松本から車で約30分くらいの安曇野東山包美術館へ。何年か前に目黒のどこかの美術館でこの「包む」展示をやっていたのを見逃した。まさか常設の美術館があったなんて感激。
美術館の目の前は開けていて、北アルプスがすごくよく見える良いところです。
営業時間 10:00~18:00定休日 木曜日住所 長野県北安曇郡池田町会染7700-1TEL 0261-62-5078
中に入ると、近所のおばちゃん的な人が切り盛りしていました。
あまり人が来ないらしく、1階の奥にあるギャラリーの電気をつけてもらう。
とはいっても、最近デザイナーの方がよく来るようになったのよと言ってました。デザインが好きな方にはすごくおすすめです。昔のパッケージデザインが集められています。藁などの素材を使って理に適ったデザイン。デザインとは表層を整えるのではなく、使われ方を計算された設計だと改めて思います。
小さいスペースに所狭しとコレクションされたパッケージが展示されてます。
包むものと包む側の素材の特性と日本の気候と、ひとつひとつ丁寧に説明されていました。
鱒寿司とか車海老とか豆腐、瓶、稲庭うどん、お菓子などなど。ほんとよく出来ている。
今も見かけるものもいくつか。
パッケージの展示の隣には、これまた世界の民芸、お面のコレクションがずらり。
ほんとに面白い。小さいながらも見応えのあるところでした。
美術館の目の前に横たわる冬の北アルプス。
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