木曜日、久しぶりに
千葉県動物愛護センターへ行って来ました。
詳しい報告は既にちばわんの「
愛護センター・レポート」にUPいたしましたので
もうご覧になっていただいた方が殆どかと思いますが
まだの方はぜひそちらもご覧くださいね。
・・・この日は私は運搬とレポートを担当しました。
7月以来のセンター訪問でしたが、毎回センターレポートで見ているとおり
本当に沢山の犬達が収容されていて、検疫室もいっぱいいっぱい・・・。
センターレポートにも書きましたが、検疫場所がなくて収容室に置かれている仔犬や
最終部屋にも仔犬たちが居て本当に辛い気持になりました。
この日は私は本当は預りっこのお迎えに行く予定だったんです。
生後半年ほどで(おそらく)捨てられた4匹のラブラドールのうちの1匹、
男の子に我家に来てもらうつもりでした。
感染症と戦っていると聞いていましたが、
しかし、その子は戦いに勝つことができませんでした。
元飼い主はどんな人なのか、どんな事情があるかわかりませんが
仔犬のうちにワクチンの接種さえしていれば命を落とすことはなかったと思います。
せっかく幸せになるチャンスを掴んだのに、
ちばわんの保護犬としてセンターを出られれば幸せは約束されたようなものだったのに
本当に残念です・・・
下の写真はおそらく亡くなった子の兄弟で譲渡予定があります。
亡くなった兄弟の分まで幸せになって欲しい・・・もう少し元気に待っていてね!
センターでは‘ワクチンの接種’という、こんなあたりまえのことすらしてもらってないために
命を落とす子が本当に多いです。
最終のお部屋で寄り添っていた優しい成犬と仔犬達の
周りにもあちこに血便が飛び散っていました。

次々に沢山の犬達が収容されるセンターの環境では
いくら職員の方々が一生懸命対処してくださっても感染症を防ぐのは至難の業です。
そして精神的にも肉体的にも過酷な状況で、弱っている体力では
一度感染症にかかったら回復するのは奇跡に近い・・・
我家に来週やってくる子も今、検疫中です。
「沙羅(さら)ちゃん」という仮の名前も決めました。
来週お迎えに行きます。
ぜひぜひ無事に検疫を乗り切ってほしいと心から祈ります。

そして、私が運搬したわんちゃん達。
小さくて痩せていた仔犬は
こちらでしっかりケアしてもらっています。
そしてすご~くフレンドリーでラブの魅力満開のこの子は
ちばわんおなじみの
くぅママさん家で赤い糸を待っています。
このラブちゃんは、遅くまでお仕事しながら預かりもしてくださっているくぅママさん家まで
お届けすることができずに、
小粒ままさん家で夜までお預かりしていただきました。
センターへの訪問は午前中早めに家を出ることが多いです。
でも、お仕事をしながら預かりもされいるお家にお届けするのは夜の時間でないと難しい。
夜まで待てればいいのですが、夕食の準備もあるし、
自分家の犬達のお留守番も12時間を越えれば排泄の心配があります。
何より、ケージに入れられたまま車に乗りっぱなしのわんちゃんは
ただでさえ吐いたり下痢したりと心配な状態のときが多いのに
さらに疲れてしまいます。
今回は夜までお預かりしてくださった小粒ままさんに本当にお世話になりました。
急なお願いを快く引き受けてくださった小粒ままさん、本当にありがとうございました。
長距離の運搬ができなくても、高速道路の利用が便利なお家では
一時的な休憩所として使用させていただくと本当に助かります。
ちばわんの活動はこうやって目立たないところで協力している
たくさんのスタッフで成り立っているんだなあと改めて感じました。
お正月休みを前に、センターの犬達を1匹でも多く助けてあげたいです。
弱っている子はお正月を乗り切れないかも知れません。
いぬ親さんを希望していただける方、預りをしてくださる方がいらっしゃいましたら
にちばわんの「愛護センター・レポート」をご覧いただいて
ちばわんまでご連絡をお願いいたします。