとのこと

中は人間の脳の形に似ており これは脳みそがいっぱい
「ボケ防止」にでも効果があるとなると これは大変!
栽培は経営的にも成り立ち 新しい産業の起爆剤になること間違いなし

「ボケ防止の効果」を研究している研究者がいるかもしれない

この二つに切った獅子柚子を袋に入れ 風呂に浮かばせて入ってみた
強い香りは無く 柔らかな柑橘類の香りがして リラックス効果はあるようだ

わが家では 二週間ほど早く ゆず湯に入った

おまけ
10日は気温が上がり プラスの8度にもなり
先日降り積もった雪は解け 11日現在当市の積雪量はゼロになった

積雪1(1)

(写真上が8日 下は雪が溶けた10日の様子)

北海道での積雪量の多いところは 朱鞠内77cm 幌加内55cm・・・
そして旭川は8cm 札幌もゼロとなっている

この時期 当市が積雪ゼロというのはあまりないこと
このまま正月を迎えることができたら どんなに楽なことか!

そんな訳にはいかないだろう
明日からは また吹雪で大荒れになるらしい


雪が積もりはじめた

12月8日朝
この日は自家用車の定期点検で旭川市へ行く予定だったが 
荒天のため 予定を延期し

まだ暴風雪・波浪警報のさなか 雪かきを始めた

季節風の浜風(西風)なので 向かいの家の前には積もらず
ウチの前には結構な雪が積もった

しかも吹き溜まりだ

積雪1(1)

作業中には時々 吹雪で周りが見えなくなる

積雪2(1)

この日は除雪車が入っていないので
車道もある程度は雪かきをしなければならない

積雪3(1)

車道は20センチ以上の雪が積もっている
郵便屋さんは バイクで配達するので大変だ
(この日は日曜日なので配達は無いか)

道路はすべてこのように雪が積もっているわけではない
強風による吹き溜まりなので 場所によっては全く積もらない
(ウチの前は当たりがよく いつも余計なものが溜まる)

この日の雪は庭の空き地に積んだが そのうち捨て場所が無くなる

今朝(9日)は今季初めて朝5時半頃に除雪車が入った
昨日に引き続き 2度目の本格的な雪かきだった

体調も万全 非常に良い汗をかいている 
(決して負け惜しみではない)

この辺には年中山から動物が下りて来て 食べ物を物色しているが
冬になるとその痕跡を残す

キツネの足跡は頻繁にみられるが 鹿も来る

動物足跡2(1)
(見ずらいが 左はキツネらしく 
右は・・・なんだカラスか これは珍しくない)

上川地方の幌加内(朱鞠内)ではもう積雪は1メートルを超えたらしい

当市は数日前まで積雪ゼロだったが 
これで根雪かな

見慣れない柚子(ゆず)

九州の知人から友人の庭で育った柚子(ゆず)を送ってくれた
冬至に風呂へ入れる柚子とのこと

北海道ではほとんど目にしない大きな柚子だ
初めて見た

ゆず1(1)

調べてみると
獅子柚子 あるいは鬼柚子という名の種類で
「柚子」と付くが ゆずではなくブンタンの仲間らしい

果肉が黄色くゴツゴツしていて 大きいのが特徴
生食には向かず 主にジャムや砂糖漬けなどに利用されるようだ

また 北海道でも見かける一般的な柚子も入っていた

ゆず2(1)

日本では冬至に柚子湯に入る習慣があるが ボクの家ではその習慣はない
あまり関心が無かったというのが本心

柚子湯は血行を良くし 肌の保湿効果があるので 
寒く空気が乾燥する時期に入ると最適らしい
香りも神経をリラックスさせる効果もあるようだ

ボクもこのところ 頭の方はリラックスしすぎだが 
肌は明らかに老化現象 乾燥肌であちこち痒い 

さっそく 柚子湯にでも入ってその効用にあずかろうか
冬至まで待てないかもしれない

獅子柚子(鬼柚子)の大きさを確認してみよう

ゆず3(1)

皮は相当厚いようだが 冬至に切ってみよう
中の果肉はどうなっているのだろう

まさか 
「笑点」メンバーの黄色の着物を着た落語家の頭の中のようなことはないだろう


冬将軍の先陣がやって来た

冬将軍の先陣がやって来た

天気図1(1)
(12月3日の天気図)

今年も台風はこの辺にはやって来なかった
近くを通ったが 特に被害の出るほどの台風は無かった

・・・が しかし 
冬になると 毎日とは言わないが 日本海低気圧 オホーツク海低気圧が発達して
台風並みの風が吹く

北海道日本海の吹雪は時々全国のトップニュースになることもあるが
そのニュースは ほとんど北海道留萌市だ

もう吹雪は「当留萌市に任せなさい」という感じで
「吹雪の留萌市」は もう「ブランド品」か?

11月下旬から何度か 暴風雪と波浪警報が出されたが 
風が強いだけで雪はついていなかった
今回も 同じような状況だった

風はとにかく強い
3日の海岸の様子を写真に撮ってみた

時化2
(風に飛ばされそうになって撮った時化の写真)

3日から猛烈に発達した低気圧は978ヘクトパスカルから960台になるという
台風とかわらない

これは何だ?

波の花3(1)

これは「波の花」と呼ばれているもの

時化により海水が攪拌され 泡になり風で飛ばされている状態
洗剤で泡立てされているものではない
 
「波の花」と名付けられているほどロマンチックではない

この日は 雪は風で飛ばされほとんど積もっていない

道路1(1)
(街中の道路の状況)

3日深夜から 風はますます激しくなり雪もついた

4日朝起きてみると 

吹雪模様1(1)
(窓に付いた雪と外の吹雪模様)

家の前は雪はそれほどではないが
ところどころ吹き溜まりが出来ていた

吹き溜まり1(1)

今季 雪かきの初仕事
今冬の仕事始めは この12月4日 
足腰慣らしには程よい雪の量

ほんの10分ほどで終わったが

いよいよ冬将軍の本陣が攻めてくるのか
まだ
 まだ 負けるわけにはいかない


プロフィール

KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。

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